南海電車の旅!!その4(春木~難波)前編

投稿日:2025年09月15日

2025年9月9日(火)晴れ、南海電車の旅の4日目は、春木駅から難波駅までの営業キロ23.7kmに挑戦する。本日は南海本線の仕上げ旅となると同時に今回の旅で最長区間となった。また、春木駅から難波駅まで間に18駅もあり、通り過ぎないよう細心の注意を要した。本日もホテルで朝食をとってから臨む。それにしても東京や大阪などの都心の鉄道網はダイヤの本数が多々あり助かる。一日数便の地方の鉄道網に比べ歩きやすい環境と改めて認識する。昨日と同様、堺駅までは各駅で堺駅から準急に乗り換え春木駅に向かうことにする。

※阪堺電車の車両に本日も対面、堺駅で乗り換え

※春木駅

本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

春木(8:32)~忠岡(9:02)~泉大津(9:42)~松ノ浜(10:06)~北助松(10:27)~高石(10:52)~羽衣(11:43)~浜寺公園(12:33)~諏訪ノ森(13:00)~石津川(13:37)~湊(14:01)~堺(14:30)~七道(しちどう、15:06)~住ノ江(15:45)~住吉大社(16:02)~粉浜(こはま、16:21)~岸里玉出(16:37)~天下茶屋(16:57)~新今宮(17:20)~難波(18:05)

①踏切を横切り、鉄道の左側となる。本日は原則、左側をキープして歩く。8時41分、岸和田けいりん前を通過。忠岡駅には9時2分に到着。今歩いている道路は府道204号線(阪堺南線)とあった。9時16分、忠岡町消防本所前を通過。9時21分より、万歩計で198歩ある大津川橋(大津川)を渡る。橋を渡ると忠岡町から泉大津市となる。泉大津駅には9時42分に到着する。そして、淡々と歩いた先に松ノ浜駅(10時6分)があった。

※岸和田けいりん経由で忠岡駅へ

※忠岡駅

※泉大津駅への路

※泉大津駅

※松ノ浜駅

②10時12分、小学生作品の壁画がある前を通過。この界隈で高架は終わりとなる。10時16分、府道204号線に合流する。北助松駅には10時27分に到着する。10時32分、踏切を横切り、鉄道の右側となる。10時35分、道路下を潜る。10時43分、鉄道は高架となる。高石駅には10時52分に到着する。駅前にあるスーパーライフの店があり賑やかであった。9月28日、10月11日~12日日に開催される”だんじり祭り”の提灯が岸和田駅前をはじめとして沿道でいたるところで見かける。

※北助松駅への路

※北助松駅

※高石駅への路

※高石駅

③10時7分、高石小学校前を通過。11時21分、線路下を潜り、鉄道の右側となる。11時26分、35歩ある新羽衣橋(あしだ川)を渡る。おとぎ話に登場する羽衣が描かれた会館前を経由して羽衣駅には11時43分到着する。高架した鉄道の右側に出る。ここで怪奇現象に遭遇する。誤って高石方向に進むという現象である。ナビの動きが今でも解明できないでいる。2017年11月、天竜浜名湖鉄道の旅でも気賀駅から西気賀駅に向かう際、誤って気賀駅に戻るという怪奇現象を思い出し懐かしくなる。途中、通りがかりの人に聞いて、誤って高石駅方面に進んでいることが判明する。羽衣駅には12時18分到着。35分のロスタイムとなる。でも、このような誤って進むのも歩き鉄旅ならではの醍醐味である。羽衣伝説にあやかって楽しい時間を過ごさせて頂く。この駅に面して阪和線範疇の羽衣線(鳳~東羽衣:1.7㎞)があった。阪和線と南海本線の繋ぎの役目で地元の方にとっては重要な路線であると思われた。後編に続く!!

※羽衣会館への路

※羽衣伝説の絵画

※羽衣駅への路、羽衣駅。東羽衣駅(JR線)

南海電車の旅!!その3(尾崎~春木)後編

投稿日:2025年09月14日

⑥12時23分、高架路線から通常の路線となる。12時36分、優人会病院前を通過。その先に”しょうへい橋”があった。12時41分、42歩ある佐野川を渡る。井原里駅には12時46分に到着する。丁度、特急電車が通過してゆく。そして、鶴原駅には13時16分到着する。13時23分、田尻町から貝塚市となる。川を渡る。二色浜駅には13時39分に到着する。

※井原里駅への路

※井原里駅

※鶴原駅への路

※鶴原駅

※二色浜駅への路

※二色浜駅

⑦13時44分、大阪34㎞、岸和田4kmと記した標識前を通過。13時50分、喉がからからとなりやっと喫茶店に巡り合える。伊太利庵“匠珈琲王様ファイル”という粋なでアイスコーヒとケーキを頂く。この小休止は火照った身体を癒してくれた。生き返る。14時15分、62歩ある近木橋(近木川)を渡る。貝塚駅には14時40分に到着する。

※喫茶店までの路

※貝塚駅への路

※貝塚駅

⑧14時45分、感田神社・海幸戎神社前を通過。15時2分、56歩ある昭代橋(津田川)を渡る。蛸地蔵駅には15時22分到着する。そして、線路沿い沿って歩いた先に岸和田駅があった。いつの間にか線路は高架となっていた。

※蛸地蔵駅への路

※蛸地蔵駅

※岸和田駅への路

※岸和田駅

⑧15時52分、道路下を潜る。15時59分、踏切を横切り、鉄道の左側となる。和泉大宮駅には16時2分に到着する。16時14分、踏切を横切り、鉄道の右側となる。16時15分、春木新温泉があった。踏切を横切り、鉄道の左側となる。上りホームにある春木駅には16時26分に到着する。南海本線の大半の駅が線路を跨ぐ通路がなく、上り下りの改札口が独立していた。この駅をこのようなタイプの改札口であった。万歩計は46,384歩となっていた、10分位の待ち合わせで急行がやって来る。新今宮駅には16時51分に到着する。

※和泉大宮駅への路

※和泉大宮駅

※春木駅への路

※春木駅

➈ホテルには17時20分に到着。汗を流した後、あべのルシアスにある酒房”ワビスケ”で本日の疲れを癒す。本日も予定の行程がクリアでき充実した一日となった。

※南海本線新今宮駅、阪堺電車新今宮駅(南海電鉄系列)

※ワビスケで祝杯

南海電車の旅!!その3(尾崎~春木)前編

投稿日:2025年09月14日

2025年9月8日(月)晴れ、南海電車の旅の3日目は、南海本線の尾崎駅から春木駅までの営業キロ19.4kmに挑戦する。本日は、月曜日のためホテル朝食会場は昨日に比べ3分1程度の人数だった。7時20分頃ホテルを出て、新今宮駅に向かう。そして、堺駅まで各駅で行き、そこから特急(新今宮7時52分発)で尾崎駅に向かう。昨日は日曜日のため、和歌山市駅まで座れたが、本日は平日でもあり、堺駅まで通学・通勤の客で一杯で座ることができず。

※阪堺電車駅を経由して新今宮駅へ

※尾崎駅

本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

尾崎(8:36)~樽井(9:37)~岡田浦(10:16)~吉見ノ里(10:50)~羽倉崎(11:23)~泉佐野(12:07)~井原里(12:46)~鶴原(13:16)~二色浜(13:39)~貝塚(14:40)~蛸地蔵(15:22)~岸和田(15:43)~和泉大宮(16:02)~春木(16:26)

①尾崎駅から樽井駅までの道筋はややこしかった。ナビがなければ、踏破するのは難しいと感じた。ナビで道筋を確認し、鉄道の左側をキープして樽井駅に向かうことにする。9時、福島日限(ひきり)地蔵尊前を通過。9時2分より、万歩計で169歩ある男里川を渡る。9時6分、橋を渡ると阪南市から泉南市となる。誤って、男里川に沿って歩く。しかし、工場などがあり、鉄道に沿った道路がない。ナビで確認した結果、橋を渡った先まで引き返す道筋が最も分かりやすいと判断し、引き返す。誤った地点には9時20分に戻る。14分、ロスタイムとなる。ナビを見ながらくねくねした道筋を歩く。9時29分、踏切を横切り、鉄道の右側となる。樽井駅には9時37分に到着。営業キロ2.5㎞に61分要す。

※男里川を渡るまでの道筋

※誤った方向に進み、橋の袂まで戻る

※樽井駅への路

※樽井駅

②9時44分、泉南郵便局前を通過。9時58分、間もなく収穫を迎える稲があった。岡田浦駅には10時11分と10時16分に到着する。10時16分の改札口は踏切を横切った先にあった。

※岡田浦駅への路

※岡田浦駅

③10時19分、泉南市立西進達小学校前を通過。10時56分、今歩いている道路は府道250号線(鳥取吉見佐野線)とあった。10時26分、岡田という地名前を通過。10時31分より。169歩ある樫井川を渡る。10時44分、春日神社前で本日の安全を祈願する。吉見ノ里駅には10時50分に到着する。

※吉見ノ里駅への路

※吉見ノ里駅

④11時1分、田尻町立中学校前を通過。1時12分、田尻町から泉佐野市となる。羽倉先駅には11時23分に到着する。

※羽倉山崎駅への路

※羽倉崎駅

⑤11時35分、丸亀製麺前を通過。12時7分、関西国際線が繋がる泉佐野駅には12時7分に到着する。後編に続く!!

※泉佐野駅への路

※泉佐野駅

南海電車の旅!!その2(和歌山市~尾崎)後編

投稿日:2025年09月14日

⑤13時43分、南海本線の線路下を潜り、鉄道の右側となる。今歩いている道路は府道752号線(和歌山阪南線)とあった。この界隈には古墳を囲む池があった。14時22分、踏切を横切り鉄道の左側となる。踏切先から駅舎が見えるが、住宅街が続いており、なかなか到着できず、くねくねした道筋を歩きやっと淡輪駅(14時30分)できる。

※淡輪駅への路

※淡輪駅

⑥14時41分、踏切を横切り鉄道の右側となる。ここから幹線道路ではなく、鉄道に沿った脇道を歩き、”鉄道つたい歩き”の醍醐味を楽しむ。15時34分、茶屋川を渡る。箱作駅には15時38分に到着する。

※箱作駅への路

※箱作駅

⑦15時47分、大阪52㎞、泉南7kmと記した標識前を通過。その先にある生島家らーめん店で小休止も兼ね、遅いランチ(15時50分~16時10分)とする。16時19分、海岸線を歩く。16時21分、貝掛西と記した標識前を通過。踏切を横切り、鉄道の左側となった先に鳥取ノ荘駅(16時44分)があった。そして、線路沿いを淡々と歩いた先に尾崎駅(17時12分)があった。この駅にもみさき公園駅と同様駅員がいた。万歩計は49,969歩とあった。

※遅いランチまでの路

※鳥取ノ荘駅までの路

※鳥取ノ荘駅

※尾崎駅への路

※尾崎駅

⑧運よく、17時21分発の特急があり乗車できる。南海本線’(難波~和歌山市)区間の特急は、特急券必要な車両と不要な車両が連結していた。このような車両を見ると、名鉄本線(2024年11月踏破)を思い出す。だだし、空港線(難波~泉佐野~関西空港)の特急は、全席指定の車両であった。新今宮駅には18時に到着。そして、ホテルには18時17分に到着。

※尾崎駅から新今宮駅へ

⑨ホテルで汗を流した後、遅いライチを考慮し、コンビニで祝杯用の食材を購入し、ささやかながら祝杯をあげる。本日の乗り鉄や歩き鉄を通じ、南海本線の路線風景がインプットできる。充実した一日であった。

※地下鉄御堂筋線動物園前駅、東横イン

※テレビを見ながら祝杯

南海電車の旅!!その2(和歌山市~尾崎)前編

投稿日:2025年09月13日

2025年9月7日(日)晴れ、南海電車の旅の2日目は、南海本線の和歌山市駅から尾崎駅までの営業キロ21.1kmに挑戦する。朝、ホテルで朝食をとってから臨む。2階にあるレストランは日曜日でもあったこともあり一杯であった。ホテルから10分位要し、南海電鉄の新今宮駅まで移動する。途中、地下鉄御堂筋線の動物園前駅、そしてJR線や阪堺線(路面電車)の新今宮駅があった。改めて、今回使用させて頂いたホテルは、大阪圏の歩き鉄旅に最適な位置にあると認識する。大阪府海岸線を走る南海本線から見える車窓の風景を堪能しながら和歌山市駅まで移動する。運よく準急に乗ることができる。和歌山市駅界隈は紀勢本線(2018年9月)や阪和線(2019年9月)を踏破する際立ち寄ったので懐かしくなる。

※新今宮駅までの風景

※新今宮駅

※和歌山市駅

本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

和歌山市(8:49)~紀ノ川(9:43)~和歌山大学前(11:16)~孝子(きょうし、11:59)~みさき公園(13:32)~淡輪)14:30)~箱作(はこつくり、15:38)~鳥取ノ荘(16:44)~尾崎(17:12)

①和歌山市駅前を種々のアングルから撮影してから紀ノ川駅を目指す。この駅への道筋、紀の川が絡み複雑な道筋をナビを見ながら進む。改めてナビの威力を痛感する。私が始めた当初の歩き方(電柱と鉄道を”鉄道案内人”とする)では効率的な歩き方はできないだろうと。8時57分、南海本線と紀勢本線の踏切を横切り、鉄道の左側となる。9時2分より、万歩計で1,095歩ある紀の川を渡る。200m~300m位ある右手向こうには南海本線の鉄橋があった。くねくねした道筋を歩く。踏切前で渡るべきか否か、また左右どちらにあるか右往左往する。再度ナビで確認した結果、踏切を横切り少し戻った先(右)に紀ノ川駅があると判明する。道筋何人かの通行人と対面する。紀ノ川駅には9時43分に到着する。この駅は加太線(紀ノ川~加太:9.6㎞)も合流していた。

※紀の川土手への路

※紀の川を渡りくねくねした路地を歩く

※紀ノ川駅界隈

※紀ノ川駅

②再度踏切を横切り、鉄道の左側となる。9時57分、スーパーエバグリーン前を通過。和歌山市梶取(かんとう)交差点で県道7号線に合流する。その先で大阪66㎞、岬9㎞と記した標識があった。梶取バス停前(和歌山バス)を通過。10時16分、南海加太線を横切る。10時18分、45歩ある梶取橋を渡る。今歩いている道路は県道752号線とあった。10時55分、急な坂道を上る。和歌山市大学前には11時16分に到着する。エスカレーターを上り改札口前まで向かう。するとイオンモールやイベント会場があり、沢山の人の姿があった。ここで30分位寛ぐことも考えたが、先を急ぐため断念する。

※梶取バス停への路

※和歌山市大学苗駅への路

※和歌山市大学前駅

③11時29分、南海本線の線路を跨ぐ。因みに南海本線のレール幅は、JR在来線(首都圏の大半の私鉄がこのタイプ)と同じ幅で、関西地区では、これまで歩いた路線では近鉄線の一部(南大阪線・吉野線など)や神戸電鉄。関西地区の私鉄の大半が新幹線と同じレール幅であると思われる。前方にはふじと台の分譲地の看板があった。11時36分、関西空港まで3㎞の看板を目にする。11時38分、蝉の声(つくつくぼうし)を耳にする。11時44分、孝子峠辺りで和歌山県和歌山市から大阪府岬町となる。孝子駅には11時59分到着。到着するや否や”野バラ”の童謡が聞こえて来る。

※孝子峠への路

※孝子駅への路

※孝子駅

④12時52分、野鉄観光バス前を通過。13時7分、南海本線下を潜り、鉄道の左側となる。ここから鉄道と道路が大きく乖離する。13時10分、大阪56㎞、阪南11㎞と記した標識前を通過。13時11分、51歩ある昭南橋を渡る。13時20分、岬中学校前を通過。みさき公園駅には13時32分にやっと到着。それにしても、炎天下の中、孝子駅からの道筋は遠かった。この駅は駅員のいる格調高い立派な駅舎であった。この駅で南海電鉄の路線図を頂き、大きくなった南海電車(阪堺線・上町線・泉北縁の拡充)に驚くと同時に南海電鉄踏破への負荷を痛感する。駅前にはみさき公園があった。フコク生命時代の友人によると、かつてはこの公園にも観覧車があったとのこと。後編に続く!!

※みさき公園駅への路

※みさき公園駅

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