室蘭本線の旅!!その2(岩見沢~由仁)後編
投稿日:2025年06月23日
④12時10分、国道234号線に合流する。12時12分、29歩ある栗丘橋を渡る。12時22分、高速道路下を潜る。12時24分、岩見沢から13㎞地点に到達。12時26分、栗山4km、苫小牧63㎞と記した道路標識前を通過。12時31分から12時35分にかけ、1975年4月廃線となった夕張鉄道線路下を潜る。12時39分、岩見沢市から栗山町に入る。右手には夕張川が流れていた。12時47分より、340歩ある第1松丘跨線橋を跨ぎ、鉄道の左側となる。13時2分、栗山自動車学校前を通過。13時6分、桜が丘バス停前(中央バス)前を通過。13時12分より、111歩ある公園橋(雨煙別川)を渡る。道道274号(3.4.8新町通)を歩く。栗山駅には13時26分に到着。この駅には駅員の姿があった。丁度、苫小牧方面の列車がやって来る。
※栗山駅への路
※栗山駅
⑤13時52分、富士川沿いを歩く。13時57分、麦畑前を通過。13時5分、JA空知南前を通過。13時7分、薄日となる。日本通運前を通過。14時14分、栗山町リサイクルセンター前を通過。14時26分、岩見沢方面に向かう1両編成の列車と対面し、大きく迂回する道筋もエンドとなる。8分位川に沿って歩き、14時41分より、471歩ある夕張川(栗由大橋)を渡る。14時51分、左手には池があった。14時58分、国道234号線に合流する。113歩ある由仁橋(由仁川)を渡る。由仁駅はセブンイレブンの交差点手前を右折したとこにあったが、300m位行き過ぎる。由仁駅には15時28分に到着する。
※由仁駅への路
※由仁駅
⑥運よく15時34分の列車に間に合う。当初の予定は17時5分であったので、ラッキーな気分となる。苫小牧駅には16時41分到着。汗を流した跡、ホテルロビーでカレーを頂き、部屋に戻りささやかながら祝杯をあげ、本日の疲れを癒す。
※ホテルへの途、追分駅
室蘭本線の旅!!その2(岩見沢~由仁)前編
投稿日:2025年06月23日
2025年6月12日(木)曇り/晴れ、室蘭本線の旅の2日目は、岩見沢から由仁までの営業キロ24.6㎞に挑戦する。明日は苫小牧発6時11分の始発(3番ホーム2両編成)で岩見沢に向かうため、寝坊しないよう目覚まし時計を4時にセットし就寝する。3時頃目が覚め、本日の準備をする。沼ノ端から遠浅にかけ、山間が続き、車窓から熊出没の恐れを感じた。しかし、遠浅から岩見沢にかけては、所々で森は登場したが、熊の出現の恐れは感じられず安堵する。三川駅、由仁駅、栗山駅辺りから、岩見沢に向かう沢山の高校生が乗車し、車内は満席の状態となる。岩見沢には7時40分に到着。
※苫小牧駅へ
※岩見沢まで移動
※岩見沢駅
本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
岩見沢(7:51)~志文(9:35)~栗沢(10:56)~栗丘(12:07)~栗山(13:26)~由仁(ゆに、15:20)
①岩見沢は函館本線の踏破の際立ち寄った駅舎で懐かしくなる。当時の記録(日本縦断の旅PDF読本)を読み返すと、2014年6月26日(木)20時47分に上がり、2014年6月27日(金)スタートとある。11年前の自分の体力の凄さに驚く。8時10分、万歩計で71歩ある萩園橋(利根別川)を渡る。8時17分、岩見沢農業高前を通過。8時19分、40歩ある東利根別川を渡る。それにしても、岩見沢駅前の整備された道筋には改めて驚いた。8時30分、岩見沢高校北海道教育大学前を通過。この先の交差点でナビで現在地を確認する。国道234号から大きく離れており驚く。20分位要し、8時50分、駒園7交差点で国道234号に合流する。9時4分、高速道路下を潜る。9時17分、岩見沢明日佳病院前を通過。志文駅には9時35分にやっと到着する。営業キロ7.1㎞に対し、1時間41分要す。
※志文駅への路
※志文駅
②9時47分より、84歩ある志文橋(幌向井:石狩川水系)を渡る。9時52分、道筋には麦畑があった。10時2分、耕成神社前で本日の安全を祈願する。その先で国道234号に合流する。10時13分、道筋に水田があった。10時22分、国道234号線から左折する。10時24分、栃沢十線橋を渡る。10時27分、田植えしたばかりの水田前を通過。10時30分、牛舎前を通過。10時45分、最上川(北橋)を渡る。栗沢駅には10時56分に到着。駅舎が自動ドアであるのに驚く。
※栗沢駅への路
※栗沢駅
③11時7分、栗沢本町簡易郵便局前を通過。11時23分、国道234号線に合流する。11時44分、橋の名前にマッチしない泥水が流れる清流橋を渡る。北海道は道路は太いし、直線道路が多いのに改めて気付く。11時32分、最上南の沢橋(最上南の沢川)を渡る。11時33分、56歩ある加茂川(加茂橋)を渡る。この界隈の地点は、岩見沢から11㎞とあった。朝、由仁駅界隈で見た山が見えて来る、11時53分、太陽光発電があった。栗丘駅には12時7分到着。後編に続く!!
※栗丘駅への路
※栗丘駅への路
室蘭本線の旅!!その1(苫小牧への移動)
投稿日:2025年06月23日
2025年6月11日(水)曇り、室蘭本線の旅の1日目は、飛行機で新千歳空港まで移動し、そこからJR線を乗り継いで苫小牧まで向かう。途中、南千歳で乗り換えとなる。苫小牧駅に到着するや否や、みどり生命時代お世話になったベルコの建物が目に入る。苫小牧は生まれて初めて踏み入れる地であるが、かつて山形駅界隈の飲み屋で知り合った泥舟さんの出身の地であることと、そしてマー君の母校駒大苫小牧高がある地であることを思い出し親しみを感じる。駅前にある東横インには14時頃到着する。チェックインを済ませ、15時過ぎ、本日の飲み屋探しを兼ね、苫小牧の街並みを散歩する。
※いざ出発(羽田空港にて)
※南千歳駅への路
苫小牧駅への路
※苫小牧駅、苫小牧ベルコ、東横イン
駅から少し歩いた先に王子製紙工場があった。後日お邪魔するせきはら店主のお話によると、この工場では新聞紙や段ボール箱を中心に製造しているとのことであった。また、最近紙離れが多くなり、一部工場を縮小したとのことであった。汗を流したあと、ホテルから10分位ある、海鮮茶屋”海陽”にお邪魔し、明日からの英気を養う。
※王子製紙苫小牧工場
※アカエゾマツを背景に
※飲み屋までの路、池田酒店に立ち寄り日本酒ゲット
※船中八策を飲みながら明日のからの歩きを考える
室蘭本線の旅!!そのプランとは
投稿日:2025年06月23日
室蘭本線の旅(岩見沢~長万部:営業キロ211㎞、東室蘭~室蘭:7.0㎞)
〇2025年6月11日(水)曇り
ANA61便 羽田11:00 →千歳12:35
千歳空港12:50 → 南千歳12:53
南千歳12:59 → 苫小牧13:21
苫小牧泊(東横イン苫小牧駅前:0144-32-1045:アイヌさん)
〇6月12日(木)曇り/晴れ
苫小牧6:11 → 岩見沢7:40
岩見沢~志文~栗沢~栗丘~栗山~由仁(ゆに) (24.6㎞)
由仁15:34 → 苫小牧16:41
苫小牧泊
〇6月13日(金)晴れ
苫小牧6:11 → 由仁7:06
由仁~古山~三川~追分~安平(22.4㎞)
安平14:16 → 苫小牧14:45
苫小牧泊
〇6月14日(土)晴れ
苫小牧7:31 → 安平8:01
安平~早来~遠浅~沼ノ端~苫小牧(28.8㎞)
苫小牧泊
〇6月15日(日)曇り
苫小牧6:10 → 室蘭7:33
室蘭~母恋~御埼~輪西~東室蘭~鷲別~幌別~富浦~登別(24.5㎞)
登別17:26 → 苫小牧18:23
苫小牧泊
〇6月16日(月)晴れ
苫小牧7:49 → 登別8:32
登別~虎杖浜~竹浦~北吉原~萩野~白老~社台(24.4㎞)
社台16:30 → 苫小牧16:48
苫小牧泊+
〇6月17日(火)曇り/晴れ’
苫小牧7:49 → 社台8:09
社台~錦岡~糸井~青葉~苫小牧(16.1㎞)
苫小牧泊
〇6月18日(水)快晴
北斗2号 苫小牧6:44 → 長万部8:07
長万部~静狩~小幌(17.5㎞)
小幌15:39 → 東室蘭16:54
東室蘭泊(アパホテル室蘭0143-43-2333)
〇6月19日(木)快晴
東室蘭7:27→ 静狩8:42
小幌~礼文~大岸~豊浦(18.6㎞)
(実際には:静狩~小幌~礼文~大岸~豊浦:25.5km)
豊浦17:22 → 東室蘭18:20
東室蘭泊
〇6月20日(金)曇り/晴れ
東室蘭7:27 → 豊浦8:17
豊浦~洞爺~有珠~長和~伊達紋別~北舟岡~稀府(まれっぺ)(24.5㎞)
稀府16:36 → 東室蘭16:54
東室蘭泊
〇6月21日(土)曇り/晴れ
東室蘭7:27 → 稀府7:47
稀府~黄金~埼守~本輪西~東室蘭(16.6㎞)
東室蘭泊
〇6月22日(日)晴れ
北斗3号 東室蘭10:03 → 南千歳10:57
南千歳11:02 → 千歳空港 11:06
新千歳空港温泉(0123-46-4126)で旅の疲れ癒す(空港ビル4F)
ANA66便 千歳14:30 → 羽田16:05
室蘭本線の旅!!有言実行なる
投稿日:2025年06月23日
2025年6月11日(水)からの22日(日)までの11泊12日の室蘭本線の旅(岩見沢~長万部:営業キロ218㎞)、沢山の方のご声援と天や神のご加護を得て、この本線に登場する47ある全駅舎の立ち寄りに成功する。この区間、熊が出没しそうな区間もあったが、ハラハラドキドキしながらも無事踏破でき、これまでの旅の中でも印象に残る旅となった。これで通算営業キロは、1万6千837km(活動日数835日、日本の鉄道の60.8%。地球円周の42.0%)となり、当面の目標の1万7千キロまで163㎞となった。
今回の旅の特筆事項は次の通り。
①JR北海道のダイヤは少ないし、ホテルの数も少ないので、旅プランの策定に苦労したが、推敲に推敲を重ねたプランが功を奏し、室蘭本線の旅を無事終結できる。すなわち、苫小牧7泊、東室蘭4泊は大正解であった。今思うと、このプラン以外では、”室蘭本線の踏破は難しいのでは”と自負できる。
②これまで秘境駅は幾つも踏破してきたが、その中でも静狩駅と礼文駅の間にある小幌駅の踏破は、難関中の難関であった。それは、国道37号線から1.5km位、熊の出没のリスクが漂う森林、橋のない小川に沿った獣道を、命がけで踏破したからだ。これまでの飯田線の田本駅、土讃線の坪尻駅に比べ、数倍難しい秘境駅であった。それ故、無鉄砲では臨めない区間であった。ネットで検索しても道筋は出てこない。歩く鉄道作家である以上、何とか無事踏破し、第三者に発信したかった。来る日も来る日も悩んだ結果、ある日運よく、ネットでやっと今回歩いた道筋に出会う。
③今回の旅は、一度も傘をさすことなく、風光明媚な箇所が多々登場する室蘭本線を踏破できた。7日以上の旅で、傘の登場のない旅は初となった。恰も本州を歩いているような錯覚(街並み、自動販売機、コンピになど)もした。6月の北海道は日も長いし、梅雨もないので、2014年~2016年に引き続きそれを実感した。
※苫小牧西港フエリーターミナル駅にも立ち寄る
※大岸駅界隈の海岸、洞爺駅界隈の虻田神社(あぶた)
※室蘭駅に繋がる白鳥大橋下を潜る
④今回の旅を通じ、北海道で初めてJR線による面ができた。すなわち、長万部~ニセコ~俱知安~小樽~札幌~岩見沢~苫小牧~登別~東室蘭~長万部のエリア。今回の旅を通じ、将来リスクを勘案した旅プラン(歩く鉄と乗り鉄併用)で、帯広、釧路、根室、網走、北見、富良野などに何とか立ち寄りたいという夢広がる。
⑤今回の旅程、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と「人生万事塞翁が馬」の諺を強く感じたことはない。前者は秘境駅小幌の踏破が該当。後者は北海道新幹線の工事で、神戸大阪の旅期間中、当初予定していた長万部泊がNGとなる連絡を頂く。一瞬ショックとなり、東室蘭から長万部区間の踏破はできないのではないかと脳裏に漂う。しかし、神戸大阪の旅から戻り次第、推敲に推敲を重ねた結果、東室蘭のホテルの宿泊予約にこぎつける。もし、長万部に4泊宿泊していたら、ダイヤの関係から小幌駅も含め、東室蘭から長万部までの全駅舎立ち寄りはできていないかも知れないと。すなわち、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第5条(先憂後楽の考え方)に反する歩きとなるからだ。
⑥古山駅(ふるさん)、早来駅(はやきた)、安平駅(あびら)、稀府駅(まれっぷ)など読めない駅舎と対面する。
⑦由仁駅、有珠駅、稀府駅で駅備え付きのメモ帳に今回の旅をメモする。(これまで北海道の旅でメモ帳に記載した駅は問寒別駅など)
⑧旅先や飲み屋などで沢山の方と出会う。その都度、小幌駅の踏破についてご意見を伺う。2015年以来2度目である、”新千歳空港温泉”の立ち寄りは旅の締めとして最高であった。
※粋な喫茶店”えちおぴ屋”(糸井駅界隈)
※郷土料理”せきはら”にて(苫小牧駅界隈)
※居酒屋”まんまる”にて(東室蘭駅界隈)、新千歳空港温泉
⑧室蘭本線は概ね複線であるが、由仁~三川、豊浦~稀府などで単線となる区間がある。また、室蘭本線のうち、沼ノ端~苫小牧~東室蘭~室蘭は電化区間。その他は非電化区間である。更に、JR北海道の電化区間は、札幌~旭川、小樽~札幌~白石~千歳~沼ノ端~苫小牧~登別~東室蘭~室蘭、函館~新函館北斗であると判明。