伯備線などの旅!!その2(根雨~伯耆大山)後編

投稿日:2025年08月08日

④12時21分、国道181号線に戻る。鳥取105㎞、松江44㎞、米子14㎞と記した標識間を通過、12時27分より、173歩ある郡界橋を渡る。その先で岸本町の標識がある。12時39分、伯耆町上細見と記した標識間を通過。涼しい風を感じる。12時54分、立石バス停前を通過。13時5分、国道181号線から分岐する県道53号に方向転換する。13時7分、鳥取102号、米子11㎞、淀江11㎞と記した標識前を通過。13時15分より、119歩ある別所橋(別所川)を渡る。岸本駅には13時35分に到着する。

※岸本駅への路

※岸本駅

⑤岸本駅から、かつて歩いた”鉄道や電柱”を案内人として歩く。伯備線の歩きで初となる路地歩きとなった。それ故、楽しい道筋となった。1時間位、鉄道に沿った道筋を淡々と歩く。14時6分、たばこ畑があった。幼少の頃、親戚でたばこを栽培しており、出荷に際し、乾燥のため、部屋で吊るしていた光景を思い出し懐かしくなる。14時13分、農道を歩く。14時26分、御崎神社前を通過。14時43分より、農道も含めたくねくねした道筋となる。14時55分、高速下を潜る。この高速を潜った先から、急に街並みが広がる。ここからナビを適宜見ながら進む。その結果、迷うことなく伯耆大山駅には、15時26分到着する。万歩計は53,845歩をマークしていた。この駅は、節目の”1万7千キロ踏破”を達成した駅で感無量の思いとなる。予め用意してきた団扇を手に持ち、伯耆大山駅背景に写真を撮影する。この駅前にはタクシーが数台停車していたが、駅員の姿はなかった。

※伯耆大山を見ながら移動

※高速道路下より風景が異なる

※伯耆大山駅への路

※伯耆大山駅

⑥運よく、30分位の待ち合わせで、16時5分発(山陰本線の非電化車両)で米子駅に移動できる。ホテルに戻り、汗を流した後、昨日お邪魔した太平記に立ち寄り、1万7千キロ踏破のお祝いをする。充実した一日であった。

※米子駅へ。汗を流した後太平記へ

※1万7千キロ踏破を祝って

伯備線などの旅!!その2(根雨~伯耆大山)前編

投稿日:2025年08月08日

2025年7月31日(木)晴れ、伯備線などの旅の2日目は、伯備線の根雨駅から伯耆大山駅までの営業キロ27.1㎞に挑戦する。岸本を過ぎた辺りから徐々に山間となる。偶然にも伯耆大山駅で節目の1万7千キロを突破するので、当初予定だった境線(境港から米子:営業キロ17.9㎞)と入れ替えて歩くことにする。また、安全を見込み、当初は米子7時36分発を6時8分に変更して挑戦することにする。この日は高校時代の遠い昔、伯耆大山を夏山登山した日で、偶然にも同一の日となった。これも天や神の思し召しではないかと自問自答した。朝ホテルでの食事をパスして臨む。

※いざ1万7千キロ踏破だ!!

※米子駅、新山口駅方面スーパー”おき”

※根雨駅まで移動

※根雨駅

各駅舎立ち寄り時刻は次の撮り。

根雨(6:55)~武庫(8:06)~江尾(えび、8:50)~伯耆溝口(11:47)~岸本(13:35)~伯耆大山(15:26)

①根雨駅(ねう)界隈を種々のアングルで撮影後、武庫駅を目指す。粋な街並みであった。7時、鳥取県日野総合事務所前を通過。伯備線に沿って日野川が流れていた。7時2分、根雨道踏切を横切り、鉄道の左側となる。この踏切を渡るや否や、米子方面に向けて路線バスが通過して行く。7時32分、日野町から江府町となる。7時35分、下安井バス停前(日ノ丸バス)を通過する。7時48分、少し暑くなってきたので、サングラスとタオルを着用する。7時50分、江府消防署前を通過する。7時55分、新見方面の電車と対面する。武庫駅には8時6分に到着する。この駅は国道181号線に面してあった。それ故、日野川に面したこの駅は、本日で一番閑散としていた。

※武庫駅への路

※武庫駅

②8時9分、鳥取118㎞、米子27㎞、溝口12㎞と記した標識前を通過。日野川に沿って歩く。8時30分、江府町役場前を通過。8時41分、江尾踏切を横切り、鉄道の右側を歩く。暫く江尾の街並みを歩く。9時46分、江尾郵便局があった。江尾駅には8時50分に到着する。

※江尾駅への路

※江尾駅

③9時4分、小江尾踏切を横切り、鉄道の左側となる。江尾の街並みから、左手に日野川、右手に山間に沿って走る伯備線があった。それ故、角度によっては日影の道筋が続き、涼しかった。9時6分、73歩ある橋を渡る。9時7分、鳥取115㎞、米子24km、溝口9㎞と記した標識前を通過。9時12分、道の駅奥大山まで1㎞と記した標識前を通過。この道の駅には、9時28分に到着する。ここでアイスクリームを頂き、数分小休憩とする。9時36分、米子23㎞、鳥取114㎞、松江52㎞と記した標識前を通過。9時47分、米子鬼太郎空港35㎞と記した標識前を通過。9時54分、柿原尻バス停前を通過。10時3分、JR線下を潜り、鉄道の右側となる、10時11分、日野川に沿ってレールがあった。10時14分、根雨バス停前を通過。その近くに「国道181号線伯耆町根雨原」の標識があった。10時16分、JR線を跨ぎ、鉄道の左側となる。ここから伯耆溝口駅への道筋は遠かった。

※伯耆溝口駅への路

10時32分、右手に伯備線トンネル(白木トンネル)があった。10時36分、64歩ある白水橋(白水川)を渡る。10時45分、鳥取109㎞、米子18㎞、溝口4kmと記した標識前を通過。10時55分、昭和橋バス停前を通過。その先で民家が拡がる。11時5分、伯耆町ささふく水辺公園前を通過。日野川の川岸向こうには鬼の像があった。11時32分、溝口交差点で鳥取100㎞、松江45㎞、米子15kmと記した標識前を通過。この交差点を右折する。11時35分、溝口小学校前を通過。11時40分、溝口分庁舎前バス停前を通過。道なりに歩いた先に伯耆溝口駅(11時47分)があった、駅前の”ポッポみらい”でかき氷を頂き、火照った身体を癒す。後編に続く!!

※伯耆溝口駅まもなく

※伯耆溝口駅

※かき氷で一息

伯備線などの旅!!その1(米子迄の移動)

投稿日:2025年08月08日

2025年7月30日(水)から始まる伯備線などの旅の初日は、自宅から米子までの移動のみで、体力の消耗は殆どなし。ゆったりした気分で、フコク生命入社を起算として、百数回往復した新横浜から岡山までの車窓から見える風景を見ながら岡山駅を目指す。いつも富士山、弁天島、関ヶ原界隈になると、うとうとしながらも不思議にも目が覚める。特に2008年3月、関ヶ原界隈で財布をロストして、名古屋友人宅に駆けつけ助けてもらった出来事を思い出し懐かしくなる。加えて、いつも思うことがある。それは「よくも新横浜から岡山まで気が遠くなる距離を各駅舎立ち寄りで歩いたものだ」と、自分でも不思議な世界に突入する。そんなことを考えているうちに、岡山駅に到着する。

※富士駅界隈、ランチはチラシ寿しで

岡山からは10分位の待ち合わせで、特急”やくも”で米子駅を目指す。車内は満席状態で「空席はありません」との放送がある、このような移動は生まれて初めて。ただし、この特急は山陰本線の踏破を終え、2022年8月6日(土)~8月7日(日)にかけ、玉造温泉で宿泊した後、8月7日(日)、玉造温泉(10時51分発)から岡山までやくも14号で移動したことがある。この時、車掌からの素晴らしい景色を見て、いずれは踏破したいと考えていた。その夢が、今回の旅で叶うこととなった。

※”やくも”で米子駅へ

※車窓からの風景

※特に伯耆大山が

懐かしい米子駅から直ぐ界隈に東横イン米子駅前があった。旅日記によると、2020年8月2日(日)、この東横インに宿泊したとある。そして、ホテル界隈にある居酒屋”太平記”にお邪魔し英気を養ったとある。本日もホテルで汗を流した後、太平記にお邪魔する。入るや否や、5年前お世話になった坂本店長にお会いする。私を見るや否や「ブログの方ですね。覚えています」とのご発声ある。丸5年間のブランクが一気に吹き飛ぶ。お忙しい中、私の話に耳を傾けてくれる。また、JR職員さんの非番の方とも話す機会がある。あっと間に楽しい時間が過ぎ去る。「三顧の礼を達成するために、明日も来ます。予約をお願いします」でお開きとなる、感謝と至福のひと時であった。ホテルに帰るや否やバタンキュウ。

※米子駅

※東横イン米子駅前、太平記

※明日からの英気を養う

伯備線などの旅!!そのプランとは

投稿日:2025年08月08日

伯備線への旅(伯備線138.4㎞、境線17.9㎞)

 

〇7月30日(水)晴れ

ひかり505号 新横浜9:21 → 岡山13:02

やくも13号 岡山13:13 → 米子15:28

米子泊(東横イン米子駅前 0859-36-1045:6.650円)

〇7月31日(木)晴れ

米子6:08 → 根雨6:43

根雨~武庫~江尾~伯耆溝口~岸本~伯耆大山(27.1㎞)

伯耆大山16:05 → 米子16:13 (山陰本線ダイヤ)

米子泊

 

〇8月1日(金)晴れ

米子7:48 → 境港 8:38

境港~馬場崎町~上道~余子~高松町~中浜~米子空港~大篠津町~

和田浜~弓ヶ浜~河崎口~三本松口~後藤~富士見町~博労町~米子(17.9㎞)

米子泊

 

〇8月2日(土)晴れ

米子7:36 → 根雨8:19

根雨~黒坂~上菅~生山(15.9㎞)

生山14:51 → 新見15;31

新見泊(ビジネスシティホテル0867-72-1118:6,100円:素泊まり)

〇8月3日(日)晴れ

新見5:46 → 生山6:29

生山~上石見~新郷~足立~備中神代~布原~新見(31.0㎞)

新見泊

 

〇8月4日(月)晴れ

新見6:08 → 備中高梁6:41

備中高梁~木野山~備中川面~方谷~井倉~石蟹(いしが)~新見(30.4㎞)

新見泊

 

〇8月5日(火)晴れ

新見4:55→ 備中高梁5:28

備中高梁~備中広瀬~美袋~日羽~豪渓~総社~清音(きよね)~倉敷(34.0㎞)

倉敷泊(ホテル1.2.3倉敷:086-430-3939:8,600円)

〇8月6日(水)晴れ

倉敷散策

倉敷⒒:44 → 岡山12:00

岡山12:24 → 播州赤穂13:40

播州赤穂泊(東横イン播州赤穂駅前:0791-46-1045:6,840円)

〇8月7日(木)晴れ

播州赤穂9:14 → 相生9:26

ひかり504号 相生10:00 → 新横浜13:24

 

伯備線などの旅!!伯備線・境線を無事踏破

投稿日:2025年08月07日

2025年7月30日(水)からの8泊9日の旅、炎天下という悪環境の中、しかも上方修正にて、伯備線(伯耆大山~倉敷:138.4km)と境線(境港~米子)を6日間を要し、各駅舎立ち寄りにより踏破できる。何時ものように沢山の方からご声援が大きな援軍となった。この場をお借りし熱く厚く御礼申し上げます。これで通算営業キロは1万7千130km(活動日数847日、日本の鉄道の61.8%。地球円周の42.8%)となった。

※汗だくだくで伯備線踏破(倉敷駅にて)

今回の旅の特筆事項は次の通り。

節目の1万7千キロは、2025年7月31日(木)晴れ、伯耆大山駅で15時26分達成できた。

②伯備線(電化・複線単線併用)の踏破により、山陽本線と山陰本線が繋がった。また、今回の旅を通じ、伯備線は広義に解釈し、新見駅を境に二つの区間で運転しているのを判明できた。すなわち、「出雲~米子~伯耆大山~新見」と「新見~倉敷~岡山~東岡山~播州赤穂~相生」。このうち、特急”やくも”は岡山~出雲で運転している。この路線に限らず、日本の鉄道は区間の分類やダイヤ構成など上手くできていることに改めて感服。今回の旅は、乗り鉄も含め、広義の意味の伯備線が一気に米子~相生までが繋がった。これで71作目の著書(赤穂線・伯備線・境線)が執筆できる環境となり、嬉しい限りだ。

③日本の鉄道(私鉄なども含む)の秘境駅ランキングベスト50の内、2025年6月難易度トップである室蘭本線の小幌駅に引き続き、24位ランクである伯備線”布原駅”を8月3日無事踏破できた。なお、布原駅は伯備線の範疇であるが、伯備線では停車しない。芸備線(備中神代~三次)を延長し、新見~布原~備中神代~三次の路線で停車する。

※布原駅

④次表の通り、予定を上方修正することにより、倉敷散策の時間が取れた。

※倉敷市立美術館、大山名人記念館

※倉敷の街並み散策

⑤一方では、上方修正により、炎天下の環境の中、営業キロ30㎞超えが、8月3日から8月5日までの連続3日間に及んだ。特に、8月5日は重いリュックを背負っての歩きは大変であった。しかし、ここでも、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第4条(必殺仕置人の心境で歩く)が、精神的にも身体的にも大きな支えとなった。

⑥今回の旅、初のAIコメントが大きな援軍となり、沿線の歩きを楽しむことができた。

※ゲゲゲの鬼太郎楽しむ(米子駅・境港駅)

※井倉洞前

⑦今回の旅においても、沢山の方と出会いがあった。特に数年前に立ち寄った米子駅界隈の居酒屋”太平記”や赤穂城跡界隈にある食事処”一粋”でのお店の方などの再会・出会いは最高であり、温もりを強く感じた。また、上石見駅界隈や井倉駅に向かう際などにも沿道の方から元気を頂いた。

※太平記にて

※一粋にて

(^^♪‥・・・(^^♪・・・・・・

AIに「歩き鉄で1万7千130km踏破」を入力したところ、次のようなコメントを頂き、感激しています。ご紹介します。

歩き鉄で1万7千130km踏破(20250808(金)10:55)

「歩き鉄」で1万7130km踏破!驚異の鉄道沿線ウォーク

これは鉄道ファンの中でも特に“歩き鉄”と呼ばれるジャンルに属する偉業で、鉄道沿線を実際に歩いて旅するというスタイルです。今回話題になっているのは、樫原 勉(かしはら つとむ)さんによる「鉄道つたい歩き」の記録で、なんと1万7130kmもの距離を踏破したというもの。

〇 どんな旅だったのか?

  • 樫原さんは「カッシー館」というブログで、12年間にわたる鉄道沿線ウォークの記録を公開しています。
  • 2023年9月時点で、活動日数は741日、踏破距離は1万5000kmを超えていましたが、さらに距離を伸ばして1万7130kmに到達したようです。
  • 駅舎や沿線風景にこだわり、印象的な駅舎をランキング形式で紹介するなど、鉄道文化への深い愛情が感じられます。

〇 歩き鉄ってどんなスタイル?

  • 鉄道に乗るのではなく、鉄道の路線に沿って歩くというスタイル。
  • 駅ごとに立ち寄り、写真を撮ったり、地元の文化に触れたりする。
  • 体力と根気が必要な旅でありながら、鉄道と地域の魅力をじっくり味わえるのが特徴。

〇 なぜここまで歩くのか?

  • 鉄道と地域のつながりを肌で感じたいという思い。
  • 駅舎や路線の歴史、風景の変化を記録することで、鉄道文化の保存にも貢献。
  • 「いい旅チャレンジ20,000km」など、かつての鉄道キャンペーンに触発された人も多い。

この偉業は、単なる距離の記録ではなく、鉄道と人との関係性を歩いて紡いだ旅の軌跡とも言えます。鉄道ファンでなくても、旅や地域文化に興味がある人には心に響く話ですね。

もし自分でも「歩き鉄」に挑戦するとしたら、どの路線から始めてみたいですか?それとも、乗り鉄派?

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