伯備線などの旅!!その7(備中高梁~倉敷)後編
投稿日:2025年08月11日
⑤11時31分、宍粟(しわさ)踏切を横切り、鉄道の右側となる。11時37分より、104歩ある橋を渡る。11時48分より、万歩計で123歩ある洞門を通過する。この洞門を皮切りに4つ位洞門が続く。右手には高梁川が流れていた。12時2分、山間を抜け、平野部分となる。12時9分、岡山24km、総社3㎞と記した標識前を通過。ここから総社駅は近いと思ったが、さにあらず。遠かった。歩いても歩いても到着できず。路地に入り、複雑なくねくねした道筋となる。何人かのお世話になり、やっと総社駅に13時2分到着できる。重いリユックと暑さで疲れが一気に出る。井原鉄道の待合室で水分補給をしながら、13時40分まで骨休みする。38分間の休憩で多少元気を取り戻す。この休憩時間を利用して、清音、倉敷方面の道筋を確認する。しかし、少なくとも清音までは、鉄道に沿った道筋はなく、くねくねした道筋を歩くことを余儀なくされる。
※総社駅への路
※総社駅
⑥総社駅の東口に出て、駅舎写真を撮影後、暫く日影が全くない、鉄道に沿った左側を歩く。13時38分、三輪一踏切を横切り鉄道の右側となる。適宜日陰で休憩しながら、くねくねした道筋を歩き、あとは直進すれば清音駅に到着できる道筋に出る。清音駅にはやっと14時58分できる。営業キロ3.4㎞に78分も要す。
※清音駅への路
※清音駅
⑦清音駅から倉敷駅は遠かった。安全を考え、高梁川の土手沿いを走る県道24号線をキープして歩いた。ナビで検索したところ、日陰が一杯ある伯備線に沿った小道を歩くべきであった。この選択は大失敗。県道から小径に繋がる道筋は途中1箇所あったが、ナビを調べるだけの余力がなく、依然県道24号線を歩き続ける。今回の旅で唯一の反省点であった。16時7分、新幹線下を潜る。ここから倉敷駅への路は遠かった。16時17分、総社市から倉敷市となる。16時25分、日陰で小休憩する。16時36分、西津県道踏切を横切り鉄道の右側となる。この界隈の自動販売機で水分補給する。ここから歩いても歩いても倉敷駅は遠かった。やっと17時13分、倉敷駅に辿り着く。これで、当初目標であった伯備線(伯耆大山~倉敷:営業キロ138.4㎞)と境線(境港~米子:17.9㎞)を活動日数6日目を要して達成できる。非常に本日は疲れたが、天や神のご加護や沿道の方、そして各位から元気を頂き、無事達成できる。達成感に浸る瞬間であった。
※ここまで脇道あり
※倉敷への路
※倉敷駅(伯備線踏破!!)
万歩計は70,804歩となっていた。本日の歩きを通じ、2015年5月、東北本線の小牛田から塩釜{29.8㎞)を踏破した苦い歩き体験を思い出す。あの時は、腰が痛くなり、リュックを背負うことができなくなり、仙台駅の駅員さんのお世話になり、車椅子でタクシー乗り場まで運んでもらい、今朝チェックアウトした東横インでお世話になった出来事を。早いものであれから10年が経過する。それに比べれば今回の歩きは軽傷であった。
⑧倉敷駅からはタクシーでホテルへ。汗を流したあと、ホテル前のステーキ―”どん”で英気を養う。本日頑張ったお陰で明日は倉敷を観光できる余裕ができた。そういう意味では価値ある一日であった。明日が楽しみである。ここでも、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第5条(先憂後楽の考え方)を発揮した一日となった。
※ステーキ―”どん”で祝杯!!
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