秋田・山形・群馬の旅!!その7(小砂川〜本楯)
投稿日:2020年07月13日
秋田・山形・群馬の旅の第7弾は、7月1日(水)曇り雨の中、小砂川駅から本楯駅までの営業キロ21.5㎞に挑戦する。朝、ホテル(魚民)で朝食をとってからの移動になる。本日は、酒田駅までの踏破を考えていたが、南鳥海駅を過ぎた辺りから大雨に遭遇し、本楯駅で断念する。しかし、運よく数分の待ち合わせで酒田行の電車に乗れる。
※魚民での朝食、小砂川駅
本日2回大雨に遭遇した。一回目は遊佐駅に向かう際、二回目は本楯駅に向かう際。加えて、この区間は水田が一杯で道筋が途切れる場面が多く登場する。また、大雨のために道筋を充分に確認できず、これまでの第六感を頼りに歩いた。その分無駄な歩きが多々あり相当の労力を費やした。ただ、リュックを背負っていなかったので、労力の軽減があり助かった。今回の旅で最も苦しい環境であったかも知れない。今思えば、やり抜くことの大切さを、改めて自分なりに勉強できた区間であった。
本日の駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
小砂川(8:33)〜女鹿(めが、10:12)~吹浦(ふくら、11:24)~遊佐(ゆざ、14:16)~南鳥海(15:46)~本楯(もとたて、16:46)
①8時39分、上浜郵便局前を通過。9時、7号線に合流する。9時17分、秋田県と山形県の県境にさしかかる。9時28分、和牛がトラックで輸送される場面と対面する。9時35分、三崎公園の案内板前を通過。この界隈の海岸線の景観は最高であった。男鹿と女鹿の地名の由来がわかったような気がする。10時4分、数年前、カタツムリと対面する。数年前の宗谷本線(佐久駅から筬島駅)の場面を思い出した。10時8分、アマハゲの里があった。10時12分、女鹿駅に到達する。朝、上り列車を待機するための線路があった。
※上浜郵便京、山形・秋田県の県境
※和牛運送トラック、三崎公園
※カタツムリ、アマハゲの里(女鹿)、女鹿駅への案内
※女鹿駅と時刻表
②吹浦駅への道筋、国道を下りられる道路がなく、もしかすると通り過ぎたのではないかと何度も疑心暗鬼となる。運よく、国道を下りる脇道があり、ダメ元でこの地点から鉄道に近づくことにする。結果的に大成功であった。脇道を暫く下ると、民家が広がっていた。道筋で人と出会い、吹浦駅の道筋をお伺いする。「道なりに歩いた先に吹浦駅がある」とのことであった。11時24分、やっと吹浦駅に辿り着く。駅前には我国の鉄道開祖の佐藤政要養氏の像があった。
※吹浦駅への道筋
※吹浦駅への路、吹浦交番、吹浦駅
※吹浦駅前(佐藤政要養氏の像)
➂ここから遊佐駅までは、どしゃ降りの雨に遭遇し、視界を閉ざされ、30分位水田の迷路に入り、相当のエネルギーを費やす。奇数・偶数の標識を目にする。困っていたところ、地元の人と運よく対面し、遊佐駅への道筋を教えてもらう。しかし、集中力が散漫になっていたのか、解釈を誤ってとんでもない方向に向かう。何となく変だと察知し、方針を変更する。すなわち、鉄道に近づく戦略に切り替える。大成功であった。暫く歩くと、前方に鉄道が現れ、安堵する。そして、鉄道に沿って歩いた先に遊佐駅があった。
※遊佐駅への道筋
※遊佐駅
④14時53分、岩川踏切を特急電車が通過して行く。14時58分、住吉神社を通過して暫く行った先で地図のロストに気付く。5分位戻った先で地図を見つけ安堵する。ロストに気がついた地点に戻って進もうとするが、15時8分、行き止まりとなる。岩川踏切まで引き返し、この踏切を横切り鉄道の右側を歩く。ここでも行き止まりの場面をくり返し、やっと15時46分、南鳥海駅に到着する。この駅で朝の車掌さんと再度対面する。
※南鳥海駅
⑤南鳥海駅を過ぎた辺りから、雨が強くなりかける。16時18分、448歩ある大正橋を渡る。雨でメモ取れず。県道60号線を進む。雨の中、やっとも本楯駅(16時46分)に到着する。6.4㎞先の酒田を目指す予定であったが、複雑な道筋の歩きは無理と判断し、この駅でアップする。
※本楯駅への路、大正橋、第二本楯踏切
※本楯駅への路、本楯駅
⑥不燃焼の気分で、酒田駅に戻る。ホテルに面した魚民で、本日の疲れを癒す。
秋田・山形・群馬の旅!!その6(仁賀保~小砂川)
投稿日:2020年07月13日
東横イン(1128号室)、東横イン
※ALVEビルに東横イン、秋田駅への通路、秋田港
※本日の服装、秋田駅、仁賀保駅
秋田・山形・群馬の旅の第6弾は、6月30日(火)曇り空の中、リュックを背負って仁賀保駅から小砂川駅までの営業キロ19.9㎞に挑戦する。当初は吹浦までの28.6㎞を考えていたが、雨の遭遇のため、急遽、秋田県までの小砂川止まりとする。結果的には大成功であった。山形県への県境越えに加え、女鹿駅から吹浦駅までの路筋は難しく、雨の中での歩きや日没後の歩きでは、とても踏破できる環境ではないと判断したからである。そういう意味では、私にとって恵みの雨であったかも知れない。
※仁賀保駅、仁賀保駅界隈からの鳥海山
本日の歩きは、鳥海山を横目に観ながらの歩きとなる。道川駅と羽後亀田駅で上下の電車の離合がある。駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
仁賀保(8:16)~金浦(10:06)~象潟(きさかた、12:05)~上浜(13:50)~小砂川(15:05)
①仁賀保駅で金浦マップを頂く。8時27分、24歩ある大沢橋(きょうでん橋)を渡り、国道7号線に合流する。8時52分、酒田まで47㎞地点に到達。9時55分、西国三十三観世音に面した観音潟からの鳥海山は素晴らしい眺めであった。10時6分、金浦駅構内を散策する。
※大沢川、にかほ市金浦
※西国三十三観世音菩薩からの鳥海山
※金浦駅、陣屋レストラン背後の鳥海山
②象潟駅への道筋、にかほ陣屋レストラン背後の鳥海山も雄大であった。11時25分、道の駅象潟に立ち寄る。この道の駅に面して温泉施設(ねむの丘)があった。芭蕉筆「腰長や」発句短冊碑があった。この道の駅で、イカ焼きを頂く。とても美味かった。11時48分、新潟206㎞、鶴岡59㎞、酒田38㎞の道路標識前を通過し、12時5分象潟駅に到着する。13時51分、村社諏訪神社前で本日の安全を祈願する。
※道の駅象潟、芭蕉記念碑
※イカ焼き、象潟駅
➂13時36分、象潟町西中野沢で日差しを感じ、傘をさす。12時50分、下浜駅と好対照の上浜駅に到着する。14時5分、上浜跨線橋を横切り、鉄道の左側となる。14時20分、坂が続く。14時57分、JR線を横切り、鉄道の右側となり、道なりに歩い先に小砂川駅(15時5分)があった。この駅で偶然にも1万1千㎞を達成する。雨も強くなる恐れもあるので、当初の予定を変更して打ち上げとする。この駅で、16時39分までの約1時間半の待ち時間となる。この待ち時間はとても長く感じる。「もしもこのような事態になるのであれば、道の駅にある温泉で一息いれたかったなあ」と後悔する。
※見事な花壇、上浜駅
※紫陽花、小砂川駅近し(小雨に逢う)
※小砂川駅
④16時36分の電車で酒田駅まで移動する。到着ホームでは酒田から新津までの車両(非電化か?)が停車していた。酒田駅を種々のアングルで撮影し、ホテルアルファーワン酒田に移動する。
※小砂川駅、酒田駅
酒田駅構内
※酒田駅、ホテルα1酒田
⑤駅前の居酒屋”哲平”で、東京から来られたいう若者と、世間話をし本日の疲れを癒す。学生時代以来、久し振りにラジオ深夜番組を聞く。NHK深夜便の「世界一貧乏の水族館が如何に客を呼ぶかの戦略」は、強く印象に残った。
※哲平で晩酌
秋田・山形・群馬の旅!!その5(羽後亀田〜秋田)
投稿日:2020年07月12日
秋田・山形・群馬の旅!!その4(仁賀保~羽後亀田)
投稿日:2020年07月12日
秋田・山形・群馬の旅の第4弾は、6月28日(日)曇り空の中、羽越本線の仁賀保駅から羽後亀田駅までの営業キロ29kmに挑戦する。安全面を考え、当初考えたダイヤより74分早めた始発(秋田発5時36分)で仁賀保駅に移動する。この決断は、結果的に功を奏す。各駅の到着時刻は次の通り。
※秋田駅、仁賀保駅
仁賀保(6:52)~西目(9:40)~羽後本庄(11:48)~羽後岩谷(14:47)~折渡(16:45)~羽後亀田(17:40)
※仁賀保駅、仁賀保駅界隈
①仁賀保駅から西目駅の道筋は、一本路であったが、本日の中では営業キロ8.4㎞と長い道中でもあり、想定外に途中の道筋で数回右往左往する場面もあった。風光明媚な海岸線を歩く。8時1分、仁賀保市から由利本荘市となる。9時13分、西目中学校前を通過する。近郊の交差点でも駅の方向がわからず、信号に停まっているドライバーの方にお伺いし、無事西目駅を踏破できる。
※風光明媚な海岸線を歩く
※西目中学校前、西目駅
②西目駅から羽後本荘駅までは、山間で鉄道に沿った路筋はなく、風光明媚な海岸線に沿った大回りの国道7号線を歩くことを余儀なくされる。山間に沿って風力発電の塔が随所にあった。途中薄日のなり、10時43分晴れとなる。少し暑さを感じる。この区間は、要所要所で通行人と運よく対面でき、路に迷うことなく、駅舎工事中の羽後本荘駅に到着できる。それにしても、本荘市内に入ってから羽後本荘駅までは遠かった。何度も「本荘駅はまだ真っ直ぐですか」と聞く場面となる。運よく、お昼時であったので駅前の”都”とういう店で一息いれる。今回のシリーズで、ランチ休憩は今回が最初で最後であった。
※水林バス停、本荘郵便局、羽後本荘駅
※都で鮭定食で一息
➂羽後本荘駅から羽後岩谷駅までは、本日の中で営業キロ7.1㎞と2番目に長かった。途中秋田空港の看板を目にする。要所で地元の人とタイミングよく対面でき、14時27分、岩越橋(芋川:万歩計で188歩)を渡った先で近道を教えて頂く。踏切を横切った先に羽後岩谷駅があった。
※岩越橋、羽後岩谷駅
④羽後岩谷駅から折渡駅は、営業キロ4.7㎞とあったが、鉄道はトンネル経由のため、山道の道筋を余儀なくされる。地図の解釈を誤って、山間の細い路筋を進もうとしていた。地元の人にお伺いしたところ、自分が想定していた道筋と大きく乖離していた。親切にも、車で鉄道を横切った分かりやすい地点まで車で送って頂く。お伺いしたにも関わらず、私が遠目で右往左往している姿を見かねたのであろう。このような場面は、本年3月木津駅への道筋でも車で近くまで送って頂いた。感謝また感謝。山道に沿って、紫陽花が沿道の随所で観賞できた。時々車の往来はあった。一方、”熊出現警戒”の標識もあった。16時11分、峠辺りで南無折渡地蔵大菩薩前を通過。16時21分、ウォーキングの人と対面する。歩いても山間が続く。16時36分、前方にトンネルを出た線路を見つけ安堵する。県道69号線に出て、300m位先にある鉄道に沿って歩い先に折渡駅があった。この駅は一日数便しかか停車しない秘境駅(下り5便)であった。
※折渡駅への路、親切な方で送ってもらった地点、紫陽花のオンパレード
紫陽花を背景に、南無折渡地蔵大菩薩
※熊出現の標識
折渡駅への路、折渡駅
※折渡駅、折渡駅の時刻表
⑤折渡駅から羽後亀田駅までは鉄道に沿った路筋を歩くことができる。17時、岩の沢踏切を横切り鉄道の右側を。17時31分、蛇田踏切を横切り、鉄道の左側を歩いた先に羽後亀田駅があった。運よく、8分の待ち合わせで秋田行きの下り電車に乗ることができる。駅前の蕎麦屋で夕食後、ホテルに戻り、NHK大河ドラマ(まつとと利長の名場面)を見ながら晩酌し、一日の疲れを癒す。
※特急”いなほ”、蛇田踏切、羽後亀田駅
※羽後亀田駅(運よく電車来る)、秋田駅(電気を灯した秋田犬)、夕食の蕎麦屋(2回目)
♫・・・・・♪・・・・・・
2020年7月18日(土)、アクチュアリーの友人で東京ドームにいつも誘って頂いている、今治久昇氏より、羽後亀田駅について貴重な情報を頂きましたのでご紹介します。私もこの映画を遠い昔鑑賞しましたが、気が付きませんでした。友はいいものですね。
ブログを拝見しました。傘をしなくても良い日が意外とあった印象です。羽後亀田駅のホームで、映画「砂の器」を思い出しました。山陰は東京周辺より安全ですが、気を付けて下さい。
秋田・山形・群馬の旅!!その2(東能代〜八郎潟)
投稿日:2020年07月08日
2020年6月26日(金)、雨の中、東能代から八郎潟までの営業キロ27.9㎞に挑戦する。各駅舎の到着時刻は次の通り。
※秋田駅、東能代駅
東能代(8:36)~北金岡(11:07)~森岳(12:45)~鹿渡(14:50)~鯉川(16:20)~八郎潟(18:00)
本日の旅は、終始雨の中での鉄道つたい歩きのため、途中の風景などをメモは余りできず。ひたすらデジカメによる記録に留まる。メモ帳は雨でボロボロとなる。
※北金岡への路
①東能代から北金岡までは、山間と水田が前方に立ち塞がり、また雨また雨で視界が塞がれ、本日の区間で一番難しい区間であったような気がする。予め用意したレールウエイマップル(鉄道地図帳)を頼りに、暗中模索で必至に進む。要所で地元の人に道筋を聞こうとするが、通行人の姿は見えず。やむを得ず、スマホナビで方向性を検証する場面が随所で登場する。6㎞の区間を約2時間半を要し、北金岡駅に到着した時は達成感と充実感で一杯となった。
※北金岡駅、森岳駅
②雨の中の悪天候にあったにも関わらず、北金岡から八郎潟までは比較的順調に駅舎を踏破できる。森岳駅界隈は温泉の看板が多数あった。13時55分、この温泉地帯を過ぎた先で、右手にある山間はなくなる。16時5分、三種町で北緯40℃の看板があった。鯉川駅は本日唯一国道7号線に沿ってあり、注意深く進まないと通り過ぎるところであった。運よく道路標識で案内板を見つけ、16時20分無事踏破できる。この駅は国道から200m位坂を上った先にあった。17時2分、三倉鼻跨線橋を渡り、鉄道の左側となる。17時31分、夜叉袋踏切を横切り、鉄道の右側に出て、線路に沿って歩いた先に本日の終着駅の八郎潟駅(18時)があった。
※鹿渡駅への路、鹿渡踏切
※鹿渡駅
※北緯40℃、鯉川駅
※三倉鼻跨線橋、夜叉袋踏切、八郎潟駅
※八郎潟駅、夕食の蕎麦屋
➂18時40分の電車で秋田駅まで移動。駅構内の立ち飲み酒場で、飲み比べ新政(陽乃鳥、亜麻猫、N0.6X-type)を楽しみ、本日は閉幕となる。
※立ち飲み酒場で新政を賞味!!