2021年6月の記事一覧

羽越本線・上越線の旅!!その4(越後寒川〜村上)前編

投稿日:2021年06月28日

2021年6月20日(日)晴れ、旅の4日目は、羽越本線の越後寒川駅から村上駅までの営業キロ28.1㎞に挑戦する。ホテルを5時頃出る。5時7分、新発田駅の七夕短冊に「まもなく日本海側沿線の踏破ができますように!!/カッシー館」と記載し、笹に括りつける。60数年前の幼少の頃を思い出す。

※短冊に願を記載!!

一作日の歩きの続きとなる。本日は昨日の水田風景と異なり、間島駅までは海岸線風景となる。本日も昨日と同様、始発で臨む。しかし、昨日よりは49分位早い、新発田発5時19分発の村上行の快速で臨む。村上で酒田行きが接続しており、越後寒川駅には5時52分到着。本日は日曜日のこともあり、乗客は疎らであった。途中、今川駅で特急電車との離合待ち合わせがある。

※越後寒川駅

なお、当初は新発田発6時47分の便を考えていたが、村上から新発田までの電車での移動があるので、急遽予定を早めた。結果大成功であった。旅先での不測の事態への対応。日没までのアップ。また、地方のダイヤは少ないこともある。

本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

越後寒川(6:40)〜今川(8:21)〜桑川(9:51)~越後早川(12:01)〜間島(13:18)〜村上(15:31)

①電車の中では曇り空であったが、越後寒川駅出発の際は晴れマークとなる。道筋は昨日の雨でところどころ水たまりがあった。滑らないよう用心して歩く。郵便局を越えた先の脇川踏切(6時50分)横切り、鉄道の右側となる。本日は村上駅到達まで16個のトンネルを経由しての歩きとなる。また、海岸線では日曜日であることもあり、釣り人の姿を随所で見かける。一昨日に引き続き、粟島を観ながらの歩きとなる。7時2分、黒い煙を出して藻塩を作っている店の前を通過。今川駅には、次の5つのトンネルを経由して8時21分到着。駅に面してお寺があった。

※脇川踏切、藻塩精製の場面

※今川駅への路

松院第一トンネル(100歩、6時55分より歩き)~蓬莱第一トンネル(62歩、7時33分より)~蓬莱第二トンネル(36歩、7時36分より)~トンネル名不明(測定ミス、7時59分より)~トンネル名不明(113歩、8時3分より)

※今川駅

②桑川駅への道筋は9つのトンネルを経由しての歩きとなる。この区間で4色ボールペンに異変が起こり、旅記録メモに悪戦苦闘する。9時16分、新潟79㎞。村上21㎞の道路標識前を通過。弘法トンネル(469歩、8時32分より)~神鷹沢第一トンネル(100m、181歩、8時50分より)~神宮沢第二トンネル(59歩、8時52分より)~神宮沢第3トンネル(296歩、8時56分より)~トンネル名不明(199歩、9時8分より)~アカタビラ(214歩、9時15分?)~滝ノ尻トンネル(264歩、9時18分より)~二タコ間トンネル(203歩、9時21分より)~トンネル名不明(136歩、9時29分より)

※桑川駅への路、神鷹沢第一トンネル

※笹川流れ遊覧船のりば

※笹川の流れの概要

9つのトンネルを出た先に笹川流れの遊覧船のりばがある。桑川駅には9時51分到着。桑川駅に面して道の駅”笹川の流れ”(夕日会館)があり、ここでお願いしてボールペンを寄贈頂く。これまでの道筋にはコンビニがなく困っていた。そして、運よくお土産菓子を購入する機会を得る。この会館に20分位滞在、宅急便の手続きを終える。一気に夕日会館で2つの案件事項が解決しホットする。感謝また感謝の瞬間であった。後編に続く!!

※桑川駅

※桑川駅、夕日会館

羽越本線・上越線の旅!!その3(新津〜新発田)後編

投稿日:2021年06月27日

④12時16分、万歩計で79歩ある折居川(神山大橋)を渡る。12時29分、路面にアマガエルを発見。踏みつぶさないよう跨ぐ。12時36分、飯山踏切を横切り、鉄道の左側となる。12時47分、万歩計で140歩ある笹神橋を渡る。12時51分、阿賀野市から新発田市となる。月岡駅には13時1分到着。駅前には月岡温泉の看板があった。

※アマガエル、飯山踏切

※月岡駅への路、月岡駅

※月岡駅前

⑤13時12分、農道を歩く。そのうち、農道が途切れ、あぜ道を歩く。60年数年前の幼少の頃を思い出し懐かしくなる。13時51分、竹保踏切前を通過。この踏切を渡ろうとするが、運よく地元の人と会い、「この路を真っ直ぐ道なり歩いた先に中浦駅があります」と教えて頂く。いつの間にか雨は小降りで、傘がなくてもいい状態になっていた。14時16分、中浦駅に到着。四方八方水田が広がっていた。

※中浦駅への路、竹保踏切パス

※中浦駅

⑥14時25分、新発田市豊浦庁舎前を通過。その先に乙次神社があった。本日のこれまでの安全のお礼を申し上げる。14時39分、豊浦小学校前を通過。15時14分。白新線を跨ぐ。15時21分、新発田南高校と新発田農業高校前を通過し、新発田市内に入る。15時35分、市島酒造に立ち寄り、製造過程を見学させて頂く。試食酒を頂く。2005年7月23日(土)、わいわい会(高松一高同窓の歩き会)メンバーで立ち寄った岡谷駅界隈にある神渡酒造元の豊島屋を思い出す。お土産に飲み比べを購入する。市島酒造に10分位滞在。15時47分、諏訪神社に遠くからお参りする。新発田駅には15時58分到着。

※新発田市豊浦庁舎、新発田農業高校、新発田駅への案内

※市島酒造

※お土産:飲み比べ3点セット

※諏訪神社

※新発田駅

⑦新発田第一ホテルで休息し汗を流した後、ホテルから紹介を受けた鮨和食”ながしま”で本日の疲れを癒す。この店で本日から三顧の礼を尽くす。雨の中のウォーキングであったが、充実した一日であった。

※鮨和食”ながしま”

羽越本線・上越線の旅!!その3(新津〜新発田)前編

投稿日:2021年06月27日

2021年6月19日(土)雨、今回の旅の二日目は、新津駅から新発田駅までの26.0㎞に挑戦する。本日起点駅である新津駅は2017年6月4日(日)元信越本線踏破の際、立ち寄った駅舎である。一方、新発田駅は2017年6月5日(月)、白新線踏破の際の起点駅である。4年前は二日ともいい天気であったが、本日は生憎の雨で誠に残念。しかし、本日で新津、新潟、新発田の頭に新がつくトライアングル(信越本線+白新線+羽越本線)が完成する。

※新発田第一ホテルいざ出発!!、新発田駅、新津駅

各駅舎の立ち寄り時刻は次の通り。

新津(6:54)〜京ヶ瀬(8:48)〜水原(10:02)〜神山(11:51)〜月岡(13:01)〜中浦(14:16)〜新発田(15:58)

①見覚えのある新津駅には、新発田始発の列車で6時41分到着。4年前の懐かしい光景が蘇る。この駅は、羽越本線の他、信越本線と磐越西線が合流しているため、誤った方向に行かないよう神経を費やす。羽越本線との出会いは、新津駅であった。それが4年の歳月を得て、間もなく羽越本線踏破できそうで嬉しい限り。「塵も積もれば山となる」を強く感じた瞬間であった。この駅は新型車両を創る工場があるとのことで、将来磐越西線踏破の際、ゆっくり見学したいものだ。

※新津駅

本日の最も難関な京ヶ瀬駅に向けて8時54分スタートする。雨で集中力(地図・スマホは観られず)をかいたまま、信越本線に行かないよう、地元の人のサポートとこれまでの第六感を頼りに用心深く歩く。やっと国道460号線に出る。7時21分、44mある新津大橋(新津川)を、7時28分、156mある真木野大橋(能代川)を渡る。7時43分、東部運動広場前を通過。7時47分、新津変電所前を通過。8時4分よりおがうら橋(阿賀野川)を渡る。8時8分、橋の途中で新潟市から阿賀野市となる。この橋は万歩計で1,649歩あった。8時26分、JR下を潜る。雨の中、紆余曲折してやっと8時48分、京ヶ瀬駅に到着する。

※能代川、新津変電所

※阿賀野川を渡る

※阿賀野川に跨る鉄道、鉄道下潜る

※京ヶ瀬駅

②9時17分、無記名の神社前で本日の安全を祈願する。沿線には北海道で見たような風除けの設備が道路に沿って随所で見られた。9時38分、102歩ある両新橋を渡る。JR下通路を経由し、水原(すいばら)駅に10時2分到着する。この駅は駅員の姿があった。駅舎内には白鳥のすいばらとPRしていた。新津から新発田の区間でこの駅前が賑やかであった。

※本日の安全を祈願、両新橋

※水原駅

➂10時17分、第一新発田街道踏切を横切り、鉄道の左側となる。10時23分、JR線を跨ぎ鉄道の右側となる。自分が鉄道の右側・左側か重要であるが、頻繁に鉄道を跨ぐ回数が多くなると方向性を見失い、駅舎を未踏破となる可能性が高まる。特に山が絡むとこの危険性は大となる。数年前の宗谷本線踏破の苦い体験を思い出す。11時14分、アクチュアリーの友人と同じ苗字の西野太鼓本店工場前を通過。11時19分、粋なカフェジェルト(0250-25-7677)があったので、休息を兼ね立ち寄る。手作りのパンサンドはとても美味しかった。店内は洒落たギターもあり、50年前の学生時代が蘇る。この店に30分位滞在。帰り際、若夫婦にカッシー館をPRする機会を得る。マスターに店内で記念写真を撮って頂く。今日もいい出会いができた。これが旅の楽しみの一つでもある。神山駅にはこの店から数分先にあった。11時51分到着。後編に続く。

※カフェジェルト

※神山駅

羽越本線・上越線の旅!!その2(あつみ温泉〜越後寒川)

投稿日:2021年06月26日

2021年6月18日(金)晴れ、昨年7月からの続きは、秋田県・山形県・新潟県を走る羽越本線のあつみ温泉駅から越後寒川駅(かんがわ)までの22.3㎞に挑戦する。東屋旅館で7時朝食を済ませ、8時あつみ温泉駅まで予約して頂いたタクシーで移動する。

※あつみ温泉駅、あつみ温泉への案内

あつみ温泉駅には8時7分到着。本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

あつみ温泉(8:07)〜小岩川(9:31)〜鼠ヶ関(10:47)〜府屋(12:21)〜勝木(13:16)~越後寒川(15:41)

①あつみ温泉駅を撮影後、昨年とは反対の小岩川駅に向けてスタート。勝木駅までは国道7号線を中心に歩く。あつみ温泉は駅から数分歩いた温海川(あつみがわ)に沿ってあった。8時15分、温海橋を渡る。8時25分、磯の香りと夕映え地かまやざかに立ち寄る。遠くに粟島(23㎞位沖)があり。岩船港からこの島への船便があるとのことであった。ここから間島駅まではこの島を見ながらの歩きとなる。8時54分、岩川大橋界隈で新潟115㎞、村上54㎞と記した道路標識前を通過。9時23分、住吉神社前で本日の安全を祈願する。風光明媚な海岸線を歩き、山小屋風の小岩川駅には9時31分到着。

※磯の香りと夕映え地”かまやざか”、あつみ豚

※23㎞先に粟島

※小岩川駅

②9時50分、新潟から112㎞(鶴岡市小岩川)と記した標識前を通過。その先で秋田行きのいなほと対面。10時6分、愛犬の歓迎を受ける。10時35分、タイミングよく地元の人と対面し、鼠ヶ関駅への道筋を教えて頂く。もう少しで誤った方向に進むとことであった。10時38分、万歩計で96歩ある赤い蓬莱橋側道橋を渡る。くねくねした道筋を歩き鼠ヶ関駅に10時47分到着する。この駅から少し先(10時56分)に山形県と新潟県の境標がある。

※鼠ヶ関駅への路

※鼠ヶ関駅

※鼠ヶ関駅界隈、山形県・新潟県境標

➂11時12分、日本海の塩”白いダイヤ”前を通過。12時2分、JR線下を潜り鉄道の左側となる。12時4分、152歩ある大川橋を渡る。12時15分、造船所踏切界隈で秋田行きの特急電車(ピンク色)が通過して行く。特急停車駅の府屋駅には12時21分到着。この駅には貨物の基地もあった。

※白いダイヤ”塩”工場を随所で見かける

※府屋駅への路

※府屋駅

④12時36分より190mある府屋第二トンネルを通過する。また、12時43分より府屋第一トンネル(605m)を通過する。このトンネルは老朽化しているところがあるのか、雨漏りを随所で見かけた。12時56分、右手にに新潟方面の特急が通過して行く。13時5分、碁石の標識前を通過。運よくその先で郵便職員に会い、勝木駅の道筋を教えて頂く。2つ目の信号を右折した先にあるとのことだった。教えて頂いた先に勝木駅(13時16分)があった。

※府屋第一トンネル、勝木駅

⑤勝木駅から誤って国道7号線と山間を歩く。13時35分、山北町立八幡小学校があった。その先で変だと思い地図を確認する。羽越本線から直角に歩いていた。地元に人に助けを受けながらリカバリーする。結局、再度勝木駅(14時00分)に戻り、勝木跨線橋(14時2分)経由し、JR線の右側となる、海岸線を走る国道345号線に合流する。都合44分ロスタイムが生じる。

※誤って国道7号線を進行、山北町立八幡小学校

※向こうに勝木駅、干しスルメイカ製造中、樫酒釣(樫原の樫があり)

14時8分、新八幡橋(勝木川)を渡る。この橋を渡ると私の大好物のするめイカを日干していた。14時25分から155歩あるトンネルを通過する。14時12分より、282mある新鵜泊トンネルを通過する。14時39分、新潟92㎞、村上市内33㎞と記した道路標識前を通過。14時50分、粟島23㎞の記した案内板前に到達。その先で7年前に他界した愛犬セブンのような岩があった。思わず、懐かしい思い出が蘇る。15時28分、笹川流れと記した標識前を通過。15時30分、103歩ある寒川大橋(葡萄川)を渡る。15時35分、浜道踏切を横切り、鉄道の左側となる。その先に越後寒川駅が15時41分あった。小学生が一輪車で遊んでいた。

※漁船がある湾、新鵜泊トンネル、漁船

※粟島を背後に記念写真

※笹川流れ界隈

※浜道踏切、越後寒川駅

※越後寒川駅の時刻表

⑥16時13分の新津行きで新発田駅まで移動する。村上駅から通学帰りの沢山の高校生が乗車して来る。本日から4日間お世話になる新発田第一ホテルには17時47分到着。チェックアウト後、ホテル界隈の本田屋で祝杯をあげる。続く!!

※越後寒川駅、新発田駅

※菊水で祝杯

※本田屋、新発田第一ホテル

羽越本線・上越線の旅!!その1(あつみ温泉で前泊)

投稿日:2021年06月25日

2021年6月17日(木)~6月23日(水)の旅の初日は、自宅から羽越本線のあつみ温泉駅界隈にある東屋旅館への移動のみとした。6月18日(金)からの歩きを効率的に推進するためである。

※MAXとき321、いなほ7号

※いなほ7号(乗客数名)

旅行プランを策定する際、効率的な歩きを展開するため、ダイヤを熟読の上、宿泊場所をどこにするか何時も神経を費やす。しかし、このプランの設定に費やす時間が楽しみの一つでもある。宿泊先によって、駅間隔の営業キロを配慮の上、歩く区間や順路が必然的に決定される。

※夕食までのひと時

※東屋旅館の環境(温海川に沿ってあり、近くに足湯もあり)

※タクシーの運転手さんのお話しによると、あつみ温泉(あつみ温泉駅から車で10分位先にあり)は昭和50年頃が最盛期で宿は24あったが、コロナ禍の影響もあり、廃業した宿が多々あり、只今現在営業している宿は7カ所とのこと。また、収容人数が多い”萬国屋”や”たちばなや”は土日を中心に営業しているとのことであった。

※乾杯!!

※なまいき、朝食

すなわち、起点駅と終点駅は”こだわり鉄道つたい歩き”で重要なカギとなる。この起点駅はカッシー館の九カ条にある先憂後楽の下に設定。また、身軽な歩きが多くなるような旅行計画を設定。宿泊先は、自在性や宿泊代を配慮し、原則ビジネスホテル(東横インなど)を軸に設定している。それ故、私の旅行プランは思いつきのようではあるが、推敲に推敲を重ねて設定した計画である。

※チェックアウト前(朝食から判断すると昨日の宿泊者数は4名か?)

本日は種々の事情を配慮し、ホテルではなく温泉宿とした。4月から6月までの業務の疲れを一掃し、英気を養うためでもある。新潟駅で新幹線を乗り継いで”いなほ7号”に移動。9分の乗り継ぎ時間しかないので、「乗り遅れるのではないか」と心配もしたのだが、取り越し苦労であった。新幹線といなほが同一ホームで繋がっていたからである。安堵する。1年前の光景を見ながらあつみ温泉駅に移動する。あつみ温泉駅ではホテルにお願いしたタクシーが私を待ってくれていた。コロナ禍の影響もあり、あつみ温泉駅下車は私のみで少し寂しい思いもした。旅館には17時頃到着。温泉に浸かったあと、美味しい料理と地酒を頂く。至福のひと時であった。東屋旅館に感謝また感謝。コロナ禍の影響もあり、少し寂しい気がしましたが、ゆっくり保養ができました。この場をお借りして熱く厚く御礼申し上げます。

※東屋旅館前

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