高山本線仕上げ旅!!その5(猪谷~富山)前編
投稿日:2024年07月02日
2024年6月22日(土)晴れ、高山本線仕上げ旅の第5日目は、猪谷から富山までの営業キロ36.6㎞に挑戦する。営業キロ35㎞超えは2022年8月3日(水)山陰本線(温泉津~浜田)以来である。それ故、精神的なプレッシャーを感じ本日の歩きに臨むこととなった。当初は万一の場合を想定し、2日の日程を配慮し旅プランを立てた。しかし、明日は大雨のため、何としても夕方までには富山駅に到着を余儀なくされた。ただ大きな助け舟は、富山駅が終点のため乗り継ぎ時刻を心配しなくてもいいし、賑やかな駅舎に向かうプランのため、沿道の人の応援に期待できたこと。正に、こだわり鉄道つたい歩きの第5条(先憂後楽の考え方)に準拠した歩き方だった。
※フォーシズンを後にする
※お世話になった寿楽久。高山駅
※猪谷駅(JR東海、JR西日本の車両)
※猪谷駅
高山駅5時31分の始発のため、昨夜も枕を高くしての就寝はできず。ただ、地図を見る限り、猪谷~坂上間に比べ、本日の区間が易しく感じたので、多少安堵感があった。加えて、笹津辺りから平野部分となるので、精神的にも楽であった。ただし、笹津から東八尾にかけて大きな迂回、また婦中鵜坂~西富山にかけて川が絡むという難関区間であった。
本日の各駅到着時刻は次の通り。
猪谷(6:46)~楡原(にれはら、8:53)~笹津(10:12)~東八尾(12:37)~越中八尾(13:40)~千里(ちさと、15:05)~速星(16:36)~婦中鵜坂(16:53)~西富山(18:51)~富山(19:48)
①猪谷駅に到着するや否や駅備え付きノートにメモする。飛騨細江駅に続き2度目である。猪谷駅は高山方面がJR東海の管轄、富山方面がJR西日本の管轄となっていた。猪谷駅を下車するとJR西日本の車両(2両)が停車していた。駅舎の玄関先には観音菩薩像があった。本日は6月19日(水)が猪谷から高山方面向かうのに対し、反対の富山方面を目指す歩きとなる。本日は概ね下り坂であり体力的には楽であった。しかし、6月19日の歩きに比べ、重いリュックを背負っての歩きであったので、足腰には多少負担を感じた。7時、駅前にある国道41号線を歩く。風強し。右手に工事中の赤橋があった。7時10分より、万歩計で468歩ある猪谷洞門を通過する。この洞門を出ると177歩ある猪谷橋があった。このトンネルを出ると、常虹の滝の案内板があった。この辺りで瞬間的に上り坂となるが、間もなく歩くと下り坂となる。7時36分、道の駅細入前を通過。7時40分、肩掛バス停(地鉄バス)を通過する。その先で自転車野郎と対面する。上り坂で大変そうであった。右手にダムがあった。7時51分より、全長1,034mある庵谷トンネルを通過する。
※赤橋、ダム
※庵谷トンネル、細入村役場
このトンネル出ると庵谷トンネル(304歩)があった。8時7分より通過する。トンネルを出た先でも自転車野郎と対面する。8時19分、道路標識を見て旧国道41号線に変更する。直進はバイバスとなっており、楡原駅には繋がっていなかった。8時25分より、135歩ある長谷谷洞門を通過する。8時30分より、4号と表示された洞門(300歩)を通過する。8時33分より、松ケ谷洞門(234歩)を通過する。8時51分、細入村役場前を通過する、楡原駅には8時53分到着する。この駅は道路から急な階段を上った先にあった。
※楡原駅
②9時4分、楡原郵便局前を通過。9時24分より、416歩ある岩稲橋を渡る。右手には富山県漕艇場(9時30分)があった。9時36分、岩稲という地名を通過。9時44分、左手にJR線を確認できホッとする。9時50分、笹津交差点を通過する。9時55分、国道41号線から枝分かれとなる県道25号線(栃波細入線)があった。誤って、八尾という表示があったので、この幹線道路に進もうとするが、川を渡らず進行するのでNGと判明し引き返す。5分位ロスタイムが生じる。10時1分より、137歩ある笹津橋(神通川)を渡る。暫く歩いた先に笹津駅(10時12分)があった。
※笹津駅への路
※笹津駅
③10時20分、春日踏切を横切り鉄道の左側となる。丁度、上り特急がやって来るとことであった。10時23分、幹線道路は県道69号線(富山笹津線)だった。10時55分、住吉神社前で本日の安全を祈願する。10時58分、稲代交差点で県道341号線に左折する。11時8分、神通川を渡る。この川には数人の釣り人の姿があった。葛原(つづはら)T路地交差点で県道25号線に入る。11時49分、右手に雪化粧がある立山連峰が見える。11時55分、八尾町井栗谷という地名を通過する。12時5分、右手にJR線が見えて来る。この界隈で郵便集配中人に遭遇し、東八尾駅への道筋をお伺いする機会を得る。「1㎞位取り過ぎています。遠くに白い建物があるところまで戻って下さい」と教えれ頂く。多少速足で引き返す。幹線道路から300m位歩いた先に東八尾駅(12時37分)があった。40分位ロスタイムが生じる。先程郵便局の集配人の方と出会った地点には12時56分に戻る。
※東八尾駅への路、釣り人あり
※東八尾駅
④13時5分、笹津街道踏切を横切り、鉄道の右側となる。13時23分より、252歩ある杉原橋を渡る。13時40分、特急停車駅の越中八尾駅には13時40分到着する。後編に続く!!
※この郵便ポスト地点で引き過ぎに気付く
※越中八尾駅への路
※越中八尾駅
高山本線仕上げ旅!!その4(白川郷観光)
投稿日:2024年07月02日
2024年6月21日(金)雨/晴れ、下記のようなプランで白川郷の観光に臨む。そして観光の後もマルヤや寿楽久で楽しいひと時があり最高の一日となった。加えて、バスでの待ち時間、岩手県北上在住の安原夫妻と話す機会を得る。カッシーちらしが入口となり、更に歩き鉄の実績をまとめた”樫原勉文庫”が大きな援軍となった。この文庫から安原さん最寄り駅の北上駅をタイムリーに抽出できたからである。改めて、ウエブサイト”カッシー館”の威力を痛感する。退屈な待ち時間40分位が充実した時間となった。安原さん有難うございました。
〇高山駅8:50 → 白川郷9:40
〇白川郷観光 9:50~12:40
※白川郷合掌苑”明善寺庫裡”に入館
※明善寺郷土館散策
※白楽でどふろくを堪能する
※白川八幡神社参拝
※白川郷を色々探検
〇白川郷13:15 → 高山駅14:05
〇マルヤで懇談 14:30~15:40
ホテルへの帰り道、”ぜんざい”という看板にひかれて、店に入る。私の帽子を見て、この店の女将さん(元田さん)から心温まるメッセージがある。早速、カッシーちらしを手渡し、これまでの経緯や歩き実績などを語る時間を得る。約1時間位お邪魔し色々世間話をする機会へと変化する。店内には色々な紙幣や常連客からの絵画が壁面やテーブルに展示されていた。せんべいもご馳走になる。至福のひと時であった。
〇寿楽久で高山最後の夜満喫 17:00~19:00
この店に三顧の礼を尽くし、高山の夜を締める。
※店主の四反田さん
高山本線仕上げ旅!!その3(坂上~高山)後編
投稿日:2024年07月02日
➄11時32分、五峯山林昌寺前を通過。11時47分、長閑な田んぼ道を歩く。11時53分、JR線下を潜り鉄道の左側となる。右手には荒城川(あらき)が流れていた。11時56分、この川の土手を歩く。11時56分、幹線道路に合流し、万歩計で100歩ある中島橋を渡る。田んぼ一帯にビニールハウスのオンパレードとなる。これらのビニールハウスを見ると数十年前に両親がかつて苺経営をした頃を思い出し懐かしくなる。10時24分、荒城街道を横切り、鉄道の右側となる。飛騨国府駅には12時30分到着。
※飛騨国府駅への路
※飛騨国府駅
⑥12時38分、幹線道路に合流する。12時43分、広瀬橋バス停(濃飛バス)があった。476号線を歩く。13時8分、金桶橋を渡る。13時20分、左手に高山方面に向けて、ひだ号が通過して行く。13時31分、松本96㎞、平湯36㎞、高山市街8㎞の道路標識前を通過する。13時44分、追分バス停前を通過。13時47分、JR線下を潜り、鉄道の左側となる。14時10分、123歩ある天神橋を渡り、国道41号線から幹線道路に方向転換する。鉄道に沿った道筋を淡々と歩いた先に上枝駅(ほずえ)があった。14時33分到着。
※上枝駅への路
※上枝駅
⑦上枝駅から高山駅は花道と思ったが、田んぼと宮川(枝分かれあり)が前方を遮り、大きく迂回を余儀なくされた。本日一番の難所の区間であった。14時52分、中切踏切を横切り、鉄道の右側となる。鉄道が全く見えず、不安になる。丁度、通行人の方に出会い、高山駅への道筋をお伺いする。「橋を渡り、かなり歩いた先に高山駅があります。遠いですよ」とお伺いする。15時13分、国道41号線に方向転換する。その先に教えて頂いた三枝橋(みえだ:宮川から分岐した川)が登場する。しかし、何故宮川を渡るのか機会できず。後で地図で確認したところ、宮川から分岐した川があると判明。この”三枝の活字”を見た瞬間、親父の旧姓(さえぐさ)を思い出し懐かしくなる。この橋を渡って暫く歩くと1番目の道路分岐点に差し掛かり右往左往する。第六感を神頼みにして直進する。間もなく歩くと高山市街への道筋があり、国道41号線から方向転換する。途中、高山市役所の看板を見て安堵する。15時42分、JR線を跨ぎ少し歩いた先で、高山駅に通じる幹線道路に合流する。500m位先に見覚えのある高層ビルのホテルが見えて来、安堵する。15時58分、高山市役所前を通過。高山駅には16時13分到着。
※高山駅への路
※JR線を跨ぐ、高山市役所
※高山駅前通り、濃飛バスターミナル
※高山駅
➇高山駅構内にある金亀館(16時17分)に立ち寄り、飛騨高山ラーメンを頂く。そして、コンビニに立ち寄り、ビール・どぶろくとつまみを購入して本日の疲れを癒す。久しぶりに営業キロ30㎞を歩き疲れたが、充実した一日であった。
※名物高山ラーメン、どくろくで乾杯
京都・岐阜の旅!!そのプランとは
投稿日:2024年07月01日
京都・岐阜の旅(営業キロ48.4㎞)
〇2024年6月27日(木)晴れ
ひかり633号 新横浜7:51 → 京都10:12
第94回わいわい会下見
車折神社、鹿王院の観光
数物48年卒同期会
京都泊 (嵐山”花のいえ”:075-861-1545)
〇6月28日(金)雨/曇り
嵯峨嵐山10:14 → 亀岡10:25
まいづる3号 亀岡10:42 → 西舞鶴11:54
西舞鶴12:37 → 東雲12:49
東雲~八運橋~丹後由良(=丹後神崎~丹後由良:営業キロ1.7㎞)
丹後由良15:59→ 宮津16:12
宮津16:30 → 福知山17:24
福知山泊(福知山アークホテル:0773-24-3333)
〇6月29日(土)晴れ
福知山6:29 → 宮津7:22
宮津~宮村~喜多~辛皮(からかわ)~大江山口内宮~二俣~」大江高校前~大江~公庄(ぐじょう)~下天津~牧~荒河かしの木台~福知山市民病院口~福知山(30.4㎞)
福知山泊
〇6月30日(日)雨
きのさき4号 福知山6:56 → 京都8:21
ひかり642号 京都8:33 → 岐阜羽島9:09
新羽島~江吉良~羽島市役所前~竹鼻~不破一色~須賀~南宿~柳津~西笠松~笠松
~岐南~茶所~加納~名鉄岐阜(16.3㎞)
岐阜泊(コンフォートホテル岐阜:058-267-1311)
〇7月1日(月)雨
名鉄岐阜7:35 → 名鉄名古屋8:10
ひかり640号 名古屋8:43 → 新横浜10:24
京都・岐阜の旅!!有言実行なる
投稿日:2024年07月01日
旅日記まとめ先出の視点から、高山本線仕上げ旅の旅日記完結前に、京都・岐阜の旅の”まとめ”と”旅プラン”のみを前倒しして記載させて頂きます。
2024年6月27日(木)からの4泊5日の京都・岐阜の旅、天気予報(大雨)を配慮し、7月1日の名古屋鉄道の笠松駅からの踏破を中止する事態となったが、それ以外は下記の通り有言実行ができた。
①来る8月5日(月)~8月6日(火)、京都で開催予定の第94回わいわい会(高松一高同窓歩き会)の下見をすることができた。
※東本願寺、東横イン五条
※栞、広隆寺
※東映太秦映画村
②京都丹後鉄道の宮舞線の丹後神崎駅から丹後由良駅までの区間(営業キロ1.7㎞)、由良川橋梁の登場で2023年6月27日(火)の段階で未踏破であったが、2024年6月28日(金)東雲駅界隈の八雲橋から由良川を渡り、そして由良川沿を歩き、丹後神崎駅から丹後由良駅も踏破することができた。ご参考までに宮舞線(西舞鶴~宮津、一部未踏破)と宮豊線(宮津~豊岡)は2023年6月24日(土)~6月27日(火)に歩いた。
※由良川橋梁
③宮福線(宮津~福知山:営業キロ30.4㎞)の最大の難所である辛皮駅は大江山などに遮られ、大きく迂回を余儀なくされ悪銭苦闘した。しかし、宮福線を13時間、93,100歩を要し、全駅舎立ち寄りにより、無事踏破することができた。なお、日が長い6月だからこそできた記録だと。ご参考までこれまでのベスト3の万歩計記録は次の通り。
※大江山界隈からの宮津湾は最高であった
④名古屋鉄道の全線踏破の第1歩として、竹鼻・羽島線を踏破することができた。これで、高山本線と京都丹後鉄鉄道が偶然にも繋がった。京都~綾部~西舞鶴~丹波神崎~丹後由良~宮津~福知山~綾部~京都~岐阜羽島~新羽島~笠松~名鉄岐阜~岐阜~高山~猪谷~富山(山陰本線+舞鶴線+宮舞線+宮福線+山陰本線+新幹線+名鉄線+高山本線)。西舞鶴~宮津~豊岡~福知山~綾部~京都(宮舞線+宮豊線+山陰本線)。ただし、雨で集中力を欠き、残念ながら不破一色駅は未踏破となった。
※新羽島駅、名鉄岐阜駅
これで通算営業キロは、1万5千772km(活動日数777日、日本の鉄道の56.9%、地球円周の39.4%)となり、当面の目標の1万6千キロまで228kmとなった。それにしても1万6千キロまでの道のりは遠いと痛感。
上記以外で今回の旅の特筆事項は次の通り。
①7名と人数は少なかったが、立命館数物48年卒同期会を京都嵐山(花のいえ)で開催することができた。
②嵐電鹿王院駅界隈の鹿王院(足利義満公縁の寺)は最高であった。また、芸能神社がある車折神社も参拝できた。
※鹿王院、車折神社
③丹後由良山駅で数分の到着時間の遅れで、約1時間の待ち時間が生じる。しかし、”人生万事塞翁が馬”でこの駅舎に滞在して居られた田淵正昭さんや丹後由良駅舎経営の女将さんと約1時間にわたり、歩き鉄を軸に話す機会を得、最高の一日となった。カッシーちらしを見て、私のこれまでの活動成果に驚いておられた。因みにこの駅は、半年位前中井精也さんが訪れた駅舎のことでアルバムに記念写真があった。
④宮津駅から大江山口内宮駅までの区間でデジカメの電池を使い過ぎて、大江山口内宮駅から福知山駅はスマホによる画像とのみとなり、道中記の撮影の制限を余儀なくされた。旅はメイクドラマが発生する。これがこだわり鉄道の醍醐味でもある。
➄新スマホの検索機能の未調整のまま臨んだので、高山本線仕上げ旅と同様、現在位置が確認できず困った。これまでの第六感で対処を余儀なくされた。
➅高山本線仕上げ旅と京都・岐阜の旅を次のような経路にすれば、経費と日程を合理的にした旅ができたと多少反省点が残った。
新横浜~名古屋~高山~猪谷~富山~敦賀~小浜~東舞鶴~西舞鶴~宮津~福知山~京都~岐阜羽島~岐阜~名古屋~新横浜