只見線仕上げ旅!!その4(只見~大白川)後編
投稿日:2025年09月03日
2.田子倉駅跡~JR線合流
⑥ここからは、JR線から大きく迂回した道筋となる。歩いても歩いても、田子倉ダム沿線区域から脱出できず。
⑦12時8分、No.25の南岳洞門の中で赤柴橋(12時20分)に到着し、約半分踏破したので安堵する。この辺りから田子倉ダムエリアから外れる。No.16のトンネルを出ると、福島県只見町から新潟県魚沼市となる。12時40分、六十里越と記した標識前を通過。この辺りから何とか大白川駅に辿りつけると確信する。しかし、ここからも沢山の洞門が登場し、まだまだ大白川駅は遠いと察知する。
※このトンネルを出ると新潟県魚沼市となる
⑧No.30の六十里第1洞門を通過したところで、柏崎106㎞、小出45㎞と記した標識前を通過。
3.JR線合流~大白川駅
⑨No.34の新鳥越沢を通過し、14時1分、左手にJR線路を見つけ、3分の2位までやって来たと安堵感で一杯となる。左手には涼しそうな末沢川が流れていた。
※六十里第1洞門
⑩No.37の石滝沢洞門内で小休止とする。ペットボトルも僅かとなるが、自動販売機はなく補給できず。ここからはほぼ直線距離となるが、大白川駅への道筋は遠し。この辺りからスローダウンとなる。
※左手にJR線確認、毛猛平洞門
⑪No.41の小雪崩沢洞門を通過した先でいつの間にかJR線は右側になっていた。体力がバテつつあったので、田子倉ダムへの道筋で拾った杖が命綱となった。しかし、杖に重点を置いて歩いたため、背骨が曲がったような状態となる。それ故、適宜右足に重点を置きながら歩く。ここからは、100mが1㎞位に感じる。2015年5月、東北本線踏破の際の松島から塩釜までの歩きを思い出す。しかし、あの時に比べれば状態はまだよい。休み休みで大白川駅を目指す。疲れのため、メモは疎かになる。
※大白川駅への路
⑫15時36分、JR線を跨ぎ鉄道の右側となる。ここから近い思ったが、歩いても歩いても大白川駅の姿は見えず。もう洞門はないと思いしや、No.43の屋敷尻洞門があり、15時50分より通過する。杖を使ったり、右足にウエイトを置きながら、自動販売機がある箇所に到着(16時30分)する。その場所が偶然にも大白川駅であった。何とか17時4分の列車に間に合うことができ、天や神のご加護を強く感じる。自動販売機で3本ペットボトルを購入し、喉の渇きを癒す。大変な行程であったが、達成感は一入であった。
※大白川駅
⑬大白川駅には、会津若松行き(17時1分~17時30分)がやって来る。17時4分の列車で小出駅(17時47分着)に向かう。車窓から明日歩く行程を車窓から点検しながら移動する。小出駅前のホテルには18時5分到着する。万歩計は58.118歩であった。ホテルで汗を流したあと。橋を越えた先にある居酒屋”千両”に向い、本日の疲れを癒す。同時に感動をSNSなどで何人かの友人に発信する。至福のひと時を痛感する。何事も最後までやり遂げる意義の重みを強く感じた一日となった。セブンイレブンで買い物をして、タクシーでホテルへ。そして、バタンキューとなる。
※小出駅、ホテルオカベ
※千両で祝杯!!
本カッシー館では、皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしております。
benkassy.kan@gmail.com まで、メールでお気軽にお送り下さい。
なお、お手数ですが実際にメールされる場合は@を半角に変換の上、送信をお願いします。