伯備線などの旅!!その8(倉敷散策&播州赤穂で祝杯)

投稿日:2025年08月11日

2025年8月6日(水)晴れ、伯備線などの旅の8日目は、鉄道沿線の歩きは前倒しで対応したため、本日は次の行程となった。それ故、ホテルでゆっくり朝食をとり臨むことができた。正に、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第5条(先憂後楽の考え方)を実行し、本日のような行程が実現となった。天や神に感謝あるのみ。

※ホテルから徒歩で倉敷駅へ、蝉をゲット

※倉敷駅

①倉敷の街並み散策

※倉敷市立美術館、池田遥邨(ようそん)氏の作品

※大山名人記念館(休館だった)、かき氷で一息

※江戸時代情緒の街並み

②山陽本線と赤穂線を活用して播州赤穂駅まで移動

※東岡山駅

※天和駅

※播州赤穂駅

このアクションにより、境港~米子~伯耆大山~新見~倉敷~岡山~東岡山~播州赤穂~相生が”歩き鉄”に加え”乗り鉄”でもつながり、第71作目著書として”こだわり鉄道つたい歩き”シリーズで第61巻(赤穂線・伯備線・境線)で登場する沿線がより強く繋がり、執筆できる環境として最高となった。

一方、播州赤穂線には天和(てんわ)という駅がある。この駅の存在は、山陽本線の踏破(2010年4月)の際知った。そして、2021年8月8日(日)、赤穂線踏破の際立ち寄よりが実現した。私は、遠い昔(フコク生命入社3年目)、次のような珍しい天和という役満(役は平和もあった)をあがった。それ以来”天和”いう活字は私の宝物となっている。このようなことから、赤穂線を乗り鉄で天和の活字を再度見たかった。このような稀少価値も原稿に盛り込めば更に厚みが増すだろうと。

※天和(読み方:テンホー)とは、親が配牌の時点で和了した場合に成立する役満です。非常にレアな役であり、発生確率はおよそ33万分の1。厳密には親の第一ツモを天牌と呼び、天牌で和了することから天和の名が付けられたようです。(ネットより)

③赤穂城跡界隈の食事処”一粋(いっすい)”での祝杯

※一粋への路

※一粋

この店は4年前にお邪魔した店で、71作目著書の前祝いも兼ね、マスターをはじめとする方々と久し振りに旧交を温めたいと考えていた。

※一粋にて

※赤穂城跡

伯備線などの旅!!その7(備中高梁~倉敷)後編

投稿日:2025年08月11日

⑤11時31分、宍粟(しわさ)踏切を横切り、鉄道の右側となる。11時37分より、104歩ある橋を渡る。11時48分より、万歩計で123歩ある洞門を通過する。この洞門を皮切りに4つ位洞門が続く。右手には高梁川が流れていた。12時2分、山間を抜け、平野部分となる。12時9分、岡山24km、総社3㎞と記した標識前を通過。ここから総社駅は近いと思ったが、さにあらず。遠かった。歩いても歩いても到着できず。路地に入り、複雑なくねくねした道筋となる。何人かのお世話になり、やっと総社駅に13時2分到着できる。重いリユックと暑さで疲れが一気に出る。井原鉄道の待合室で水分補給をしながら、13時40分まで骨休みする。38分間の休憩で多少元気を取り戻す。この休憩時間を利用して、清音、倉敷方面の道筋を確認する。しかし、少なくとも清音までは、鉄道に沿った道筋はなく、くねくねした道筋を歩くことを余儀なくされる。

※総社駅への路

※総社駅

⑥総社駅の東口に出て、駅舎写真を撮影後、暫く日影が全くない、鉄道に沿った左側を歩く。13時38分、三輪一踏切を横切り鉄道の右側となる。適宜日陰で休憩しながら、くねくねした道筋を歩き、あとは直進すれば清音駅に到着できる道筋に出る。清音駅にはやっと14時58分できる。営業キロ3.4㎞に78分も要す。

※清音駅への路

※清音駅

⑦清音駅から倉敷駅は遠かった。安全を考え、高梁川の土手沿いを走る県道24号線をキープして歩いた。ナビで検索したところ、日陰が一杯ある伯備線に沿った小道を歩くべきであった。この選択は大失敗。県道から小径に繋がる道筋は途中1箇所あったが、ナビを調べるだけの余力がなく、依然県道24号線を歩き続ける。今回の旅で唯一の反省点であった。16時7分、新幹線下を潜る。ここから倉敷駅への路は遠かった。16時17分、総社市から倉敷市となる。16時25分、日陰で小休憩する。16時36分、西津県道踏切を横切り鉄道の右側となる。この界隈の自動販売機で水分補給する。ここから歩いても歩いても倉敷駅は遠かった。やっと17時13分、倉敷駅に辿り着く。これで、当初目標であった伯備線(伯耆大山~倉敷:営業キロ138.4㎞)と境線(境港~米子:17.9㎞)を活動日数6日目を要して達成できる。非常に本日は疲れたが、天や神のご加護や沿道の方、そして各位から元気を頂き、無事達成できる。達成感に浸る瞬間であった。

※ここまで脇道あり

※倉敷への路

※倉敷駅(伯備線踏破!!

万歩計は70,804歩となっていた。本日の歩きを通じ、2015年5月、東北本線の小牛田から塩釜{29.8㎞)を踏破した苦い歩き体験を思い出す。あの時は、腰が痛くなり、リュックを背負うことができなくなり、仙台駅の駅員さんのお世話になり、車椅子でタクシー乗り場まで運んでもらい、今朝チェックアウトした東横インでお世話になった出来事を。早いものであれから10年が経過する。それに比べれば今回の歩きは軽傷であった。

⑧倉敷駅からはタクシーでホテルへ。汗を流したあと、ホテル前のステーキ―”どん”で英気を養う。本日頑張ったお陰で明日は倉敷を観光できる余裕ができた。そういう意味では価値ある一日であった。明日が楽しみである。ここでも、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第5条(先憂後楽の考え方)を発揮した一日となった。

※ステーキ―”どん”で祝杯!!

伯備線などの旅!!その7(備中高梁~倉敷)前編

投稿日:2025年08月11日

2025年8月5日(火)晴れ、伯備線などの旅の7日目は、伯備線の備中高梁駅から倉敷駅までの営業キロ34.0㎞に挑戦する。営業キロ34㎞超えは、約1年前の2024年8月7日(水)以来である。この時は、重いリユックを背負わず、予讃線系列の内子線(大洲~向井原:34.1㎞)を踏破した。一方、重いリュックを背負って、2025年6月22日(土)は、高山本線仕上げで、猪谷~富山(36.6㎞)を歩いた。本日の旅もこれらに準ずるもので、仕上げの難しさを痛感した。しかしながら、このような体験から、絶対に達成できると確信して臨んだ。安全を見て、新見発4時55分の始発で臨む。寝坊しては行けないという重圧から昨夜は枕を高くしては就寝できなかった。2時過ぎに目が覚め、チェックアウトのための荷物の整理をする。4時半頃ホテルを出る。辺りはまだ暗闇だった。総社までは何とか順調に歩けたが、総社以降は暑さのため、適宜休みを取りながらの歩きとなる。

※新見駅始発で備中高梁駅へ

※備中高梁駅

本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

備中高梁(5:37)~備中広瀬(6:58)~美袋(みなぎ、8:57)~日羽(10:06)~豪渓(11:15)~総社(13:02)~清音(きよね、14:58)~倉敷(17:13)

①備中高梁駅を種々のアングルで撮影後、備中広瀬駅を目指す。5時47分、幹線道路に合流する。5時52分、高速道路下を潜る。5時58分、国道180号線に合流する。6時3分、落合バス停前(備北バス)を通過する。6時7分、岡山44㎞、総社kmと記した標識前を通過。6時23分、蝉の鳴き声を聞き安堵する。国道180号線から備中広瀬駅が見えるが近くに踏切や通路らしきものがない。暫く右往左往する。結果、200m位戻り、6時53分、柳井下踏切を横切り、鉄道の左側となる。備中広瀬駅には6時58分に到着する。5分位ロスタイムとなる。

※備中広瀬駅への路

※備中広瀬駅

②7時40分、サングラスをかけ、濡れタオルを帽子下に着用する。同時に耳にウォークマンを。ウォークマンは、8月2日(土)以来である。7時44分、犬からの激励がある。8時16分、JR線はトンネルに突入、この界隈の地名は、総社市種井とあった。8時22分より、243歩ある美袋洞門を通過する。ここから岡山まで36㎞とあった。この界隈で、暑さ対策として雨傘をさす。美袋駅には8時57分に到着する。

※美袋駅への路

※美袋駅

③9時8分、美袋湯便局があった。9時13分、国道に合流する。日羽駅の標識を見て、道なりに歩いた先に日羽駅(10時6分)がある。リユックによる左肩の痛みをいつの間にか解消されていた。

※日羽駅への路

※日羽駅

④ここから国道180号に合流はややこしい道筋であった。右往左往する。ネットで検索し、JR線下を潜り鉄道の左側となり大きく迂回し、再度鉄道下を潜り、右側となり国道に合流する行程を選択する。10時22分、JR線下を潜る右側となり、10時25分、国道180号線に合流する。10時41分、日羽谷川という地名を通過。10時58分、山ノ端踏切を横切り、鉄道の右側となる。そして、民家が広がる路地を歩く。しかし、ここから豪渓駅は遠かった。やっと。11時15分、豪渓駅に到着する。後編に続く!!

※豪渓駅への路

※豪渓駅

伯備線などの旅!!その6(備中高梁~新見)後編

投稿日:2025年08月11日

⑤12時6分より、再度、中井橋を渡り、国道180号線に戻る。12時22分、高梁市から新見市となる。その先でJR線を跨ぎ、鉄道の右側となる。13時5分、車から降りて来たドライバーから心配そうな顔をして声がかかる。「大丈夫ですか。何処迄歩くのですか。少し前すれ違ったところで確認したところ、しっかりした足取りでしたので安堵しましたが、念のため止まりました」と。これに対し、「大丈夫です。新見を目指して歩いています。先程立ち寄った方谷駅前で自動販売機はありましたが、新千円札しか持ち合わせがなく、水分補給はできませんでした。この界隈に自動販売機はありませんか」と応答する。「安心しました。自動販売機の箇所は分かりませんが、少し歩けば、あるでしょう。暑いので気をつけて歩いて下さい」と。「ありがとうございます」と。この場を去る際、この親切な方にも、「私は全国鉄道つたい歩きをしています。神奈川から数日前にやって来ました」と言って、カッシーチラシを手渡しPRさせて頂く。

※風光明媚な箇所までの路

※ドライバーと対面した界隈

※自動販売機までの路

13時25分、自動販売機を見つけ、水分補給にありつける。13時38分より、最初の洞門を通過する。この界隈、鉄橋、渓谷、高梁川のコントラストが見事であった。13時52分より、132歩ある洞門を通過する。14時、曇りマークとなり日差し和らぐ。14時15分、谷合踏切を横切り鉄道の右側となる。ここから井倉駅は遠かった。橋を渡る。14時30分、井倉洞前を通過。この洞窟に立ち寄ろうと思ったが、時間の関係でパスする。井倉踏切を横切り、鉄道の左側となる。暫く歩いた先に井倉駅(14時36分)があった。駅前の看板には、井倉洞などのPRがあった。

※井倉洞への路

※井倉駅界隈、井倉駅

※井倉駅

⑥暫く井倉街並みを歩く。14時58分、国道180号線に合流する。15時10分、トンネルに突入するJR線を跨ぎ、鉄道の右側となる。15時28分、JR線下を潜り鉄道の左側となる。15時51分、JR線下を潜り鉄道の右側となる。15時57分より、沢山の洞門がある。直線の鉄道と蛇行した川に沿った道路が大きく乖離しており、洞門を幾つも潜るが、石蟹駅への路は遠かった。16時27分、JR線下を潜り、鉄道の左側となる。石蟹駅には16時37分に到着。霧雨のような冷気があり、今回の旅で初めて快適感を感じる。この界隈は賑やかであった。営業キロ4.5㎞に対し、所要時間2時間要す。このデータからも相当の迂回があったと判断できる。

※石蟹駅への路

※石蟹駅

⑦16時50分、霧雨模様の天気から晴れマークとなる石蟹の街並みを歩く。16時57分より、214歩ある美郷大橋を渡る。ここから暫く山間となる。17時20分、只今の温度は31℃とあった。17時22分、JR線を跨ぎ鉄道の右側となる。ここから新見の街並みが広がる。17時36分、新見警察署前を通過。17時37分、新見市役所前を通過。高梁川を渡り、伯備線に沿ったくねくねした路地を歩く。この界隈複雑な道筋が続く。姫新線(非電化単線)の上市踏切を横切る場面にも遭遇する。やっと目印のNTTタワーが見えて安堵する。高梁川に沿って歩いた先に新見駅(18時12分)があった。万歩計は73,369歩となっていた。やはり、営業キロ30㎞超えは厳しいものがあると痛感。このデータから判断し、40㎞は歩いただろう。朝ダイヤを1時間15分早めて正解であった。歩きには想定外の出来事が起こるので、早め早めの行動が大事であることを改めて痛感する。

※美郷大橋への路

※新見市内への路

※新見駅への路

※新見駅

⑧ホテルには18時20分に到着。汗を探した後、ホテルにあるレストランで夕食とする。大瓶のスーパードライは最高だった。部屋に戻るや否やバタンキュウとなる。充実した一日であった。

※ホテルに戻り祝杯

伯備線などの旅!!その6(備中高梁~新見)前編

投稿日:2025年08月10日

2025年8月4日(月)晴れ、伯備線などの旅の6日目は、伯備線の備中高梁駅から新見駅までの営業キロ30.4㎞に挑戦する。当初は、木野山~新見までの25.6㎞を予定していたが、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第5条(先憂後楽の考え方)に基づき、木野山~備中高梁までの営業キロ4.8㎞を加える。この前倒しにより、8月6日に予定していた総社~倉敷までの営業キロ10.7㎞を明日8月5日(火)に繰り入れることが可能となった。ただし、重いリュックを背負ってかつ今回の旅で最長の営業キロ34.0㎞を余儀なくされるが。なお。このプランは、本日の歩きで思いつく。それ故、当初予定した新見発7時23分発を6時8分に早めて臨む。昨日コンビニで買ったおにぎりを朝食とする。各駅停車に乗り、伯備線の新見~伯耆大山に比べ、新見~倉敷の方が乗客数においては、数倍利用度が高いと痛感。車両編成も2両から4両編成となる。

※さあ6日目に挑戦だ

※備中高梁駅

本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

備中高梁(6:53)~木野山(8:21)~備中川面(かわも、9:32)~方谷(ほうこく、11;51)~井倉(14:36)~石蟹(いしが、16:37)~新見(18:12)

①備中高梁駅を種々のアングルから撮影して、木野山駅を目指す。6時58分現在の温度は24℃とあった。駅に到着するや否や、蝉の鳴き声を聞き、真夏のウォーキングを実感する。今日は重いリュックを背負っていないため、身体的には楽であった。7時7分、高橋中央公園前を通過。7時10分、有終館跡で4本松を鑑賞する。7時20分、方谷楽舎高校前を通過。国道180号線に合流する。7時22分、新見36㎞、岡山48㎞と記した標識前を通過する。7時24分、高梁消防本部、高橋消防署前を通過。7時49分、コンビニ(高梁津川町店)に立ち寄り、塩飴を購入する。8時10分より、万歩計で189歩ある新幡見橋を渡る。右手には有漢川橋梁があった。8時17分、米子103㎞、新見30㎞と記した標識があった。木野山駅には8時21分に到着。駅通路を経由した先にあった。

※4本松までの路

※コンビニへの路

※木野山駅への路

※木野山下駅

②8時26分、踏切を横切り国道180号線に戻る。9時2分より、万歩計で277歩ある橋(高梁川)を渡る。JR線の鉄橋は第1高梁川橋梁とあった。9時19分より、191歩ある秋田橋を渡り、民家が広がる通りに出る。9時25分、備中寺山城跡前を通過。9時27分、高梁北中学校前を通過。備中川面駅には9時32分に到着する。この駅から傘をさし、熱中症対策の一助とする。この駅で駅備え付けノートにメモする。

※備中川面駅への路

※備中川面駅

③備中川面駅から方谷駅まで国道180号線、伯備線そして高梁川が複雑に絡み、神経を費やす。誤って進行すると行き止まりとなり、高梁川を渡れない恐れがあるからだ。ネットで確認し道なりに進んでも高梁川を渡れると判断し直進する。ところが、伯備線の踏切を渡る手前で、先程バイクで通り過ぎたお巡りさんと再度対面。念のため、「このまま進んでも方谷駅に行けますか」と確認する。「先日の大雨で土砂崩れがあり、通行止めです。車だけではなく歩行者もダメです。私は写真撮影でやって来たと思っていました。方谷駅へは秋田橋まで引き換えすしかありません」との回答を頂く。確かに、秋田橋を渡り暫く歩いた先で「通行禁止」の掲示板はあったが、これまでの歩きでは、車はNGであったが、歩行は用心深く歩けば通行できた。最近、鉄道沿線を歩いた場合このようなケースが多くなって来ているような気がする。やむを得ず、再度、備中川面駅経由で秋田橋まで引き返す。この橋を渡り、国道に到着時刻は10時37分であった。通行止めが発覚した地点から42分もロスタイムとなる。

※再度備中川面駅通過

④10時48分、新見24km、米子97㎞と記した標識前を通過。その先で51歩ある赤い河戸橋を渡る。11時5分、御鋒神社前で本日の安全を祈願する。11時47分より167歩ある中井橋を渡る。この橋を渡ると民家が広がっていた。200m位戻った先に方谷駅(11時51分)があった。駅前には自動販売機はあったが、旧千円札はOKであったが、新千円殺はNGであった。生憎小銭は100円未満、千円札は新札しか持ち合わせがなく、ペットボトルの補給ができず。僅かになったペッボトルを活用しながらの道筋を余儀なくされる。少なくとも歩く場合、旧千円持参もしくは100円玉を沢山持って歩く必要性をモ骨身に感じた。後編に続く!!

 

※赤い橋への路

※中井橋への路

※方谷駅

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