糸魚川・富山の旅!!その5(魚津~富山)

投稿日:2020年09月19日

2020年9月9日(水)晴れ、糸魚川・富山の旅の第5弾は、魚津駅から富山駅までの営業キロ25.5kmに挑戦する。本日、悪戦苦闘の中その実現が叶い、米原から直江津までの旧北陸本線353.8㎞が繋がる。旧北陸本線の踏破に着手したのが、2009年6月19日(金)(余呉から米原までの26.5㎞)なので、約11年3ヶ月の歳月を費やしての踏破となる。「何事もやりとげるのは大変だ」と強く感じる一日となった。

※いざ出発!!、富山駅

朝、ホテルで朝食を済ませ、7時51分発の黒部行きに乗り、魚津まで移動する。本日も一昨日と同様高校生で電車は満員の状態となる。車窓から本日の道筋を確認する。本日は山はなかったが、駅舎の間に川が横たわっていた。特に、水橋駅から東富山駅までの間にある常願寺川に跨る橋が車窓から見えない。それ故、この区間の踏破は相当負荷を要するだろうと察知する。そのようなことを考えながら魚津駅まで移動する。この駅で沢山の高校生が下車し、バス停に向かっていた。

※魚津駅

魚津駅から富山駅までの到着時刻は次の通り。

魚津(8:22)~東滑川(10:05)~滑川(11:08)~水橋(13:41)〜東富山(16:35)~富山(18:15)

①魚津駅前には巣立ちの像があった。ここから電鉄魚津駅から少し行った先まで高架した鉄道に沿って歩く。主として左側を。電鉄魚津駅は高架した鉄道を潜つた先(8時47分)にあった。8時55分、八幡宮で本日の安全を祈願する。8時56分、新川の土手で高架した鉄道は終了する。約30分の歩きとなった。新川を渡る八幡橋の欄干には、様々な団体名が刻まれていた。

※高架した線路下を歩く、電鉄魚津駅、八幡橋

9時3分、県道137号線(堀江魚津線)に出る。まもなく歩くと、車窓から見えた、ミラメイズにある観覧車(9時32分)前に到着する。ミラメイズの道路反対側には魚津水族館があった。平日とコロナの影響もあり、観客の姿は殆ど見えず。9時33分、これらの娯楽施設に面した、万歩計で528歩ある早月橋(早月川)を渡る。橋を渡ると魚津市から滑川市(9時42分)となる。10時1分、泊行きの電車と対面する。そして道なりに歩いた先にラッキーにも東滑川駅があった。

※ミラメイズにある観覧車、魚津水族館、早月橋

※東滑川駅とその界隈

②暫く歩くと、10時42分、なめりがわウォーキングコースの看板があった。その先に樹齢200年の門松(もんまつ)があった。案内文によると、高さ16.6m、幹回り282mとあった。滑川駅には11時8分到着する。駅前の看板には、”ほたるいかと深層水もまち滑川”とあった。

※門松、滑川駅、滑川のトレードマーク”ほたるいか”

➂11時50分、いいタイミングで寺家踏切近くの中華”菜香厨房”を見つけ、ランチとする。火照った疲れた体を癒してくれた。ランチで一息をついた後、回り路をした道筋から鉄道に近づく。13時21分、工事中の水橋大橋を通過する。かね七や大協薬品がある道筋を通り、水橋駅を目指す。13時32分、やっと左手にとやま鉄道の線路を見つける。そして、鉄道に沿って歩いた先に水橋駅があった。

※菜香厨房で一息、水橋大橋、水橋駅

※水橋駅、常願寺川土手をひたすら歩く!!

④13時52分、第1北陸街道踏切を横切り、鉄道の左側となる。暫く歩くと、14時2分、常願寺川の土手にぶつかる。ここから土手に沿って迂回を余儀なくされる。常願寺川を渡る橋までの所要時間は25分要する。途中、富山念法寺前(14時17分)があった。橋は万歩計で602歩あった。

※富山念法寺、土手を平すら歩く、東富山方面に繋がる橋

この迂回により、道筋を誤り迷路に入る。15時10分ヤマダ電機が近くにある道路下を潜る。15時16分、北陸新幹線下を潜る。その先で国道41号線、名古屋259㎞、高山94㎞、飛騨83㎞と記した標識を見て、改めて地図を確認する。その結果、自分がとんでもないところに来ているに気付く。自分の現在位置と東富山駅の位置関係を確認しょうと試みるが、ナビがうまく作動せず掌握できず。

※国道41号線の北陸新幹線を潜つた先で迷いに気付く!!

後で確認したところ、東富山駅は、現在地から北西の方向にあり、直線距離で4㎞位のところにあった。ここから何人も方に聞きながら、順次修正しながら東富山駅を目指す。しかし、何人もの方にお聞きするが、どこまで歩いても「とやま鉄道の線路」が一向に掌握できなかった。これが不安を増幅させる結果となった。迷いに迷って東富山駅にはやっと16時35分に到着する。水橋から東富山までの営業キロ4.9㎞に約3時間要する。

※迷路に直進、線路は見えず、正面が東富山駅であるが工事中で立ち入りできず!!

※回り路を余儀なくされる、東富山駅

⑤東富山からは富山までは、多少遠回りになるが幹線道路をひたすら歩く。17時20分に雨に遭遇し、その状態が富山駅駅まで続く。富山駅近くの新幹線手前で、通行人の方に富山駅の方向を確認する。少し行った先で右折し、鉄道に沿って歩いた先にあるとのことであった。安堵する。岩瀬浜方面に向かう市電と対面する。そして、雨の中、富山駅には18時15分到着する。駅前で椅子に座っている若者に記念写真を撮って頂く。感謝・感激・感動の写真となった。最後の仕上げには相当の負荷を要すると改めて痛感する瞬間であった。

※富山駅への路、八田橋、富山駅

⑥ホテルで汗を流した後、三顧の礼を尽くすため漁火に出向き、マスターや東京から出張で来たという若者に旧北陸本線踏破の報告をする。楽しいひと時を過ごしたあと、マスターから「また富山に来てください」と温もりの言葉を頂き、この店を出る。美味しい魚と酒であった。

※郵便番号簿より

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