秋田・山形・群馬の旅!!その9(あつみ温泉〜鶴岡)

投稿日:2020年07月15日

秋田・山形・群馬の旅の第9弾は、今回初の晴れの中、あつみ温泉駅から鶴岡駅までの営業キロ29.6㎞に挑戦する。風光明媚なあつみ温泉海岸線を堪能する。日本海はコバルトブルーの景観で最高であった。また、2000年5月から通算し、羽前水沢駅で日本の鉄道の4割達成となった。嬉しい限りである。今回の東能代からあつみ温泉までの締めとしていいご褒美をもらった心境で一杯となった。感動の余り、数人にSNSで画像を送信する。

※鶴岡駅

※あつみ温泉駅

本日の駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

あつみ温泉(8:32)〜五十川(10:53)〜小波渡(12:15)~三瀬(13:15)〜羽前水沢(15:23)〜羽前大山(16:48)〜鶴岡(19:24)

※あつみ温泉駅

①あつみ温泉駅から五十川駅までは、コバルトブルーに浮かんだ岩などの景観を堪能しながら進む。また、感動した場面の一例をSNSで画像する場面もあり。この区間は、今回の旅で天気よし風景よし温度よし(24℃)で最高の場面であった。営業キロ5.9㎞に約2時間を要し、ゆっくり歩く。特に、9時25分暮坪橋の先にある、玄武岩でできた高さ52mある名勝「立岩」は強く印象に残った。種々のアングルから記録を撮りまくる。この立岩には神社があり、立ち寄ろうと思ったが、落石のため立ち寄り禁止となっており残念な結果となる。

※あつみ温泉駅、あつみ温泉駅界隈

※風光明媚な海岸線、52mの立岩

※暮坪、立岩

②五十川駅は二つのトンネルの中にあった。二つ目の396mある新五十川トンネルを通過した後にナビを確認し、行き過ぎであると判明する。それ故、このトンネル引き返えす。結果的には五十川駅は、五十川橋(10時33分通過)の手前を50m位国道7号線を離れた先にあった。このような体験は2月旅行した日豊本線でも同様な場面があった。懐かしい限りである。20分位ロスする。

※崖をフォロー、トンネル歩道、五十川駅

※五十川駅、新五十川トンネル、堅苔沢

➂五十川駅から小波渡駅(こばと)までの区間も景観な海岸線を楽しみながら歩く。特に、眺望の波渡崎「堅苔沢」からの伝説の留棹庵島(11時16分)は印象に残った。大波渡、中波渡という地名もあった。地元の人に教えてもらった近道(急な勾配のある階段)を進んだ先に小波渡駅があった。

※小波渡駅への路、小波渡駅

※小波渡駅への路、鯵ヶ崎トンネル、三瀬駅

④小波渡駅から三瀬駅にかけては、二つのトンネル越えとなる。一つは、12時40分到達した315.7mの鯵ヶ崎トンネル(585歩)。もう一つは、12時54分到達した183mある釜石トンネル(273歩)。この区間からは海岸線とも別れ山間となる。この駅で、駅に備えつけてあるメモ帳に投稿する。このような投稿は、宗谷本線の問寒別駅などでも行った。12時27分、海岸線の締めとして、カモメの群れによる空中の舞も印象に残るものがあった。

※三瀬駅、羽前水沢駅への路

⑤三瀬駅から羽前水沢駅までは、山の尾根を通り抜けて進む。山道のため、何度も地図とナビを点検しながら用心深く進む。13時33分、JR線を潜り鉄道の右側となる。14時35分、JR線を潜り鉄道の左側となる。ここからは山間から水田地帯となる。14時52分、JR線を潜り鉄道の右側となる。それにしても、歩いても歩いても山道また山道であった。途中、20人位のグループに出会い、羽前水沢駅への道筋をお伺いする。「道なりに直進すれば行ける」とのことであった。山道の中で安堵する瞬間であった。15時、上り特急電車と対面する。15時23分、日本の鉄道の4割達成となった羽前水沢駅にやっと辿りつく。本日の区間で一番難しい区間であった。

※佐渡川踏切、羽前水沢駅

⑥羽前水沢駅から羽前大山までは、簡単かと思えばさにあらず。羽前水沢駅を出発する否や水田が前方を遮り、迂回を余儀される。15時53分、県道38号線に出る。ひたすらこの県道を黙々と歩く。16時30分、万歩計で67歩の栃屋橋手前で地元の人と対面する。ラッキーにも、「この橋を渡って鉄道つたい歩きした方が近道ですよ。」と教えて頂く。沿道には公的機関の施設があった。16時43分、栃屋踏切を横切り鉄道の左側となる。そして、鉄道沿いに歩いた先に羽前大山駅があった。駅前には大きな倉庫(大山文庫)があった。

※羽前大山駅への路、羽前大山駅

⑦17時3分、JR線を越え鉄道の右側となる。そして、幹線道路に出る。この路を道なりにどこまでも進む。また、鶴岡駅まで何人もの地元の人に聞きながら進む。17時21分、村社白髭神社前を通過。17時53分、天照皇大神前を通過。18時3分、鶴岡第一中学校前を通過。帰宅の途につく先生方と対面する。18時20分、西新町橋を通過。18時46分、鶴岡公園内にある、短冊一杯の荘内神社を参拝する。18時52分、鶴岡簡易裁判所前を通過。ここからも鶴岡駅は遠かった。18時56分、赤い三雪橋は渡らず通過。19時10分、日枝神社の前で、直進先に鶴岡駅の標識があり安堵する。流石最上氏の城下町だけあり、また、山形県の第2の街だけあり、昨夜と好対照に想定外に賑やかな街並みであった。やっと19時24分、鶴岡駅に到着する。駅から見える夕焼けは強く印象に残った。これで東能代駅からあつみ温泉駅までの営業キロ218.6㎞が繋がった。

※村社白髭神社、荘内神社

※三雪橋、日枝神社、鶴岡駅

⑧山形の夜の締めは、昨日行った居酒屋”せいご”で寛ぐ。明日はいよいよ乗り鉄の旅で群馬県へ。

※幻想的な夕暮れ、”せいご”で締め

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