南九州の旅!!その2(喜入~鹿児島中央)前編
投稿日:2024年02月24日
2024年2月15日(木)雨/晴れ、南九州の旅の2日目は、指宿枕崎線の喜入駅(きいれ)から鹿児島中央駅までの営業キロ26.6㎞に挑戦する。2年前に喜入駅から指宿駅までの19.1㎞は踏破済みである。それ故、本日の歩きを終えれば、鹿児島中央駅から指宿駅までの45.7㎞が繋がる。本日の沿線の風景は3度目となるが、この区間にも難所があることは前回の旅でも学習済み。本日はホテルで朝食をとり、本日の歩きに臨む。雨になる恐れがあるので、ローソンで傘を購入して臨む。最近の雨は豪雨や強風にもなる可能性が極めて高いので、折り畳み傘は全く機能しない。強風にも強いビニール傘しかない。更にカッパの着用も必要であると。車窓から道筋を確認し喜入駅まで移動する。
※ホテルから鹿児島中央駅に移動
※喜入駅
各駅舎立ち寄り時刻は下記の通り。
喜入(8:21)~中名(なかみよう、9:28 )~瀬々串(10:24)~平川(11:23)~五位野(12:19)~坂之上(13:13)~慈眼寺(じげんじ、13:56)~谷山(14:26)~宇宿(うすき、15:10)~南鹿児島(15:41)~郡元(こおりもと、16:13)~鹿児島中央(16:48)
①喜入駅前はややこしい。2年前も誤った道筋に進み引き返す場面に遭遇。今回はそのようなことがないように用心して臨んだのだか、結果前回と同様誤ってとんでもない方向に進行する事態となる。麓踏切(8時27分)を横切り、喜入中学校(8時31分)までやってき、玄関先で庭掃除している方に道筋を聴いたのがよかった。もしもこの人に対面していなかったら1時間位ロスタイムが生じていたかも知れない。胸を撫でおろす。「反対方向を歩いています。駅方向に戻りリカバリーして下さい」のアドバイスを頂く。17分ロスタイムとなる。結果、500m位反対方向に進んでいた。曇り空の場合、スタートの際反対方向に進むことが、これまで何度も体験。一例として。東海道本線の島田駅から藤枝駅を目指すところ、反対の金谷駅方向に進んでいた。これがウォーキングの醍醐味かも知れない。8時48分軌道修正スタート。国道226号線に合流して中名駅を目指す。9時26分、駅前踏切を横切って歩いた先に中名駅(9時28分)があった。
※誤って麓踏切を横切る、喜入中学校までやって来る
※軌道修正し中名駅を目指す
※中名駅
②9時41分、樋高(てだか)で指宿方面に向かう列車と対面する。9時46分、霧島61㎞、鹿児島24㎞と記した道路標識前を通過。9時50分頃から小雨模様から本降りとなる。バックにビニールでカバーする。10時24分、瀬々串駅に到着するや否や激しい雨脚となる。しかし、5分位経過すると通常の雨となる。
※瀬々串駅への路
※瀬々俱駅
③雨で地図やスマホが確認しにくい環境の中、平川駅を目指す。海外線から少し遠ざかった歩きとなる。11時17分、下平川踏切を横切り、鉄道の左側となる。朝沢山の高校生が下車した平川駅には11時23分到着。
※平川駅への路
※平川駅
④平川第一踏切を横切り鉄道の右側となる。踏切を横切った先に平川小学校があった。11時31分、鹿児島18km、霧島55㎞と記した標識前を通過。11時40分、雨上がる。道路標識を見て、山間の道路に方向転換する。この界隈は枕崎から75㎞とあった。11時58分、万歩計で28歩ある五位野川を渡る。途中、平川動物園の看板があった、12時19分、ホームを横切った先に五位野駅(鉄道の左側)があった。駅前には平川動物園まで1.7㎞の看板があった。後編に続く!!
※五位野駅への路
※平川動物前看板前
※五位野駅
南九州の旅!!その1(鹿児島への移動)
投稿日:2024年02月24日
2024年2月14日(水)晴れ、南九州の旅の初日は、羽田空港から飛行機で鹿児島空港まで移動(鹿児島本線の踏破の際にも利用で2度目)。そこから2年前日豊本線踏破した際の風景を見ながら鹿児島中央駅へ。バスの窓から遠くに桜島を見つける。そして鹿児島本線で市内を歩いた風景を経由し、懐かしい観覧車がある鹿児島中央駅には14時20分頃到着。
※羽田空港から鹿児島空港へ
※バスで移動
鹿児島は、2000年5月ウォーキングを開始して3度目となる。最初(2013年4月)は鹿児島本線の踏破のため、2度目(2022年2月)は日豊本線踏破のため、そして今回の3度目は指宿枕崎線踏破のため。何れも駅前にある鹿児島中央東横インに宿泊しての歩き行程となった。ウォーキング開始以来、九ヶ条からなる「こだわり鉄道つたい歩き」の9条(極力東横インの活用)にある通り、予約が可能な限り東横インを利用させて頂いている。今回の旅で活動日数は760日になるが、宿泊が伴う旅が500日とした場合300日位は東横インを利用させて頂いている。それ故、東横インは実家に戻ったような心境になる。加えて、日没になっても遠くから青いネオンが目印となり、これまで何度も助けてもらった。
※東横イン鹿児島中央駅駅東口へ
※ホテルで寛ぐ
ホテルには14時25分到着。15時までホテルのロビーで寛いだ後、13階にある部屋へ。汗を流し暫く部屋で休息。その後、先日寄贈頂いた本のお礼のため、酒屋へ出向き、「極上蔵の師魂」を発送手続き。その後、魚屋”しげぞう”でささやかながら今回から旅の英気を養う。そしてホテルに戻り就寝。充実した一日であった。
※酒屋へ
※魚屋”しげぞう”で英気を養う
南九州の旅!!旅プランとは
投稿日:2024年02月23日
鹿児島・宮崎の旅(営業キロ68.7㎞+86.9㎞=155.6㎞)
〇2月14日(水)晴れ
ANA623便 羽田11:35 → 鹿児島13:35
鹿児島泊(東横イン鹿児島中央駅東口:099-813-1045)
〇2月15日(木)雨/晴れ
鹿児島中央7:33 → 喜入8:16
喜入~中名~瀬々串~平川~五位野~坂之上~慈眼寺~谷山~
宇宿~南鹿児島~郡元~鹿児島中央(26.6㎞)
鹿児島泊
〇2月16日(金)晴れ
鹿児島中央6:20 → 指宿7:27
指宿~山川~大山~西大山~薩摩川尻~東開聞(かいもん)~開聞~入野~頴娃(えい)~
西頴娃~御領~石垣(いしかき:27.1㎞)
石垣18:07 → 枕崎18:36
枕崎泊(枕崎ステーションホテル:0993-72-3231)
〇2月17日(土)晴れ
枕崎7:35 →石垣8:04
石垣~水成川~頴娃大川~松ヶ浦~薩摩塩屋~白沢~薩摩板敷~枕崎(15.0km)
枕崎泊
〇2月18日(日)晴れ
枕崎6:04 → 鹿児島中央8:51
(デジカメ充電器対応のため出発時間を早める)
きりしま10号 鹿児島中央11:50 →宮崎14:02
宮崎泊(東横イン宮崎駅前:0985-42-1045)
〇2月19日(月)曇り/雨
宮崎5:24 → 志布志8:36
志布志~大隅夏井~福島高松~福島今町~串間~日向北方~日向大束~榎原(28.4㎞)
日南マリーン号 榎原 17:16 → 南宮崎18:54
南宮崎18:55 → 宮崎18:58
宮崎泊
〇2月20日(火) 晴れ/曇り
宮崎5:24 → 榎原7:47
榎原~谷之口~南郷~大堂津~油津~日南~飫肥(おび)(20.7 ㎞)
飫肥15:01 → 南宮崎16:10
南宮崎16:18 → 宮崎16:21
宮崎泊
〇2月21日(水)曇り一時雨
宮崎6:42 → 飫肥8:01
飫肥(おび)~内之田~北郷~伊比井(16.5㎞)
日南マリーン号 伊比井18:17 → 南宮崎18:54
南宮崎18:55 → 宮崎18:58
宮崎泊
〇2月22日(木)晴れ/雨
宮崎6:42 → 伊比井7:38
伊比井~小内海~内海~折生迫~青島~子供の国~曽山寺~運動公園~
木花~南方~田吉(21.3㎞)
特急“海幸山幸“4号 田吉16:44 → 宮崎16:51
宮崎泊
〇2月23日(金)雨
宮崎8:01 → 宮崎空港8;17
ANA608便 宮崎10:25 → 羽田12:35
南九州の旅!!指宿枕崎線&日南線踏破なる
投稿日:2024年02月23日
2024年2月14日(水)からの9泊10日の南九州の旅、天候には余り恵まれなかったが、温暖が功を奏し、当初の目標が有言実行となる。すなわち、指宿枕崎線(喜入~鹿児島中央、指宿~枕崎:営業キロ68.7㎞)と日南線(志布志~田吉:86.9㎞)を全駅舎立ち寄りにより鉄道つたい歩きができる。これで通算営業キロは、1万5千406km(活動日数760日、日本の鉄道の55.6%、地球円周の38.5%)となる。また、”日本横断歩き鉄の旅”PDF読本の第64編が執筆できる環境となる。
※2月22日(木)早朝、宮崎駅(池本さんというJR職員さんに撮って頂く)
今回の旅で特筆すべき点は以下の通り。
①指宿枕崎線(鹿児島中央~枕崎:87.8㎞)の踏破により、これまでカッシー館で公開していた日本縦断記録が、稚内~鹿児島(2,916.9km)から稚内~枕崎(3,004.7km)と延長となる。
②鹿児島や宮崎の温暖さには改めて驚いた。手袋やマフラーは一切不要であったし、桜の開花、カエルの鳴き声、ツバメにも対面したからだ。
③指宿枕崎線では色々な角度から開聞岳を見ながらの歩きは最高であった。
④日南線ではヤシ並木がある日南海岸の風情を堪能できた。先日NHK・BSで放映された六角精児の呑み鉄本線一人旅で登場した洗濯岩(小内海駅と内海駅の間)にも立ち寄ることができた。一方、北郷駅から伊比井駅までの区間(営業キロ:9.2km)、山を大きく迂回し海岸線を歩いたため、7時間8分も要する事態が生じた。記憶の限り、昨年踏破した上越線の土樽駅~土合の区間(3泊4日で対応)に次いで2番目に長い区間であった。
※日南海岸国定公園
⑤日南線で、三つプロ野球球団のPRした駅舎を目にする。南郷駅:西武、油津駅:広島、木花駅:巨人
⑥指宿枕崎線(指宿~枕崎)では椅子を備えていない駅が多々あった。まるでバス停のような駅であった。(御領駅、石垣駅など)
※石垣駅
⑦ダイヤ数(少ない駅では一日5~6便)が少ないので、早朝からの歩きを余儀なくされた。また、帰りの時間に追われる歩きを余儀なくされた。
※開聞駅のダイヤ
➇駅員のいない駅が大半であった。ワンマンカーのため、運転手が精算業務も担当していた。
➈日南線に特急(海幸山幸)が1日2往復(宮崎~南郷:営業キロ55.6㎞)あるには驚いた。運よく、日南線踏破を記念にして、田吉~南宮崎~宮崎の区間に関し、特急料金を支払うことなく普通料金で特急に乗車できる。
※JR職員横山さん(パンプレットに登場)に特急”海幸山幸”を背景にして撮って頂く
⑩二つメイクドラマに遭遇する。ひとつは、時刻表の運休日を読み間違える。このため、2時間51分待ち時間が生じる。結果、5㎞位先に進み、明日の充電器フォロー対策に大きな援軍となる。二つ目は、スマホ・デジカメ・ウォークマンの充電器紛失事件に遭遇。スマホのフォローは容易に対処できたが、デジカメのフォローには全力投球で対処。この充電器が入手できないと日南線でデジカメによる撮影ができなくなるため。紛失発覚後、頭の中が真っ白となる。色々な努力が功を奏し、鹿児島中央駅に隣接したビックカメラでやっとリカバリーできホッとする。これらの充電器を購入後、今朝チェックアウトしたホテルから「ベッドの下にありました。直払いで郵送します」の連絡が入る。感謝感激で一杯となる。”灯台下暗し”の諺がピッタリの場面だった。手遅れとなったが、紛失事件が解決しホッとする。
⑪ラッキーにも3点セットが功を奏し、歩きの行程でカッシーチラシを配布する機会に恵まれる。20箇所位はあっただろうか。これまでの新記録かも知れない。
※枕崎の瑞穂寿しでも
また、大学時代の友人山下盛幸氏と8カ月振りに旧交を温めることができる。(宮崎で3回目)
⑫我が国の鉄道網は日本の誇りであると改めて痛感。人間の体に例えると毛細血管のようなもの。単純に採算計算ではNGと・・・。
明日から南九州の旅!!指宿枕崎線&日南線
投稿日:2024年02月13日
明日から9泊10日の日程で、指宿枕崎線(鹿児島~喜入、指宿~枕崎:営業キロ68.7㎞)と日南線(志布志~田吉:営業キロ86.9㎞)に挑戦。今年初のウォーキングでワクワクドキドキ。
今回の旅が成功すれば、日本横断歩き鉄の旅PDF読本シリーズの第64編(日南線・指宿枕崎線)が執筆できる。しかし、天気予報によると雨マークであり、難しい区間もあるので、果して有言実行できるかは全く不透明。詳細は2月23日以降のカッシー館ブログで!!今回もカッシーの三点セットで臨みます。
どこかでこの三点を見かけたときは、”頑張れ”のエールを頂ければ幸いです。