只見線仕上げ旅!!その2(会津宮下~会津川口)前編
投稿日:2025年09月02日
2025年8月26日(火)晴れ、只見線仕上げ旅の2日目は、会津宮下駅から会津川口駅までの営業キロ15.4㎞に挑戦する。朝、只見荘で朝食を頂き臨む。出発の際、奥様にカッシーチラシを手渡しながら、8月26日、只見荘をチェックアウトする際、懐中電灯の貸与をお願いする。只見駅7時11分の2両編成列車で会津宮下駅を車窓からの風景を堪能しながら、一方では道筋を点検しながら目指す。沿線の随所で列車を見送ってくれる姿を見て感動する。途中会津川口駅で8時2分から39分間停車する。8時5分、小出方面の1両編成の列車がやって来る。この列車は10分間停車する。この朝の清々しい場面を何人かの友人に停車時間を利用し発信する。また、会津川口駅の駅舎を種々のアングルから撮影する。会津川口駅に到着するや否や、数年前のテレビ報道番組を思い出す。すなわち、2011年7月の豪雨で橋梁が流され、会津川口から只見迄の区間が不通になり、バスによる代行があった苦難の日々を思い出す。また、地元の人や鉄道関係者などの多大なご尽力により2022年10月から只見線が再開したことを。会津川口駅からは本日のコースの道筋の確認がメインとなる。山や川の迂回で難しいそうであった。そんなことを考えているうちに、会津宮下駅には8時41分に到着する。本日の区間は今回の旅で最も最短の営業キロであったが、15時29分の列車に間に合わせる必要があり、それなりにプレッシャー(15.4㎞を6時間半で)を感じた。
※いざ出発
※見送って頂く!
※車窓からの風景
※会津川口駅
本日の各駅舎到着時刻は次の通り。
会津宮下(9:11)~早戸(11:01)~会津水沼(12:06)~会津中川(13;10)~会津川口(14:01)
①会津宮下駅に到着するや否や、先月の7月10日(木)立ち寄った駅舎風景を見て懐かしくなる。特にテレサテンさんの記念碑を。駅前で地元の方に国道252号線に出る道筋をお伺いする。親切にも「奥会津三島町案内」を頂き、「この突き当りを左折した先が国道252号線です。そして、橋を渡って下さい」と説明頂く。感謝の気持ちで一杯となる。お礼を言ってこの場を去る。駅前のコンビニでランチ用の菓子パンを購入。9時20分、宮下郵便局前を通過。9時25分、三島町立三島小学校前を通過。9時28分、国道252号線に合流する。万歩計で488歩ある高清水橋を渡る。橋を渡るや否や蝉の鳴き声を聞き安堵する。9時26分、三島町名入という地名を通過。ここから5つの洞門(雪対策)が登場する。
※会津宮下駅
上記の洞門は涼しかったが、この洞門を出ると半分位が日陰のない道筋であった。会津川口方面に向かう列車と離合する。10時48分、78歩ある湯の上橋を渡る。10時54分より、全長330mある早戸温泉郷トンネル(520歩)を通過する。早戸駅には11時11分到着する。この駅舎は只見川に面してあった。車移動による2名の駅員さんが駅舎を掃除していた。この駅員さんの車は私と反対方向に進む。
※第三只見川橋梁への路
※第三只見川橋梁
※6つの洞門などを経由
※早戸駅
②早戸駅を出発するや否や、JR線を跨ぎ、鉄道の左側となる。11時10分、三島町から金山町となる。11時20分より、万歩計で142歩ある6番目の洞門(高倉)を通過する。11時25分、暑さ対策として雨傘をさす。11時33分より、403歩ある7番目の洞門を通過する。会津水沼駅には12時6分に到着する。後編に続く!!
※会津水沼駅への路
※会津水沼駅
只見線仕上げ旅!!その1(只見への移動)
投稿日:2025年09月01日
2025年8月25日(月)晴れ、只見線仕上げ旅の初日は、只見線の只見駅前にある只見荘までの移動とする。神奈川から只見迄の移動は、次の三つ行き方がある。今回の旅の行程を考慮し、③で臨むことにする。
①東武鉄道・野岩鉄道・只見線を活用した行き方:新藤原~会津田島~西若松~只見
②東北新幹線・磐越西線・只見線を活用した行き方:郡山~会津若松~只見
③上越新幹線・上越線・只見線を活用した行き方:浦佐~小出~只見
※大宮駅で新幹線に
すなわち、小出駅を13時12分の2両編成の列車で只見駅(14時25分)に向かうことにする。浦佐駅への移動は、とき67号(大宮発11時21分)を当初考えていたが、生憎満席でとれず、とき315号(大宮発10時40分)で臨む。浦佐には11時42分に到着。そして、浦佐駅12時47分の上越線で小出に向いプランとなった。このため、浦佐駅で1時間5分の待ち時間が生じる。浦佐~小出までの移動は、11時55分を想定していたが、待てど暮らせど列車がやって来ない。よく時刻表を見ると、”土用・休日運転”とあった。改めて、時刻表の精読の必要性を痛感した。今年7月歩いた野岩鉄道や昨年2月歩いた指宿枕崎線のダイヤでも注釈の勘違いがあり焦燥したことを思い出し、懐かしくなる。12時40分頃、沢山の乗客が浦佐1番ホームにやって来てやっと安堵する。上越線を踏破した際の懐かしい風景を堪能しながら、小出駅まで移動する。
※新幹線浦佐駅
※在来線浦佐駅
※小出駅で上越線から只見線に移動
小出駅からは、数十名の乗り鉄や撮り鉄などのファンの姿があった。先頭車両はゆったりした席取りで一杯のため、2両目の車両に移動し席を確保する。この後発の車両には途中で乗車する人もいて、最終的には10名位の乗客となる。車窓からの道筋を点検しながら、只見駅を目指す。小出から上条まではほぼ平野部分であった。しかし、上条からは次第に山間に入って行き、入広瀬を過ぎた辺りから本格的な山間となる。新潟県の大白川駅から福島県の只見駅までの区間は、トンネル続きの険しい風景となる。所々で田子倉ダムや只見川が見えてくる。大白川~只見までの区間踏破は、難関であると察知する。
小出駅で只見線車両に
※只見線車両の画廊
※車窓からの風景
只見駅に到着するや否や、数年前にテレビで見かけた只見線地域コーディネーター酒井治子様の姿を見かける。早速、カッシーチラシを手渡し、自己紹介すると共に、”今回の旅で只見線(会津若松~小出)を歩き鉄で踏破したい旨”をしゃべらせて頂く。また、只見線を含め日本全国の鉄道の重要性なども。酒井様から感謝のお言葉を頂く。加えて、「只見から大白川かのトンネルで、灯りがないトンネルがあります。懐中電灯や車対策で反射襷が必要だと思います」と教えて頂く。お礼を言って、駅前にある只見荘に向かう。
※只見駅
只見荘には14時37分到着。ご主人に只見荘内の風呂や食事する場所など紹介を受ける。散歩を兼ね、ビールや牛乳などを購入のためコンビニに向かう。そして、一汗流したあと、ビールを飲みながら、明日からの作戦を練る。18時半より、10名位の方と一緒に食堂で夕食を頂く。楽しい夕食会であった。部屋に戻り、暫くして就寝。
※お世話になった只見荘
※只見駅で宿泊先の案内板
只見線仕上げの旅!!そのプランとは
投稿日:2025年08月31日
只見線仕上げ旅(会津宮下~小出:89.8㎞)
〇8月25日(月)晴れ
とき315号 大宮10:40 → 浦佐11:42
浦佐12:47 → 小出12:56
小出13:12 → 只見14:25
只見泊(駅前旅館只見荘:0241-82-2047)
※只見荘のご主人・奥様と(誠心誠意でお世話頂く)
〇8月26日(火)晴れ
只見7:11 → 会津宮下9:15
会津宮下~早戸~会津水沼~会津中川~会津川口(営業キロ15.4km)
会津川口15:29 → 只見16:21
只見泊
〇8月27日(水)晴れ一時雨
只見7:11 → 会津川口8:02
会津川口~本名~会津越川~会津横田~会津大塩~
会津塩沢~会津蒲生~只見(27.6㎞)
只見泊
〇8月28日(木)晴れ
只見~大白川(20.8㎞)
大白川17:04 → 小出17:47
小出泊(小出ホテルオカベ0241-82-5250)
〇8月29日(金)曇り/晴れ
小出5:36 → 大白川6:32
大白川~入広瀬~上条~越後須原~魚沼田中~越後広瀬~薮神~小出(26.0km)
小出泊
〇8月30日(土)晴れ
小出9:12 → 浦佐9:21
とき314号 浦佐10;04 → 大宮11:03
只見線仕上げの旅!!全駅舎立ち寄り有言実行なる
投稿日:2025年08月30日
2025年8月25日(月)からの5泊6日の只見線仕上げの旅(会津宮下~小出:営業キロ89.8㎞)、天や神のご加護に加え、地元の方の熱い厚いご支援などを得て、無事全駅舎立ち寄りに成功する。同時に、先月の歩き(会津若松~会津宮下)と合わせ、活動日数都合6日間要して、撮り鉄や乗り鉄などの方の人気路線である只見線(会津若松~小出:135.2km)を全駅舎立ち寄りにより踏破できる。すなわち、”歩き鉄”ならではの、点ではなく、線や面で楽しめる。しかも車窓からのアングルではなく、ユニークな歩く道筋のアングルから。それ故、苦労も多々あったが、贅沢な6日間であった。只見線が磐越西線・会津鉄道・上越線からも系統的に接続できる。これで通算営業キロは、1万7千220㎞(活動日数851日、日本の鉄道の62.2%、地球円周の43.0%)となる。
この路線、会津若松から小出の区間は1日3往復、しかも難関区間も多々あった。特に只見から大白川の区間は営業キロは20.6㎞とあるが、実際には山や川の迂回が随所に登場し、実際の営業キロは35㎞位あったかも知れない。加えて、次のような悪条件であった。それ故、推敲に推敲したプランであっても、命がげで臨むことを余儀なくされた。歩き鉄旅をはじめて四半世紀余、3本の指に入る超難関区間であった。
①時間との闘いを余儀なくされる。すなわち、大白川発の17時4分発の列車までには到着する必要があった。
②水分補給するための自動販売機がなかった。2本半のペットボトルの水分補給では不足であった。
③一部のトンネルは灯りがないところがあった。只見線地域コーディネーター酒井治子様からの事前助言を得て、宿泊先から懐中電灯と車反射襷の貸与を受け対処でき難を逃れる。このような体験は、大糸線・福知山線・飯田線でもあったことを思い出した。
④熊の出没の恐れもあった。熊避け鈴で対処。笛は持参のみで使用せず。
⑤大雨などで国道252号線が通行止めになることもある。ネットにより通行できることを確認。
⑥途中で体調不良となっても引き返せない。(車が時々通るので助けてもらうことは可能)
⑦重いリュックを背負っての歩きとなる。
⑧雪対策の洞門’(含むトンネル)が40余もあり、暑さ対策には大きな援軍となったが、一方では洞門の長さや到達時間の測定メモなどで負荷を要した。
その他、特筆事項は次の通り。
①随所に風光明媚な橋梁をはじめとするスポットと対面できる。
②只見線の随所で地元の方や鉄道関係者の営業努力を強く感じる。
※列車をお見送りする場面の後で
※会津大塩駅にて(只見線の2022年10月の再開を祈念して)
③沢山の方との出会いがある。
※只見荘(懐中電灯・車反射襷の貸与を受ける)、只見駅にて
※千両のマスターと
④常に熊避け対策・懐中電灯の持参・道路事情の確認を強く感じる旅であった。
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本ブログを執筆するや否や、冒険的な今回の旅に関し、フコク生命時代の友人長尾昇蔵様、そしてアクチュアリーの友人である今治久昇様から心温まるメッセージを頂きましたのでご紹介します。今後は肝に銘じて対処したいと考えています。それにしても、2万キロの路は険しく遠いと痛感しています。しかし、少しでもその道のりに近づけるため、安全を第一にして鋭意努力したいと考えています。ご助言誠に有難うございました。
〇おめでとうございます。やはり有数の難関でしたね!焦熱地獄の中を無事に“生還”出来たのはカッシーの持てる強運そのものによりますね!ハラハラ、ドキドキ旅の刺激に酔いしれるのもいい加減にしないと……!ご家族や読者の心臓に負担が掛からない様“ゆるり鉄”をお願いします。本当におめでとうございます。
〇目標達成 おめでとうございます!これからの歩く道程を車窓から観察する洞察力、テレビで視ただけの只見線地域コーディネーターから情報を得る閃きや洞察力の賜物です。運も実力のうちとは言いますが、この尋常じゃない猛暑の中、はっきり申し上げて快挙ではなく、奇跡です。また出来るとは思わないでください。沿線のお勧めスポットは限られ、路線図で位置関係を確認。線路沿いは必ずしも歩けないので、Googleマップで徒歩の距離、時間を計測しながら拝見しました。
≪感想≫
⓵只見~大白川(20.8㎞)・・Googleマップでは迂回で徒歩所要時間7時間26分、高低差は↑430m↓504 mとありました。この間一駅。トンネルに歩行者がいるとは誰も思わないでしょうから、懐中電灯と反射襷のアドバイスは命の恩人です!!
⓶大白川~入広瀬~上条~越後須原~魚沼田中~越後広瀬~薮神~小出(26.0km)・・徒歩所要時間5時間46分、高低差は↑57m↓256mとありました(国道252号線経由)。距離はあるが、国道沿いで途中に六駅あり、真夏であるものの⓵よりは難易度は下がる。
⓵は単に自己最長区間だけではなく超難関だったのではないでしょうか。あっぱれ!あっぱれ!あっぱれ!ただ、これからはセーブしてください。お願い致します。
明日から5泊6日で只見線仕上げの旅!!果たして有言実行なるか
投稿日:2025年08月24日
2025年8月24日(日)、明日から5泊6日で、只見線の仕上げ旅(会津宮下~小出:営業キロ89.8㎞)に挑戦。2025年7月9日(水)からの7泊8日の会津地方の旅で只見線(会津宮下~会津若松:45.4㎞)は踏破済み。今回はその続き。今回の旅が無事終われば、只見線(会津若松~小出135.2㎞)の踏破が完成する。同時に、第72作著書(只見線・会津鉄道・野岩鉄道)が執筆できる環境となる。しかし、今回の区間は、直近の伯備線・野岩鉄道・会津鉄道などに比べ易しそうであるが、ウォーキングを初めて以来最長区間(只見~大白川:20.8㎞)に遭遇する。加えて、ダイヤは極めて少ない。果して無事踏破なるか。詳細は8月30日以降のブログで。なお、これまではの最長区間は2015年6月踏破した宗谷本線の佐久から筬島(おさしま)までの営業キロ18.0㎞であった。
これまで3点セットに加え、昨年リニューアルした帽子と新たな襷を着用して臨みます。どこかで4点セットを見かけた時は”頑張れ”の激励を頂ければ幸いです。




































































































