西南四国の旅!!その2(土佐昭和~真土)前編

投稿日:2023年02月26日

2023年2月17日(金)晴れ、西南四国の旅の2日目は、予土線の土佐昭和駅から真土(まつち)駅までの営業キロ24.8㎞に挑戦する。すなわち、本日から3日間で宇和島から窪川までの営業キロ82.2㎞を歩くこととした。宇和島から窪川までのダイヤは1日4往復の便しかなく、宇和島6時4分発の始発列車(1両編成)に余儀なくされた。早朝のため寝坊しないよう、昨夜は早めに就寝する。数年前の始発は新幹線型の車両であったが、乗務員の方に聞いたところ、最近この車両の運行は取りやめたとのことであった。誠に残念。

※宇和島駅、新幹線型車両

お陰様で3時過ぎに目が覚め、準備する。宇和島駅からの乗客は私も含め4名であった。伊予宮野下駅辺り(6時23分)辺りで夜が明けてくる。二名~大内~深田において、高校生が数名乗車してくる。鬼北町中心の近永駅(6時41分)で5~6名下車し、この駅以降は乗客は私を含め2名となる。そして、松野町中心の松丸駅(6時51分)で私一人となる。数年前踏破した宗谷本線の音威子府(おといねっぷ)駅を思い出し、懐かしくなると同時に寂れゆく地方鉄道に不安の気持ちで一杯となる。6時56分、吉野生(のしのぶ)駅で2両編成車両との離合がある。この駅を見ると、2017年8月、”旅と鉄道”(11月号)に「へんな鉄道!?(新幹線型車両)」で取材を受けた懐かしい日時が蘇ってきた。

※宇和島駅

※宇和島駅、江川埼駅、土佐昭和駅までの乗車券

真土駅を過ぎると、愛媛県から高知県となる。この界隈から山間と四万十川が前方に広がる。江川埼駅で高校生がやっと1名乗車してくる。半家(はげ)駅、十川(とおかわ)駅でも乗車があり、土佐昭和駅到着時には8名となる。また、土佐昭和駅でも数名の高校生の姿があった。土佐昭和駅には7時33分到着。本日の各駅立ち寄り時刻は次の通り。

※土佐昭和駅

土佐昭和(7:37)~十川(9:02)~半家(11:30)~江川埼(13:06)~西ヶ方(にしがほう、14:01)~真土(15:47)

①土佐昭和駅から急な坂道を歩き、鉄道下を潜り、予土線の左側となり、国道381号線に合流する。8時7分、四万十町大保木を通過。8時15分から全長300mある十和トンネル(1番目)を通過する。8時30分、万歩計で69歩ある久保川を渡る。8時52分、村社星神社で本日の安全を祈願する。本日最初の駅である十川駅には9時2分到着する。

※土佐昭和駅界隈、十川駅への路、十和トンネル

※十川駅への路、星神社

※十川駅

②9時38分、道の駅”とおわ”前を通過。9時42分より全長598mある川平トンネル(2番目)を通過する。9時52分、宇和島42㎞、江川埼10㎞と記した道路標識前を通過。10時3分より981mある四万十トンネルを通過する。このトンネルを通過すると、四万十町から四万十市(10時10分)となる。10時20分、JR線を跨ぎ、鉄道の右側となる。ここから半家駅遠し。10時26分、647mある江川トンネル前でこのトンネルを通過する山道を歩くか右往左往する。結果的に安全を期し、100m行った先で引き返し、10時32分よりこのトンネルを通過する道筋に変更する。なお、少し回り道となるが、先程右往左往した道筋でも国道381号線に繋がっていた。11時13分、JR線を跨ぎ(第6四万十川橋梁)、鉄道の左側となる。11時25分、半家駅界隈でカメラをロストしそうになるが、運よく気づく。150m位引き返した先にカメラがあり安堵する。11時30分、半家駅に到着する。この駅で駅舎ノートにメモすると同時にチラシをノートに挟み込み、駅舎を後にする。後編に続く!!

※川平トンネル

※四万十川、四万十川トンネル

※半家駅への路

※半家駅でメモ

※半家駅

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