土讃線の旅!!その3(大歩危〜大杉)

投稿日:2019年08月17日

※高知駅(南風6号)、大歩危駅

2019年8月5日(月)から3日目の旅は、大歩危〜大杉までの営業キロ21.7㎞の旅である。高知駅を8時1分発の南風6号での移動のため、ホテルNo.1ホテルで4泊中初めて朝食をとるゆとりができる。そして、本日の歩きに臨む。大歩危、小歩危は遠い昔、小学校6年生の修学旅行で列車の窓から風光明媚な光景が脳裏に焼き付いていた。まさか、ウォーキングでその光景を確認できる機会になるとは夢にも思っていなかった。それが、現実を帯び感謝やら嬉しい気持ちで一杯となった。天や神のご加護もあり、本日はほぼ終始曇りマークで涼しかった。山間のある場所で温度計21℃という地点もあった。

※大歩危駅、こなき爺が歓迎してくれる

※大歩危駅

大歩危駅に到着するや否や、ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みの”こなき爺(徳島県出身)”が駅長のスタイルで登場している姿が強く印象に残った。また、外国人の観光客の姿が多いのにも驚く。大歩危駅を種々のアングルからデジカメに収め、土佐岩原駅に向かってスタート。各駅駅舎の立ち寄り時刻は次の通り。大歩危(8:54)〜土佐岩原(11:04)〜豊永(12:14)〜大田口(13:31)〜土佐穴内(14:45)〜大杉(16:24)

※大歩危駅を過ぎた先の景観

※土佐岩原駅への大岩橋、土佐岩原駅

本日の歩きで印象に残ったのは次の通り。

①鉄道と国道32号線の間に吉野川が流れていた。吉野川の流れが緩やかな箇所では、吉野川の景観を楽しむゴムボートの姿があった。

※豊永駅界隈

※吉野川橋界隈(土佐穴内駅界隈)

②駅舎に立ち寄るには橋を渡る必要があった。大歩危橋の場合、万歩計で271歩。また、原則通り抜けができず、再び同じ道を引き返すことを余儀なくされた。ただし、豊永駅には別の橋で通り抜けできた。

※豊永駅界隈

 

※大田口駅への橋、大田口駅

③大歩危駅と土佐岩原駅の間に徳島県(三好市)と高知県(大豊町)の県境があった。非常に恥ずかしい話であるが、大歩危は高知県と思い込んでいた。

※徳島県と高知県の県境

④大歩危界隈の道路は、人も通らないのか、歩道と石垣には苔で覆われていた。

⑤踏破に苦労した土佐穴内駅の手前で吉野川が分離し、穴内川となっていた。ナビを頼りに歩くが、数人の方の地元の人のお蔭でこの駅をやっと踏破できる。また、この駅を踏破して対岸の国道32号線に戻るに、20分位要した。

※土佐穴内駅への橋、土佐穴内駅

※対岸の土佐穴内駅界隈(国道32号線より)

⑥大杉駅で約1時半の待ち時間が生じたので、次の営業キロ6.1㎞先にある土佐北川駅への踏破も考えたが、土佐北川駅には特急が停車しないこと、1時間半で土佐北川には到達は難しいと考え断念。お蔭様で待ち時間を利用し、駅員さんに明日の秘境駅”新改駅”の踏破に関し、お伺いする時間を得られる。

※大杉駅

大杉駅から高知駅に向かう列車には、旅行用の荷物も持った大勢の若い女性の姿があった。途中、後免駅で停車している際、下車して”ごめん”という名称を背景に記念写真を撮り合っていたのが印象深い。高知駅には19時過ぎに到着したので、8月9日(金)、高松でお会いする街道歩きの名人高野氏(2017年日本縦断を私と同時期達成)のお土産を購入するため、8月5日夜立ち寄ったホテル界隈にある土佐の地酒屋”ミキヤ”に立ち寄る。女将さんから私のにぎにぎしい帽子(カッシー館/全国鉄道つたい歩き/日本縦断達成/1万キロ達成)を見て驚く。ご主人も含め、10分位、これまでの歩きに関し会話が弾む。嬉しい至福のひと時であった。

※至福のひと時

この夜の祝杯は、ホテルからのお薦めの店”ぽん太”で本日の疲れを癒す。大杉駅で1時間半程、貴重な時間を浪費したが、充実した一日であった。その4(大杉〜後免)に続く・・・。

※高知駅、ホテルへの道筋

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