第26編(山陰本線後編)PDF登場!!日本横断歩き鉄の旅
投稿日:2022年08月14日
待望の山陰本線後編のPDFができる!!
2020年8月から2022年8月にかけて、山陰本線(京都〜幡生:673.8㎞、長門市〜仙崎:2.2㎞)のうち、「後編」として鳥取から幡生までの営業キロ445.7kmについて、各駅舎立ち寄りを終え、本日その証跡となるPDFが2年の歳月を経てできましたのでご紹介します。
本編の創設により、通算43作目の”歩き鉄駅舎PDF”登場となります。内訳は”日本縦断の旅”が6編構成、”日本横断歩き鉄の旅”が37編構成(第1編〜第28編、第34編〜第39編、第44編〜第46編)。また、本編により、島根県も加わり、沖縄県を除く46都道府県のPDFラインナップとなります。
下記をクリックすると、上記の沿線の各駅舎を閲覧することができます。
山陰本線仕上げ旅!!その7(帰宅&まとめ)
投稿日:2022年08月13日
2022年8月7日(日)晴れ、本日の予定は、自宅までの移動のみ。それ故、最終の送迎便(9時50分)までゆったりとした時間を過ごすことができる。山陰本線踏破と本州一筆書き達成のご褒美として、玉造温泉”松乃湯”は最高の締めとなった。
※再掲
朝、温泉に浸かり松乃湯を散策する。立派な庭園が強く印象に残った。そして、朝食
また、部屋に備え付けられた”古事記”の頭部分をざっと目を通す。日本のルーツの説明が詳しく載っていた。加えて、沢山の天皇の記載があった。その中で、私の記憶にある天皇は、神武天皇(初代)、仁徳天皇(第16代)、推古天皇(第33代)、天武天皇(第40代)の4天皇のみでこれまでの勉強不足を痛感した。
一方、山陰本線踏破(長門市〜仙崎を含む)を通じ、改めて日本の鉄道のダイヤの素晴らしさに驚く。顧客の利用状況を勘案し、営業区間をうまく切っているなぁと。すなわち、日本一長い路線(営業キロ676㎞)は、①京都~鳥取(230.3㎞)、②鳥取〜益田(284.2㎞)、➂益田〜長門市〜幡生(159.3㎞)・長門市〜仙崎(2.2㎞)で構成されている。また、特急も上手くダイヤに組み入れている。しかし、他方ではそれぞれ独立しており、東海道・山陽新幹線のように、一つの列車で、京都から幡生は行けない。
日本の美しい海岸線・山間・田園地帯・住宅街などを走る、このような素晴らしい鉄道網を永田町の先生方や地元の自治体などにお願いし、子々孫々まで継承して貰いたいと切に願う、6泊7日の旅であった。
<山陰本線の区間分類>
※電化区間は、非電化車両も併用可能。
<特急車両>
本日も新幹線内で今回の成果と今後の課題解決を願って、ささやかながら祝杯をあげる。完
※玉造温泉駅
※特急”やくも”で岡山まで移動
※新幹線内で祝杯
山陰本線仕上げ旅!!その6(出雲大社&玉造温泉&花火)
投稿日:2022年08月13日
2022年8月6日(土)晴れ、本日は出雲大社参拝後、玉造温泉”松乃湯”でゆっくり休養の予定であったが、ラッキーにも3年振りの宍道湖花見大会(西日本最大)に参加できる機会を得る。その代わり、ゆっくり料理を堪能する時間がカットされる。この花火大会は、本日と明日の二日間、20時から21時にかけて、それぞれ1万5千発、3千発の花火が打ち上げるとのことであった。
①朝ゆっくり朝食を済ませ、9時過ぎホテルをチェックアウト。ただし、リユックはホテルに預かってもらい、身軽な服装で臨む。
②9時30分の出雲大社行きのバスに乗る。出雲大社正門には10時2分到着。
➂10時15分〜11時45分、出雲大社参拝
※本堂
④かき氷で火照った体を冷やす
⑤12時22分、出雲大社正門前を出る。出雲市駅には12時49分到着
⑥東横インで荷物を受け取り、出雲市13時34分の列車で玉造温泉駅へ移動(14時8分到着)
※出雲市駅から玉造温泉駅へ
⑦玉造温泉駅から松乃湯の送迎車でホテルに向かう
⑧14時40分頃チェックインし、温泉で汗を流す
⑨花火のため着替えて、17時半から出羽で夕食(1時間の忙しい食事となる)
⑩19時ホテルのロビーに集合し、JR乃木駅まで移動。そこから徒歩で宍道湖畔へ
⑪20時〜21時 宍道湖花見大会
⑫21時30分、乃木駅に集合し、ホテルへ
⑬部屋(601号室)に戻り夕食で残した地酒”月山”(安来市)で祝杯!!
山陰本線仕上げ旅!!その5(大田市〜出雲市)後編
投稿日:2022年08月13日
④再度、下ヶ崎踏切を横切り、鉄道の左側となる。12時32分、JR線を跨ぎ鉄道の右側となる。13時6分、小田橋跨線橋を跨ぎ左側となる。上り列車が通過して行く。13時22分、出雲市役所多伎行政センター前を通過する。小田駅には13時31分到着する。
※手引ヶ浦海岸、小田駅への路
※小田駅
⑤小田駅を過ぎた辺りから海岸線から水田地帯となる。これに伴い駅舎立ち寄りも楽になる。14時10分、県道277号線(多伎江南出雲線・多伎町久村)を歩く。15時4分、出雲9㎞と記した道路標識前を通過。15時27分、第2長門街道踏切を横切る。江南駅には15時34分到着する。
※江南駅への路、第2長門街道踏切
※江南駅
⑥15時4分、26歩ある常楽寺川を渡る。16時12分、神西踏切を横切り、鉄道の左側となる。この界隈で昨日乗った”スーパーおき”が出雲市に向かって通過して行く。16時25分、出雲神西駅に到着する。
※出雲神西駅への路
※出雲神西駅
⑦16時55分、真幸ヶ丘公園前を通過。17時4分、栄町踏切を横切り、鉄道の右側となる。住宅街を歩き、西出雲駅南口には17時10分到着する。西出雲市駅界隈には特急”やくも”などが停車でききる車両基地があった。17時50分の温度は29℃とあった。
※西出雲市駅への路、西出雲市駅
17時51分、479歩ある神戸川(越大橋)を渡る。8時22分、有原跨線橋を渡り、鉄道の左側となる。街並みを楽しみながら歩いた先に出雲市駅北口(18時40分)があつた。駅前で通りかけた方に山陰本線踏破の記念写真を撮影してもらう。山陰本線踏破で感動した場面や苦労した場面などが湯水の如く登場する。同時に約7年要して達成した感動で一杯となる。
※出雲市駅への路、神戸川
※神戸川を背後にして、出雲市駅への路
※出雲市駅への路、出雲市駅
⑧ホテルで汗を流した後、昨日訪れた”山頭火”や2年前飯塚さんにご馳走になった”のどくろ日本海”に立ち寄るが、どの店も満室で入れず。やむを得ず、近くで居酒屋”たちばな”を見つけ、ここで山陰本線踏破の達成を祝う。私が入って暫くしてやって来た札幌在住のカップルにも祝って頂く。感謝・感激・感動で一杯となる。
※18時40分、山陰本線踏破(出雲市駅で)
※居酒屋”たちばな”で祝杯
山陰本線仕上げ旅!!その5(大田市〜出雲市)前編
投稿日:2022年08月13日
2022年8月5日(金)晴れ、山陰本線仕上げ旅の5日目は、大田市駅から出雲市駅までの営業キロ32.6㎞に挑戦する。本日は30㎞超えのため、安全を見込み、出雲市駅から大田市駅まで出発時刻を当初の6時52分から始発の5時50分に急遽変更する。結果大正解であった。
※大田市駅への移動
各駅舎の到着時刻は次の通り。
大田市(6:32)〜久手(7:52)〜波根(8:42)〜田儀(12:17)〜小田(13:31)〜江南(15:34)〜出雲神西(16:25)〜西出雲(17:10)〜出雲市(18:40)
※大田市駅
①6時48分、JR線を跨ぎ左側となり、国道9号線に合流する。6時55分、出雲市32㎞、松江63㎞、鳥取188㎞と記した道路標識前を通過。6時59分、綿田跨線橋を渡りJR線の右側となる。7時5分、国道9号線から県道285号線(波根久手線)に進路を変更して歩く。7時47分、刺鹿踏切を横切り、鉄道の左側となる。路なりに歩いた先に久手駅(7時52分)がある。駅舎近郊で沢山の燕を見かける。
※大田市駅、大田市駅界隈、久手駅への路
※久手駅への路
※久手駅
②8時8分、久手踏切を横切り鉄道の右側となる。8時18分、84歩ある掛戸歩道橋(大原川)を渡る。この界隈で大事なメモ帳をロストしそうになる。しかし、掛戸踏切を横切る手前でメモ帳のロストに気付く。一瞬頭の中が真っ白となる。50m位引き返した先で、道路に屋根型になったメモ帳を見つけ安堵する。このような事例は、昨年2月、唐津線踏破の際にも起きた。この時は500m位引き返しリカバリーした。
※掛戸踏切で大事なメモ帳のロストに気付く!!
8時26分、掛戸踏切を横切り、JR線を横切り鉄道の左側となる。波根駅には8時42分到着する。駅前の看板には、”芥川龍之介下車来遊の地”があった。説明文の中で印象に残った部分をメモする。「愛すべき波根の村よ!美しかった昨夕の日没よ!」(大正4年7月11日)また、立岩橋(日本遺産)のPRもあった。
※波根駅
※”芥川龍之介下車来遊の地”の掲示板
➂9時、JR下を潜り、今回の旅で最も長い波根〜田儀区間(7.5㎞)を歩く。9時4分沢蟹を見かける。山道に入ったところで、山の管理をしている方に「国道9号線出られますか」と聞く。「出られます」の回答があり、安堵する同時に直進する。ここからくねくねした山道を淡々と歩く。歩いても歩いても国道9号線には合流しない。雑草を除去している業者の方に出くわす。また、二人の高齢者の女性とも対面する。この方にも、「国道9号線に出て、田儀駅に行けますか」を問い合わせる。「遠いが行けますよ」の回答がある。
※海岸線から山道へ
9時57分、市道101号線にぶつかる。この道路が国道9号線と勘違いし、右折すべきところを左折する。食肉工場で行き止まりとなる。ここで、食肉工場に参上し、田儀方面を聞くが、誤って解釈する。食肉工場の下を左折し、15分位直進する。そのうちに獣道に突入するが、更に100m位山を下る。しかし、いくら進行しても広い道路には出る気配はない。ここで、第六感が働き、”先程のT路地を反対方向に進行した”のが失敗と気付く。念のため、再度食肉工場に参上し、国道9号線の道筋を聞くことにする。運よく、郵便局の車と対面し、運転手さんに確認を入れる。「この路を真っ直ぐ進行すれば9号線に合流できる」とのことであった。
※山道、牛舎とヤギ
※T字交差点手前、誤った路を進行、食肉工場
※更に誤って獣道へ、食肉工場まで引き返し、国道9号線への路
10時47分、T字交差点に戻る。50分ロスタイムする。暫く歩いた民家先で”国道9号線と田儀駅への道筋”を庭先に居られた主婦の方にお伺いする。「直進すれば国道9号線に出ます。そして、国道9号線を淡々と歩くと田儀駅があります」と教えて頂く。ホットする。しかし、Y字型交差点で直進の私の解釈が誤ったため、左折すべきところを右折する。親切にも、車で追っかけて来て、「この路はNGです。正しくは左折です」とアドバイス頂く。先日の中央本線の辰野駅界隈での道中記を思い出し、感無量となる。”私の旅は地元の人に支えられているなぁ”と改めて感謝また感謝で一杯となる。
※国道9号線への路、手引ヶ浦台場公園
※手引ヶ浦台場公園
11時11分、国道9号線に合流する。11時38分、大田市から出雲市となる。11時45分、84歩ある田儀川(越堂橋)を渡る。11時53分、JR下潜る。その先に手引ヶ浦台場公園があった。ここで、数分立ち止り、風光明媚な海岸線を鑑賞する。12時15分、下ヶ崎踏切を横切り、鉄道の右側となる。田儀駅には12時17分、やっとのことで到着する。営業キロ7.5㎞に約3時間半(含むロスタイム50分)要する。後編に続く!!
※田儀駅