1万キロ到達!!水郡線の旅その4(常陸大子〜野上原)

投稿日:2018年10月27日

 

※常陸大子までの切符と水戸までの特急券、水戸駅(郡山行の水郡線)

平成30年10月20日(土)、平成12年5月から始めたウォーキングが、あと22㎞で1万キロ到達となる記念すべき日となる。偶然にも10、20、30の数値が登場し、覚えやすい綺麗な数値のため、「何が何でも本日中に達成したいものだ」と意気込む。この日は嬉しいことに皇后さまの誕生日とのことであった。それ故、私にとっては、生涯忘れることができない一日となろう。予め達成できるものだと想定し、第71回わいわい会(高松一高同窓の歩き会:平成30年9月22日開催:根岸線)で頂いた団扇に”1万キロ達成”などを記して臨む。達成時に記念写真を撮る小道具にするためである。

※常陸大子駅、久慈川

※袋田病院美術館、袋田駅

※上小川駅、西金駅

しかしながら、歩く条件は厳しいものがあった。この季節、17時位になると薄暗くなる。しかもこの路線の野上原駅界隈は山間から高台の野原に繋がる道筋でややこしい。本日のダイヤで一番早く到着できる時間は、常陸大子駅に10時37分。常陸大子から野上原駅までの営業キロは23.1㎞である。すなわち、11時から17時までの6時間で実際には23.1㎞の2割増し乃至は3割増し相当の歩く距離(28㎞〜30㎞)を余儀なくされたからである。産みの苦しみを骨身に感じる一日が予想された。幸いにも天や神のご加護を得て、本日と明日は好天との予報であった。

※中舟生駅、山方トンネル

以下の通り、常陸大子駅から野上原駅を踏破して行く。常陸大子(10時37分)~袋田(12時5分)~上小川(13時34分)~西金(14時24分)~下小川(15時36分)~中舟生(16時15分)~山方宿(16時48分)~野上原(17時30分)

予想通り、この路線一番難しかったのは、山方宿駅から野上原駅までの営業キロ2.7km。暗闇と複雑な道筋を地元の人のお世話と第六感で無事踏破でき感激もひとしおであった。また、西金駅から下小川駅への道筋も遠かった。ネットで地図を印刷して臨んだにも関わらず、くねくねした道筋を歩いてやっと辿り着いた。さらに、この駅から中舟生駅への道筋も急な山道をくねくね歩くことが余儀なくされる。一時は団扇に記した小道具が使えないのではと思うこともあった。

※山方宿駅、野上原駅

無人駅の 野上原駅に17時30分無事到着して最高の気分となる。その瞬間をデジカメに収めたいと思うが、人の姿はなし。やむを得ず、冒頭にある写真を独力でオート撮影。平成30年5月7日(土)の”日本縦断”達成(稚内~鹿児島)”に引き続き、平成30年10月20日(土)は第二のメモリアルな日となった。継続は力なり、有言実行、志を大きくもつなどなど大切な人生へのキーワードが湯水の如く登場してくる・・・・。1万キロ踏破の旗印に使用した団扇は、三国志に登場する諸葛亮孔明の軍配旗のような錯覚もした・・・・。

※野上原駅(再掲)

 

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