信越の旅!!その2(糸魚川〜直江津)

投稿日:2018年06月09日

※久比岐自転車歩行者道、糸魚川市と上越市の市境

平成30年6月3日(日)、かつて北陸本線であった糸魚川から直江津までの営業キロ38.8㎞に挑戦する。糸魚川から直江津まで複線の鉄道網であった。本日も昨日に引き続き快晴であった。北陸新幹線の開業に伴い、北陸本線からえちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)と名称変更。この区間登場する駅舎は、梶屋敷、浦本、能生、筒石、名立、有間川、谷浜の7駅であった。

※糸魚川駅

※梶屋敷駅、浦本駅

直江津5時16分の始発で、日本海の風景を堪能しながら糸魚川に向かう。糸魚川という地名は幼少の頃から断層が縦断する町でインプットされていた。断層ラインを境に東日本と西日本に区分され、正月に食べる餅の形も東日本が角餅、西日本が丸餅であると。いつか糸魚川に足を踏み入れたいと思ったが、今回の歩きで実現でき感無量。

※能生駅、道の駅にある船舶

※三色丼、筒石駅

始発電車の窓から見る限り、名立駅、筒石駅、能生駅と国道8号線から離れたところにあり、駅舎立ち寄りに骨が折れるのではないかと察知。特にトンネル内にあった筒石駅は相当難解になるのでは・・・。5時57分、奴奈川姫像がある糸魚川駅界隈をじっくり観察し、梶屋敷駅を目指す。名前は不明だが雪化粧のある3つの山が目に入る。地元の人に聞いたが判明できず。梶屋敷駅を過ぎた辺りから久比岐自転車歩行者道が直江津駅手前まで続いており、自動車の往来に無関係に歩くことができラッキーであった。この自転車道を走る多数の自転車愛好家のメンバーに出くわす。また、国道8号線はトンネルはなかったが、この自転車道には白山トンネル、小泊トンネルなどと言った300m位の複数のトンネルを通過する。トンネル内は火照った体を癒してくれた。筒石駅手前で立ち寄った三色丼は、タイムリーな時間帯(11時半~12時)に立ち寄ることができてとてもよかった。この店でロストしたタオルの代用を頂く。タオルは日焼け止めの必需品なので助かった。

※地下40mホームへの階段、地下にあるホーム

この店で筒石駅への道筋をお伺いする。「山道で大変だが国道から15分〜20分位歩いた先にある」と教えて頂く。筒石駅の看板を見つけ、疑心暗鬼で山道を上る。糸魚川市立磯部小学校が途中にあり。その先に北陸自動車道が走っていた。「こんな山道に駅舎があるのか」と看板に注意しながら歩いた先に「100m先に筒石駅がある」との看板を見つけ安堵する。駅舎前には「40m地下にホームあり」の旨の表示が掲載されていた。折角だから10分位かけて地下ホームを探索する。これまでの駅舎の中でこのような体験は初でこれからも筒石駅は思い出の駅舎の一つになった。少し手間取ったが、電車の窓から学習していたので筒石駅の前後能生駅と名立駅を無事踏破できる。道の駅の能生での船舶も印象に残る。

※名立駅、有間川駅

久し振りの40㎞近い歩きは体力を相当消耗したが、日があるうちに直江津駅に到着できいい思い出になった。同時に日本海の魅力を肌身で感じる北陸本線の旅であった。夕食はホテルのレストランで日本酒(能鷹、久保田万寿など)の飲み比べを堪能する機会を得、より充実した一日を送ることができた。天や神に感謝あるのみ。

※谷浜駅、直江津駅

本カッシー館では、皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしております。
benkassy.kan@gmail.com まで、メールでお気軽にお送り下さい。
なお、お手数ですが実際にメールされる場合は@を半角に変換の上、送信をお願いします。

最近の記事

アーカイブ