山陰本線の旅!!その3(赤碕~泊)

投稿日:2020年08月13日

※東横イン、鳥取駅

※鳥取駅

2020年7月31日(金)晴れ、山陰本線の旅の第3弾は、赤碕から泊までの営業キロ32.4㎞に挑戦する。当初は、鳥取6時36分発の「とっとりライナー(快速)」を考えていたが、真夏のウォーキングの環境下を鑑み、始発の5時26分に早める。同時に、松崎駅までとしていたのを営業キロ5.7㎞先にある泊駅に変更する。結果大成功であった。

※赤碕駅

本日の始発は、境港行きの4両編成(非電化)であった。山陰本線は京都~城崎温泉、伯耆大山〜西出雲が電化された区間で、その他の区間は非電化区間であった。非電化区間は、電柱がないので、鉄道つたい歩きにとっては、”電柱という鉄道案内人がいない”分踏破に苦労することが想定された。

本日のコースは、鉄道案内人としての電柱はなかったが、鉄道が概ね幹線道路に沿ってあり、無駄な動きが少なく踏破できた。今振り返って見ると、今回のシリーズ一番易しかったコースであったと思われる。各駅舎の立ち寄り時刻は次の通り。

赤碕(6:59)〜八橋(8:16)〜浦安(8:50)~由良(9:28)~下北条(11:48)〜倉吉(13:04)~松崎(14:56)〜泊(16:40)

今回の歩きで、車窓から下見ができた区間は、山陰本線(赤碕~鳥取)、宇野線(宇野~茶屋町)。その他の区間は、下見ができなく、直接本番となった。断片的な記憶であるが、泊、倉吉、由良の各駅で単線のため、鳥取方面の上り列車を待ち合わせる。また、松崎駅で暫く停車し、上り列車の待ち合わせもあった。

①平地にある赤碕に到着する否や、駅前の風景をデジカメに収めて、八橋駅を目指し淡々と歩く。7時12分、国道9号線に出る。7時20分、上り特急列車(スーパーまつかぜ2号)が通過して行く。7時29分、京都267㎞、鳥取59㎞、倉吉22㎞の道路標識を目にする。7時38分、琴浦町別所を通過。7時45分、道の駅ポート赤碕に面した風の丘で10分位の止まり、良き時代に設立された日韓の公園を散策する。この時間帯の温度計は25℃とあった。

※道の駅ポート赤碕、風の丘

②山の中にあると思った八橋駅には8時21分到着。駅舎はふれあいセンターに面していた。駅に面して八橋城跡があった。8時30分、観音様を目にする。そこから少し行った先に浦安駅があった。駅に面して交流センターがあった。9時7分、京都263㎞、豊岡157㎞。鳥取55㎞の道路標識前を通過。9時9分、因伯牛の里と記した和牛の像前を通過。9時22分、170歩ある加勢蛇橋を通過。少し行った先で、琴浦町から北栄町となる。

※八橋駅

※観音様、浦安駅、因伯牛の里

➂9時28分、コナン一色の由良駅(コナン駅)に到着する。ガイドブックによると、北栄町は、名探偵コナン(週刊少年サンデー連載中)の作者、青山剛昌先生の出身地とあった。それ故、コナンを前面に打ち出し、この界隈は、バス、標識などなどコナンと身近に出会うことができた。今回の旅の一つのよき思い出となった駅舎であった。

※コナン駅

※コナン一色

④11時16分下り特急電車を右手にする。11時48分、上り特急列車が停車している下北条駅に到着する。12時20分、北栄町から倉吉市となる。やっとコナンカラーから免れる。石破しげる氏の像を見かける。田園地帯を歩く。12時48分、541歩ある小田橋(天神川)を渡る。倉吉駅には13時4分到着。この駅は、これまで通過した中で、最も賑やかな駅であった。この駅で10分位、アイスを食べ火照った体を冷やす。倉吉とう名は、高校野球でよく聞いたので親しみを感じた。駅前の上井神社にお参りして、本日の安全を祈願する。

下北条駅、下北条駅界隈

※倉吉駅への路、倉吉駅

※上井神社、東郷湖

⑤13時40分、夏の風物詩の蝉の合唱を耳にする。9号線に合流するや否や、鳥取看護大学、鳥取短期大学の看板を目にする。森のせいもあり、辺りは涼しくなる。13時43分、倉吉市から湯梨浜町に入る。14時24分、東郷池(東郷湖)と記した看板前を通過。14時56分、東郷温泉とある松崎駅には14時56分到着。湖に面し、湯の華慈母観音があった。

※松崎駅

⑥山間の道筋を歩く。途中、鳥取への道筋は直進と右折の2進路があったが、鉄道に近づくという考え方から、後者を選択する。この選択は功を奏した。前方に朝目印の頭上の道路(16時36分)を見つける。この道路を潜った先に本日終着の泊駅(16時40分)に到着する。列車が5分位遅れていたこともあり、運よく、16時41分発の鳥取駅に間に合う。鳥取駅には、17時20分頃到着する。一風呂を浴び、昨日祝杯をあげた”くさかべ”に行き、本日の疲れを癒す。

※泊駅への路

※泊駅、鳥取駅

続く!!

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