高山本線の旅!!その2(高山~渚)後編

投稿日:2024年03月22日

②飛騨一宮駅を踏破し、一ノ宮橋を渡った後、国道には戻らず、桜並木が続く土手を歩く。桜並木が終わると、踏切にぶつかる。地図を確認したところ、この踏切を渡った場合、相当大回りをしないと久々野駅には行けないと察知する。桜並木を歩いたため、500m位誤った方向に進行していた。ここで28分のロスタイムを要し、飛騨一ノ宮の住宅地通り(歩道の雪は殆どなし)を歩き、再度国道41号線に10時23分合流する。その先に1,863mある宮越トンネルがあった。うっかりして歩行禁止看板があるにも関わらず、歩道もあったので、このトンネルを歩くこととする。しかし、あるドライバーからの通報があり、トンネル通過の手前で警察官がやって来て、「このトンネルは歩行者通行禁止です。看板が見えませでしたか」との尋問を受ける。「すみません。雪道で注意力が散漫しており、看板を見逃しました」と回答。「これからもこのようなトンネルがあると思いますが、交通ルールを順守し、注意して歩いて下さい」との指導を受ける。「申し訳ありませんでした」と丁重に言及し、トンネル事件は解決する。確かに、トンネルの出口には”歩行者侵入禁止”の看板があった。最近の国道でバイバス化した国道は、これまでの歩きを通じ、何度も通行禁止の体験をしたのでよく理解できた。雪道とは言え、”歩く鉄道作家”として深く反省の瞬間であった。

※桜並木から国道41号に戻る

※宮峠トンネル

※歩行者侵入禁止の標識

※迂回して原点に戻る

このトンネルを出ると、積雪の箇所が多少緩和された。その分凍った箇所が多くなり注意力を要した。国道41号線を直進すればよかったのだが、左手に道路には跨る鉄橋が見えたので、取り過ぎたと錯覚し、大きく迂回する無駄な歩きをする。この歩きにより、10分位ロスタイムが生じる。国道にある原点には11時48分に戻る。この原点から暫く歩くと、賑やかな商店街となる。その先に久々野駅(12時)があった。駅前の食堂で、今回の旅で”みかどや”にて初のランチタイム(ざるそば)とする。20分位休息し、この店を後にする。

※久々野駅

※みかどやでランチ

③12時54分、JR線下を潜り鉄道の左側となる。雪道は所々となる。13時30分、JR線を跨ぎ鉄道の右側となる。13時36分より、万歩計で517歩ある木賊洞(くつさぼら)洞門を通過する。この洞門を過ぎると、雪道は解消する。13時53分、左手に上り特急列車が通過して行く。13時56分、下呂30㎞、美濃加茂102㎞、名古屋136㎞と記した道路標識前を通過。14時3分、長淀バス停前を通過。14時7分より、万歩計で223歩ある長淀橋(飛騨川)を渡る。14時15分。飛騨街道なぎさ道の駅がある。電光掲示板によると、只今の温度は6℃とあった。14時29分、第4益田街道踏切を横切り、鉄道の左側となる。その先に渚駅(14時33分)があった。次の下呂方面行きの列車は15時22分で49分の待ち合わせ時刻となった。この時間帯、鉄道関係の職員3名がやって来てレールの点検作業する場面に遭遇する。この駅に駅舎記録簿があったが見逃す。待ち時間を利用し、メモしたかったのだが。誠に残念であった。

※渚駅への路

※渚駅

④下呂駅には16時9分到着。温泉に浸り、大相撲を見て寛いだ後、うなぎの専門店”うな昇”で英気を養う。そした、明日の歩きの準備をして就寝となる。本日は想定外のメイクドラマに遭遇したが、充実した一日であった。

※うな昇で英気を養う

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