2020年7月の記事一覧

秋田・山形・群馬の旅!!その11(水上〜沼田)

投稿日:2020年07月17日

秋田・山形・群馬の旅の締めは、旅をはじめて11日目の7月5日(日)曇り晴れの中、上越線の水上駅から沼田駅までの営業キロ17.7㎞に挑戦する。運よく、昨日と好対照でいいウォーキング日和であった。

※宿からの風景、朝食

※天野屋ホテル、ホテル界隈

今回の旅の11日間を振り返り、天や神のご加護もあり、晴れ間は少なかったが、歩きを中止するような豪雨には逢わず、ラッキーであった。すなわち、傘を全く使わなかった日は①6月27日(土)の八郎潟〜秋田 ②6月28日(日)の仁賀保~羽後亀田 ③7月3日(金)のあつみ温泉〜鶴岡 ④7月5日(日)の水上〜沼田と4日間。一方、終日雨はゼロで、途中で雨に遭ったり、止んだりした日が7日間あった。総合的に判断し、日照時間は長いし、曇り空で暑くなし寒くなしの恵まれた11日間であった。

天気予報では午後から小雨も在り得るとのことであったので、7時半の食事を少し早め7時過ぎにして頂く。8時ホテルをチェックアウトし、水上駅からではなく、ホテルから沼田駅までを目指す。このようなケースは、3月歩いた関西本線でも実施済みである。本日の駅舎立ち寄り時刻は、次の通り。

水上(天野ホテル、8:00)〜上牧(9:27)〜後閑(ごかん、11:31)~沼田(13:02)

※丸須、2度鉄道下を潜る

ホテルを8時チェックアウトし、上牧駅を目指す。8時13分、”丸須”という土産屋でお袋用に温泉萬壽を購入する。9時6分、鉄道下を潜り、鉄道の右側となる。暫く歩くと、再度鉄道が頭上に現れ、鉄道の左側を歩く。気が付かないうちに右側となり、再度鉄道の右側を歩く。9時27分、上牧駅に到着する。10時12分、ホタル飛びかうおらが里標識前を通過。11時3分、ポツリ水滴を感じ、リュックに雨具をかける。しかし、暫く歩くと薄日なり、10分歩いた先で雨具をしまう。

※上牧上バス停

※ホタル飛びかうおらが里標識、後閑駅への路

※後閑駅

沼田まで6㎞地点に到達する。まもなく、後閑駅だと思い、急な坂を上り、鉄道沿いに出る。300m位歩いた先に後閑駅(11時31分)があった。この駅は幹線道路に面していた。12時10分、薄日から晴れとなる。12時45分、146歩ある薄根橋を渡る。13時2分、沼田駅に到着する。駅前には”奉仕の道”と記した天狗があった。また、駅舎にも2種類の天狗の像や沼田八景の絵画があった。

※蓮根橋、沼田駅の西側

※沼田駅への通路、沼田駅

※奉仕の道、時刻表、沼田八景

本日の歩きは、天気にも恵まれた他、下り坂だったし、距離も短ったし、鉄道に沿った幹線道路があり、花道を飾るのに相応しいウォーキングであった。悪天候やコロナ状況などの中、色々心配したが、無事当初の予定を100%消化でき、天や神に加え、地元の人に感謝また感謝。また、旅の途中でSNSやSMSを発信したところ、沢山の方から心温まるエールを頂き、感謝と感激で一杯の旅であった。有言実行は、”人生を歩む上で大切”と強く感じる旅でもあった。また。”推敲に推敲を重ねた旅行プラン企画書(安全性を見込んだややハードなプラン)の大切さ”を強く感じた旅でもあった。今回の旅は、2000年5月時点では想定もしない、「日本の鉄道の4割踏破」が樹立でき大いに感激・感動した旅でもあった。また、偶然にも1万1千1百キロと綺麗な数値で終わることができ感無量の旅となった。近々の金字塔である”全国鉄道つたい歩き”で、秋田県を終えたので、残るは鳥取・島根・長崎の3県となった。

沼田駅の天狗

当初の予定より、1時間早い電車で、旅の成果を土産に家路に向かう。(秋田・山形・群馬の旅完)

※沼田駅、大宮駅

秋田・山形・群馬の旅!!その10(水上への移動)

投稿日:2020年07月17日

秋田・山形・群馬の旅の第10弾は、7月4日(土)雨の中、特急”いなほ号”を活用し、鶴岡から新潟そして長岡を経由し、水上にある天野屋ホテルまでの行程である。

※アパホテル

この日は、鶴岡発のいなほ号が9時23分(酒田駅始発)などで、ゆっくりホテルで朝食を済ませ臨む。チェックアウトまで時間があったので、部屋備え付けにあるアパホテル社長元谷芙美子氏が執筆した”強運”の著書に目を通す。その中で”旅は勉強になる”との頁があり共感を得る。

※アパホテル社長の著書

※鶴岡駅

※鶴岡駅

コロナの影響もあり、少なくとも鶴岡駅までは3号車(指定席)は貸切状態であった。これまでの疲れもあり、うとうとして車窓からの風景は雨空の影響もあり余り観察できず。新潟駅で1時間位の待ち合わせがある。ホームは新潟駅の端にある8番線であったので、乗り継ぎのため200m位歩きを余儀なくされる。ホームに面して駅舎の改築工事現場があった。多くの高校生の姿があった。新潟から長岡までの区間は、数年前信越本線で踏破したので、車窓からの駅舎や風景を通じ、懐かしい思い出が次々登場して来る。長岡からの上越線に関しては、初めて乗る区間であったので車窓からの風景は新鮮であった。上越新幹線を通じ、浦佐駅や越後湯沢駅は学習済みであるが。いつか上越線の未踏破区間である長岡から渋川まではクリアしたものだ。

※鶴岡駅、いなほ号

※新潟駅

本日は、これまでの”歩き鉄”(東能代〜あつみ温泉)を癒す意味でも意義ある一日であった。また、近い将来歩きたい、羽越本線(あつみ温泉〜新発田)や上越線(長岡〜水上)を下見する意味でも有意義な”乗り鉄”の旅であった。更に、各駅停車に乗り継いで「どこまでも続く日本の鉄道の旅」を楽しむ意味でも最高であった。

※長岡駅、上越線ダイヤ、浦佐駅

今回のように、歩き鉄と乗り鉄の二刀流プランを企画したのは初めてであるが、気分転換・下見・慰労などからタイムリーヒットを打ったような心境で一杯。下見を通じ、上越線においては土樽駅から土合駅の区間(営業キロ10.8㎞)は、谷川岳が前方を大きく立ち塞がり困難であると判明した。水上駅の駅員さんに聞いたところ、トンネルは歩きができないため、この区間を踏破するのであれば、水上駅から越後湯沢まで大きく山道(国道17号線・353号線)を迂回して進むしかないとのことであった。営業キロが35.1㎞なので、山道であれば50㎞~60㎞位になるであろう。それ故、推敲に推敲を重ねた企画でなければ、危険も伴うし踏破は難しいであろう。どこに宿をとるかが、大きなネックになるであろう。地図を見ると、三国峠、苗場、火打峠、仁居峠、法師温泉、貝掛温泉などがあった。しかし、難しい区間故に、時間・財力・体力などにも相談し、創意工夫をしていずれ機会をみて是非挑戦したいものだ。

※水上駅

※水上駅

水上駅には15時46分到着。水上温泉街を歩き、天野屋ホテル(赤城)には16時過ぎ到着。古い温泉宿であった。一風呂浴び、18時より地酒谷川岳を飲みながら夕食を頂き、本日の幕となる。

※天野屋ホテルへの路

※天野屋ホテル

※谷川岳で本日の疲れを癒す

秋田・山形・群馬の旅!!その9(あつみ温泉〜鶴岡)

投稿日:2020年07月15日

秋田・山形・群馬の旅の第9弾は、今回初の晴れの中、あつみ温泉駅から鶴岡駅までの営業キロ29.6㎞に挑戦する。風光明媚なあつみ温泉海岸線を堪能する。日本海はコバルトブルーの景観で最高であった。また、2000年5月から通算し、羽前水沢駅で日本の鉄道の4割達成となった。嬉しい限りである。今回の東能代からあつみ温泉までの締めとしていいご褒美をもらった心境で一杯となった。感動の余り、数人にSNSで画像を送信する。

※鶴岡駅

※あつみ温泉駅

本日の駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

あつみ温泉(8:32)〜五十川(10:53)〜小波渡(12:15)~三瀬(13:15)〜羽前水沢(15:23)〜羽前大山(16:48)〜鶴岡(19:24)

※あつみ温泉駅

①あつみ温泉駅から五十川駅までは、コバルトブルーに浮かんだ岩などの景観を堪能しながら進む。また、感動した場面の一例をSNSで画像する場面もあり。この区間は、今回の旅で天気よし風景よし温度よし(24℃)で最高の場面であった。営業キロ5.9㎞に約2時間を要し、ゆっくり歩く。特に、9時25分暮坪橋の先にある、玄武岩でできた高さ52mある名勝「立岩」は強く印象に残った。種々のアングルから記録を撮りまくる。この立岩には神社があり、立ち寄ろうと思ったが、落石のため立ち寄り禁止となっており残念な結果となる。

※あつみ温泉駅、あつみ温泉駅界隈

※風光明媚な海岸線、52mの立岩

※暮坪、立岩

②五十川駅は二つのトンネルの中にあった。二つ目の396mある新五十川トンネルを通過した後にナビを確認し、行き過ぎであると判明する。それ故、このトンネル引き返えす。結果的には五十川駅は、五十川橋(10時33分通過)の手前を50m位国道7号線を離れた先にあった。このような体験は2月旅行した日豊本線でも同様な場面があった。懐かしい限りである。20分位ロスする。

※崖をフォロー、トンネル歩道、五十川駅

※五十川駅、新五十川トンネル、堅苔沢

➂五十川駅から小波渡駅(こばと)までの区間も景観な海岸線を楽しみながら歩く。特に、眺望の波渡崎「堅苔沢」からの伝説の留棹庵島(11時16分)は印象に残った。大波渡、中波渡という地名もあった。地元の人に教えてもらった近道(急な勾配のある階段)を進んだ先に小波渡駅があった。

※小波渡駅への路、小波渡駅

※小波渡駅への路、鯵ヶ崎トンネル、三瀬駅

④小波渡駅から三瀬駅にかけては、二つのトンネル越えとなる。一つは、12時40分到達した315.7mの鯵ヶ崎トンネル(585歩)。もう一つは、12時54分到達した183mある釜石トンネル(273歩)。この区間からは海岸線とも別れ山間となる。この駅で、駅に備えつけてあるメモ帳に投稿する。このような投稿は、宗谷本線の問寒別駅などでも行った。12時27分、海岸線の締めとして、カモメの群れによる空中の舞も印象に残るものがあった。

※三瀬駅、羽前水沢駅への路

⑤三瀬駅から羽前水沢駅までは、山の尾根を通り抜けて進む。山道のため、何度も地図とナビを点検しながら用心深く進む。13時33分、JR線を潜り鉄道の右側となる。14時35分、JR線を潜り鉄道の左側となる。ここからは山間から水田地帯となる。14時52分、JR線を潜り鉄道の右側となる。それにしても、歩いても歩いても山道また山道であった。途中、20人位のグループに出会い、羽前水沢駅への道筋をお伺いする。「道なりに直進すれば行ける」とのことであった。山道の中で安堵する瞬間であった。15時、上り特急電車と対面する。15時23分、日本の鉄道の4割達成となった羽前水沢駅にやっと辿りつく。本日の区間で一番難しい区間であった。

※佐渡川踏切、羽前水沢駅

⑥羽前水沢駅から羽前大山までは、簡単かと思えばさにあらず。羽前水沢駅を出発する否や水田が前方を遮り、迂回を余儀される。15時53分、県道38号線に出る。ひたすらこの県道を黙々と歩く。16時30分、万歩計で67歩の栃屋橋手前で地元の人と対面する。ラッキーにも、「この橋を渡って鉄道つたい歩きした方が近道ですよ。」と教えて頂く。沿道には公的機関の施設があった。16時43分、栃屋踏切を横切り鉄道の左側となる。そして、鉄道沿いに歩いた先に羽前大山駅があった。駅前には大きな倉庫(大山文庫)があった。

※羽前大山駅への路、羽前大山駅

⑦17時3分、JR線を越え鉄道の右側となる。そして、幹線道路に出る。この路を道なりにどこまでも進む。また、鶴岡駅まで何人もの地元の人に聞きながら進む。17時21分、村社白髭神社前を通過。17時53分、天照皇大神前を通過。18時3分、鶴岡第一中学校前を通過。帰宅の途につく先生方と対面する。18時20分、西新町橋を通過。18時46分、鶴岡公園内にある、短冊一杯の荘内神社を参拝する。18時52分、鶴岡簡易裁判所前を通過。ここからも鶴岡駅は遠かった。18時56分、赤い三雪橋は渡らず通過。19時10分、日枝神社の前で、直進先に鶴岡駅の標識があり安堵する。流石最上氏の城下町だけあり、また、山形県の第2の街だけあり、昨夜と好対照に想定外に賑やかな街並みであった。やっと19時24分、鶴岡駅に到着する。駅から見える夕焼けは強く印象に残った。これで東能代駅からあつみ温泉駅までの営業キロ218.6㎞が繋がった。

※村社白髭神社、荘内神社

※三雪橋、日枝神社、鶴岡駅

⑧山形の夜の締めは、昨日行った居酒屋”せいご”で寛ぐ。明日はいよいよ乗り鉄の旅で群馬県へ。

※幻想的な夕暮れ、”せいご”で締め

秋田・山形・群馬の旅!!その8(本楯〜鶴岡)

投稿日:2020年07月14日

※ホテル11階から見た酒田駅、鳥海山、ホテルの室内

※ホテルα1、いなほ号、酒田駅

※酒田駅、本楯駅

秋田・山形・群馬の旅の第8弾は、曇りのち雨の中、本楯駅から鶴岡駅までの営業キロ33.9㎞に挑戦する。本日はリュックを背負った歩きであったし、余目から雨が降ったり止んだりした天候で、昨日と同様に厳しいものがあり、「鶴岡までの踏破は難しい」と思うこともあった。しかも、今回のシリーズ初の営業キロ30㎞越えである。しかし、藤島駅で酒田行きの列車まで1時間半位の待ち時間だったので、日没覚悟で不案内な道筋を進むこととした。結果的にはこの判断が功を奏し、一昨日、昨日の遅れを、一気に挽回する日となり、達成感で一杯となった。ただ残念なことは、最上川に気が取られ、幹線道路に面しており、今回のシーズで唯一易しそうな北余目駅を未踏破としたことである。

本日の立ち寄り時刻は次の通り。

本楯(8:07)〜酒田(10:15)~東酒田(11:31)~砂越(12:38)~北余目(あまるめ:未踏破)~余目(14:33)〜西袋(15:56)〜藤島(18:10)〜鶴岡(20:13)

①本楯駅から酒田駅までは水田が多くあり、相当負荷を要すると考えていた。しかし、地図を分析し、高田踏切(8時43分)を横切り、国道353号線に合流(9時3分)したのが大成功であった。お蔭で迷うことなく、酒田駅(10時15分)に到着できる。恐らく、昨日の雨の中の環境では、このように円滑には歩けなかったであろう。正に「急がば回れ」の場面にピッタリであった。

※酒田駅への路

※酒田駅への路、酒田駅

②浜田歩道橋(新井田川:53歩)、若松公園、浜田踏切などを経由して東酒田駅に到着。砂越駅は水田の真ん中にあり、遠くから駅舎を確認できた。近くに、鉄道を跨る道路があった。

※東酒田駅、砂越駅への路

※砂越駅、最上川

➂13時7分、酒田市から庄内町に入る。酒田市を含めこの界隈の車のナンバープレイトは山形ではなく庄内であった。15時15分、939歩ある庄内大橋(最上川)を渡る。天気の影響で水は濁っていたが、感動の余り、数人にSNSで画像を送る。そんな影響もあり、これから少し行った先にある、北余目駅が未踏破となる。この未踏破は、30分位行き過ぎて気付く。

※北余目駅界隈?、余目踏切、余目駅

④14時6分、余目踏切を横切り、鉄道の右側となる。水滴を少し感じる。リュックに黄色い雨具をかける。14時12分、余目八幡神社で本格的な雨となる。14時33分、余目駅に到着する。14時50分、JR線を越え、JR線の左側をくねくね歩いた先に西袋駅があった。雨はいつの間にか上がっていた。

※西袋駅、藤島駅への路

⑤西袋駅から藤島駅までの営業キロ5.1㎞に迷いに迷い、2時間14分要する。判断ミスは、道路標識の読み違えであった。ここでも、鉄道から離れるリスクを改めて知る。一度迷うと迷路に入り、脱出するのに相当のエネルギーを要する。何人もの地元の人の応援でやっと藤島駅に到着できる。

※松嶺街道跨線橋、2回目の橋、藤島駅

⑥ここでアップもありと、鶴岡行きの時刻表を確認する。次の酒田行きは19時33分であった。まだ、明るかったので、道筋は複雑であるが、有言実行を旗印に、6.6㎞先の鶴岡駅を目指すことにする。運よく幹線道路に出た先で、鶴岡市内の道路標識と対面する。少し遠回りになるが、到着できそうだと安堵する。国道112号線にぶつかった先で、信号待ちのドライバーの方に、念のため鶴岡駅への道筋をお伺いする。「どこまでも真っ直ぐ進んで下さい。川があります。その川を渡った先に、鶴岡駅への案内板があります。私も近くまで行きます。同乗はいかがですか。」の心温まるメッセージを頂く。「有難うございます。私は歩くために来ています。ご厚意は感謝します。」と丁重にお断りする。しかし、再度、信号が変わるや、私の前に停車し、「遠いですよ。乗りませんか。」の感謝感激の言葉があった。「有難うございます。道をお伺いしたので、頑張ります」とお礼を言い、親切なドライバーと別れる。すっかり暗くなった道筋を橋を目指し、ひたすら歩く。19時43分、万歩計で779歩ある橋を渡る。19時51分、2度目の105歩ある橋を渡る。ここから、何人かの通行人の方に聞きながら、やっと20時13分、鶴岡駅に到着する。到達の瞬間、歩き鉄独特の達成感と感無量の気持ちで一杯となった。

鶴岡駅への路

※鶴岡駅

⑦駅前にあるアパホテルには20時23分チェックイン。ホテルで地酒を楽しめる店を教えてもらう。居酒屋”せいご”で本日の疲れを癒す。

※居酒屋”せいご”で晩酌!!

秋田・山形・群馬の旅!!その7(小砂川〜本楯)

投稿日:2020年07月13日

秋田・山形・群馬の旅の第7弾は、7月1日(水)曇り雨の中、小砂川駅から本楯駅までの営業キロ21.5㎞に挑戦する。朝、ホテル(魚民)で朝食をとってからの移動になる。本日は、酒田駅までの踏破を考えていたが、南鳥海駅を過ぎた辺りから大雨に遭遇し、本楯駅で断念する。しかし、運よく数分の待ち合わせで酒田行の電車に乗れる。

※魚民での朝食、小砂川駅

本日2回大雨に遭遇した。一回目は遊佐駅に向かう際、二回目は本楯駅に向かう際。加えて、この区間は水田が一杯で道筋が途切れる場面が多く登場する。また、大雨のために道筋を充分に確認できず、これまでの第六感を頼りに歩いた。その分無駄な歩きが多々あり相当の労力を費やした。ただ、リュックを背負っていなかったので、労力の軽減があり助かった。今回の旅で最も苦しい環境であったかも知れない。今思えば、やり抜くことの大切さを、改めて自分なりに勉強できた区間であった。

本日の駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

小砂川(8:33)〜女鹿(めが、10:12)~吹浦(ふくら、11:24)~遊佐(ゆざ、14:16)~南鳥海(15:46)~本楯(もとたて、16:46)

①8時39分、上浜郵便局前を通過。9時、7号線に合流する。9時17分、秋田県と山形県の県境にさしかかる。9時28分、和牛がトラックで輸送される場面と対面する。9時35分、三崎公園の案内板前を通過。この界隈の海岸線の景観は最高であった。男鹿と女鹿の地名の由来がわかったような気がする。10時4分、数年前、カタツムリと対面する。数年前の宗谷本線(佐久駅から筬島駅)の場面を思い出した。10時8分、アマハゲの里があった。10時12分、女鹿駅に到達する。朝、上り列車を待機するための線路があった。

※上浜郵便京、山形・秋田県の県境

※和牛運送トラック、三崎公園

※カタツムリ、アマハゲの里(女鹿)、女鹿駅への案内

※女鹿駅と時刻表

②吹浦駅への道筋、国道を下りられる道路がなく、もしかすると通り過ぎたのではないかと何度も疑心暗鬼となる。運よく、国道を下りる脇道があり、ダメ元でこの地点から鉄道に近づくことにする。結果的に大成功であった。脇道を暫く下ると、民家が広がっていた。道筋で人と出会い、吹浦駅の道筋をお伺いする。「道なりに歩いた先に吹浦駅がある」とのことであった。11時24分、やっと吹浦駅に辿り着く。駅前には我国の鉄道開祖の佐藤政要養氏の像があった。

※吹浦駅への道筋

※吹浦駅への路、吹浦交番、吹浦駅

※吹浦駅前(佐藤政要養氏の像)

➂ここから遊佐駅までは、どしゃ降りの雨に遭遇し、視界を閉ざされ、30分位水田の迷路に入り、相当のエネルギーを費やす。奇数・偶数の標識を目にする。困っていたところ、地元の人と運よく対面し、遊佐駅への道筋を教えてもらう。しかし、集中力が散漫になっていたのか、解釈を誤ってとんでもない方向に向かう。何となく変だと察知し、方針を変更する。すなわち、鉄道に近づく戦略に切り替える。大成功であった。暫く歩くと、前方に鉄道が現れ、安堵する。そして、鉄道に沿って歩いた先に遊佐駅があった。

※遊佐駅への道筋

※遊佐駅

④14時53分、岩川踏切を特急電車が通過して行く。14時58分、住吉神社を通過して暫く行った先で地図のロストに気付く。5分位戻った先で地図を見つけ安堵する。ロストに気がついた地点に戻って進もうとするが、15時8分、行き止まりとなる。岩川踏切まで引き返し、この踏切を横切り鉄道の右側を歩く。ここでも行き止まりの場面をくり返し、やっと15時46分、南鳥海駅に到着する。この駅で朝の車掌さんと再度対面する。

※南鳥海駅

⑤南鳥海駅を過ぎた辺りから、雨が強くなりかける。16時18分、448歩ある大正橋を渡る。雨でメモ取れず。県道60号線を進む。雨の中、やっとも本楯駅(16時46分)に到着する。6.4㎞先の酒田を目指す予定であったが、複雑な道筋の歩きは無理と判断し、この駅でアップする。

※本楯駅への路、大正橋、第二本楯踏切

※本楯駅への路、本楯駅

⑥不燃焼の気分で、酒田駅に戻る。ホテルに面した魚民で、本日の疲れを癒す。

 

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