信越本線の旅!!その2(直江津〜柏崎)

投稿日:2018年05月03日

平成30年4月29日(日)、信越本線の二日目は、直江津〜柏崎までの36.3㎞の歩きに挑戦する。すなわち、直江津〜黒井〜犀潟〜土底浜〜潟町〜上下浜〜柿崎〜米山〜笠島〜青梅川~鯨波〜柏崎。この区間で印象に深い点は日本海の素晴らし風景とまだ雪化粧した”越後富士”と称する米山(標高993m)と対面しながらの歩きだろうか。札幌駅界隈に”幌”が付く駅が多いと感じたと同様、新潟にも”潟”の付く駅舎が犀潟駅、潟町駅と登場したのも印象深い。

直江津駅

反省点はこのシリーズ唯一土底浜駅路標識を見つけて臨んだにも関わらず、この駅が未踏破となったことだろうか。恐らく、この駅は踏切を横切って少し戻った先にあったと推察できる。木々が続く路筋、歩きから小走りに切り替え時間の短縮化を図った影響もあり、注意力が散漫になったのも一要因。もう一つは、この駅の表示は”北陸急行ほくほく線”の土底浜駅であると勘違いしていた。後で地図で確認したところ、9,500㎞踏破達成の節目となった犀潟駅でほくほく線が合流していており、この路線には土底浜駅はないと判明。要するに、鉄道路線図が頭に入っていないことによる錯覚で恥ずかしい限り。次の潟町駅の登場で、初めて土底浜駅の未踏破に気付く。反省また反省の瞬間であった。

※黒井駅、犀潟駅(9,500㎞踏破達成駅)

※土底浜駅の表示、潟田駅

※上下浜駅、柿崎駅

直江津から柏崎の区間は米山駅を境に大きく2区分できた。すなわち、直江津から米山まで区間と米山から柏崎までの区間。前者は国道8号線に沿ってほぼ駅舎があったのに対し、後者は国道から200m〜300m位下った先に駅舎があった。すなわち、海岸線に沿った笠島駅と青梅川駅である。共に、ラッキーにも立ち寄りに成功する。この2駅とも急カーブの路を下るのに怪我をしないよう相当神経を費やした。2年前に歩いた函館本線の比羅夫駅を思い出した。あの時も道路からかなり下った先(1㎞位)にあった。北海道に比べれば距離は短いが、勾配の面では、紀勢本線の二木島駅から国道へ向かう熊野古道と同じ位急斜面であった。

※米山駅、笠島駅

※青梅川駅、鯨波駅

その他印象に残るのは、JR貨物の基地がある黒井駅の踏破。何人もの地元方のお世話になりやっと踏破できる。それから柿崎駅への道のりも難解であった。道路標識で直ぐ傍にあると思ったら、そこから随分遠かった。駅舎が袋小路のようなところにあり発見するのにエネルギ゙ーを消耗した。直江津の踏破を通じて、北陸地方への更なる歩きの夢が芽生えたのうな気がする。いい旅であった。

※柏崎駅(19j時40分到着)、柏崎方面からの米山

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