只見線仕上げの旅!!全駅舎立ち寄り有言実行なる
投稿日:2025年08月30日
2025年8月25日(月)からの5泊6日の只見線仕上げの旅(会津宮下~小出:営業キロ89.8㎞)、天や神のご加護に加え、地元の方の熱い厚いご支援などを得て、無事全駅舎立ち寄りに成功する。同時に、先月の歩き(会津若松~会津宮下)と合わせ、活動日数都合6日間要して、撮り鉄や乗り鉄などの方の人気路線である只見線(会津若松~小出:135.2km)を全駅舎立ち寄りにより踏破できる。すなわち、”歩き鉄”ならではの、点ではなく、線や面で楽しめる。しかも車窓からのアングルではなく、ユニークな歩く道筋のアングルから。それ故、苦労も多々あったが、贅沢な6日間であった。只見線が磐越西線・会津鉄道・上越線からも系統的に接続できる。これで通算営業キロは、1万7千220㎞(活動日数851日、日本の鉄道の62.2%、地球円周の43.0%)となる。
この路線、会津若松から小出の区間は1日3往復、しかも難関区間も多々あった。特に只見から大白川の区間は営業キロは20.6㎞とあるが、実際には山や川の迂回が随所に登場し、実際の営業キロは35㎞位あったかも知れない。加えて、次のような悪条件であった。それ故、推敲に推敲したプランであっても、命がげで臨むことを余儀なくされた。歩き鉄旅をはじめて四半世紀余、3本の指に入る超難関区間であった。
①時間との闘いを余儀なくされる。すなわち、大白川発の17時4分発の列車までには到着する必要があった。
②水分補給するための自動販売機がなかった。2本半のペットボトルの水分補給では不足であった。
③一部のトンネルは灯りがないところがあった。只見線地域コーディネーター酒井治子様からの事前助言を得て、宿泊先から懐中電灯と車反射襷の貸与を受け対処でき難を逃れる。このような体験は、大糸線・福知山線・飯田線でもあったことを思い出した。
④熊の出没の恐れもあった。熊避け鈴で対処。笛は持参のみで使用せず。
⑤大雨などで国道252号線が通行止めになることもある。ネットにより通行できることを確認。
⑥途中で体調不良となっても引き返せない。(車が時々通るので助けてもらうことは可能)
⑦重いリュックを背負っての歩きとなる。
⑧雪対策の洞門’(含むトンネル)が40余もあり、暑さ対策には大きな援軍となったが、一方では洞門の長さや到達時間の測定メモなどで負荷を要した。
その他、特筆事項は次の通り。
①随所に風光明媚な橋梁をはじめとするスポットと対面できる。
②只見線の随所で地元の方や鉄道関係者の営業努力を強く感じる。
※列車をお見送りする場面の後で
※会津大塩駅にて(只見線の2022年10月の再開を祈念して)
③沢山の方との出会いがある。
※只見荘(懐中電灯・車反射襷の貸与を受ける)、只見駅にて
※千両のマスターと
④常に熊避け対策・懐中電灯の持参・道路事情の確認を強く感じる旅であった。
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本ブログを執筆するや否や、冒険的な今回の旅に関し、フコク生命時代の友人長尾昇蔵様、そしてアクチュアリーの友人である今治久昇様から心温まるメッセージを頂きましたのでご紹介します。今後は肝に銘じて対処したいと考えています。それにしても、2万キロの路は険しく遠いと痛感しています。しかし、少しでもその道のりに近づけるため、安全を第一にして鋭意努力したいと考えています。ご助言誠に有難うございました。
〇おめでとうございます。やはり有数の難関でしたね!焦熱地獄の中を無事に“生還”出来たのはカッシーの持てる強運そのものによりますね!ハラハラ、ドキドキ旅の刺激に酔いしれるのもいい加減にしないと……!ご家族や読者の心臓に負担が掛からない様“ゆるり鉄”をお願いします。本当におめでとうございます。
〇目標達成 おめでとうございます!これからの歩く道程を車窓から観察する洞察力、テレビで視ただけの只見線地域コーディネーターから情報を得る閃きや洞察力の賜物です。運も実力のうちとは言いますが、この尋常じゃない猛暑の中、はっきり申し上げて快挙ではなく、奇跡です。また出来るとは思わないでください。沿線のお勧めスポットは限られ、路線図で位置関係を確認。線路沿いは必ずしも歩けないので、Googleマップで徒歩の距離、時間を計測しながら拝見しました。
≪感想≫
⓵只見~大白川(20.8㎞)・・Googleマップでは迂回で徒歩所要時間7時間26分、高低差は↑430m↓504 mとありました。この間一駅。トンネルに歩行者がいるとは誰も思わないでしょうから、懐中電灯と反射襷のアドバイスは命の恩人です!!
⓶大白川~入広瀬~上条~越後須原~魚沼田中~越後広瀬~薮神~小出(26.0km)・・徒歩所要時間5時間46分、高低差は↑57m↓256mとありました(国道252号線経由)。距離はあるが、国道沿いで途中に六駅あり、真夏であるものの⓵よりは難易度は下がる。
⓵は単に自己最長区間だけではなく超難関だったのではないでしょうか。あっぱれ!あっぱれ!あっぱれ!ただ、これからはセーブしてください。お願い致します。
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