飯田線の旅!!その2(天竜峡~伊那大島)前編

投稿日:2024年05月19日

2024年5月16日(木)雨/晴れ、飯田線の旅の2日目は、天竜峡駅から伊那大島駅までの営業キロ26.9㎞に挑戦する。当初は天竜峡駅から七久保駅までの36.1㎞であったが、時刻表の転記ミス、道筋勉強不足などから下方修正する。しかし、この判断は大正解であったと思う。当初の予定より、1時間以上早く起床して出かけることを余儀なくされた。ラッキーにも3時前に目が覚め、再度時刻表を確認したのが功を奏した。それにしても、飯田線で”伊那”がつく駅名は多いなぁと。伊那市、伊那北、伊那松島、伊那八幡、伊那上郡、伊那大島、伊那田島、伊那本郷、伊那福岡と。

※伊那市駅

※伊那市駅

伊那市駅5時13分発(伊那松島4時58分発豊橋行き)の2両編成車両で天竜峡駅を目指す。途中、沢渡駅、飯島駅、伊那大島駅、元善通寺駅、伊那八幡駅で各駅停車との離合があった。下平駅、市田駅、市田駅から沢山の高校生が乗車してくる、飯田駅に到着する頃には満席の状態となった。改めて飯田線は重要な路線であると認識する。

※天竜峡駅

各駅舎到着時刻は次の通り。

天竜峡’(7:47)~川路(8:13)~時又(8:48)~駄科(だしな、9:36)~毛賀(10:04)~伊那八幡(10:34)~下山村(11:17)~鼎(かなえ、12:00)~切石(12:45)~飯田(13:26)~桜町(13:40)~伊那上郡(14:00)~元善光寺(14:53)~下市田(15:25)~市田(15:49)~下平(16:38)~山吹(17:00)~伊那大島(17:55)

①2022年7月途中下車した、懐かしい天竜峡駅に再度下車する。沢山の高校生の姿があった。また、見覚えのある駅員の姿も。地図を確認して、小雨模様の中、鉄道の左側を歩く。暫く歩くと電柱のある線路が右手に見え安堵する。鉄道に沿って歩いた先に川路駅(8時13分)があった。丁度、下り列車がやって来る。

※川路駅への道筋

※川路駅

②8味21分、国道153号線に合流する。8時23分より、万歩計で166歩ある久留米橋を渡る。雨で集中力を欠く。8時39分、JR線下を潜り鉄道の右側となる。地図を確認。坂を300m位上った先に時又駅(8時48分)があった。丁度、上り下りの列車が離合する場面であった。雨があがり晴れマークとなる。

※時又駅への道筋

※時又駅

③鉄道に沿って歩くが、袋小路にぶつかり引き返す。5分位ロスタイムが生じる。再度、幹線道路に8時56分戻る。8時57分、42歩ある新川を渡る。右手に天竜川、左手に山がある道筋を歩く。鉄道から大きく迂回を余儀なくされるが、新緑がある道筋は最高であった。9時23分、遠州街道踏切を横切り、鉄道の左側となる。丁度、下り列車が通過する時間であった。暫く歩いた先で幹線道路を右折する。100m位戻った先に駄科駅(9時36分)があった。

※天竜川沿いを歩く、遠州街道踏切

※駄科駅

④国道151号線(遠州街道)に合流。9時54分、駒ヶ根36㎞、塩尻83㎞、松本96㎞と記した道路標識前を通過。毛賀駅には10時4分到着。

※毛賀駅への路

※毛賀駅

➄国道151号線を淡々と歩いた先に伊那八幡駅(10時34分)があった。

※伊那八幡駅への路

※伊那八幡駅

⑥伊那八幡駅から1km位行った先で国道151号線と国道153号線(三州街道)、そして飯田線が交差し、複雑なエリアとなっていた。国道151号に戻るべきところ、宮田踏切(10時35分)を横切ったのが大失敗であった。これにより迷路に入る。段差があるエリアに対し、線路の行方を必死に探す。やっと、10時54分、島田井踏切を見つける。鉄道は大きく曲がっていた。この踏切を渡るべきか否か右往左往する。渡ってもどちらの方向に下村山駅があるのか方向性を失う。運よく停車しているドライバーの方に、下山村駅への道筋をお伺いする機会を得る。「少し戻って国道に合流して下さい。下山村駅はこの踏切から右方向ですよ」と教えて頂く。お礼を言ってこの場を去る。国道に合流し、十字路交差点(東鼎)に突入する。前方に38年間お世話になったフコク生命営業所があった。ナビを確認するが方向性がいまいち掴めず右往左往する。運よくコンビニがあり、お伺いする機会を得る。「ここから50m位歩いた先を左折し線路沿いを歩いた先にあります」とわざわざ店舗から出て頂き教えて頂く。お礼を言って、教えてもらった道筋を歩く。下山村駅にはやっと11時17分到着。営業キロ1.1㎞に43分も要す。改めに道に迷うとリカバリーに時間を要すと痛感。しかし、これが”鉄道つたい歩き”の醍醐味と自問自答する。

※宮田踏切、島田井踏切

※フコク生命営業所が見える

※下山村駅

⑦11時20分、下山村駅から直ぐ傍の下山踏切を横切り、鉄道の左側となる、県道230号線を歩く。11時29分、下山西交差点を通過。いつの間にか小雨模様から晴れマークとなっていた。下山村駅から鼎駅までの営業キロは1.1㎞しかないが、なかなか鼎駅には到着できず。運よく地元の人と対面。「15分位行き過ぎています。二つ目の信号を左折した先にあります。目印として小学校があります」と幹線道路まで出て教えて頂く。お礼を言って、ジョギングして引き返す。教えてもらった踏切は30分位前に立ち寄った。しかし、確認が甘かった。鼎踏切を横切り、50m位歩いた先に鼎駅(12時)があった。何と1.1㎞を歩くのに43分も要した。

※下山踏切

※鼎駅への路

※鼎駅

➇再度、鼎踏切(12時3分)を横切り、県道230号線に戻る。この先でも飯田市街とある交差点を左折すべきところ誤って直進する。暫く歩いた先でナビで確認したところ間違った方向に進んでいることが判明。確認のため、コンビニで車を乗ろとしたドライバーにお伺いする。親切にもスマホを検索頂き、切石駅への道筋を教えて頂く。ここでも最近の若者は親切な方が多いと痛感。感謝の気持ちで一杯となる。切石駅には12時45分到着。営業キロ2㎞に45分要す。後編に続く!!

※切石駅への路

※切石駅

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