福知山線の旅!!その2(道場〜篠山口)後編

投稿日:2021年11月22日

⑤相野駅から藍本駅までの道筋は、前方山が立ち塞がり本日中で最も難関な道筋であった。地図と前方の地形を手探りに用心深く歩く。運よく地元の人に出会い、藍本駅への道筋を確認する。「この道を真っ直ぐ歩くと小学校にぶつかります。その先の踏切を横切り、鉄道に沿って歩くと行けます」と教えて頂く。御礼を言ってこの場を後にする。教えてもらった道筋を歩く。11時41分、朝寒さのために着たTシャーツを脱ぐ。11時58分、三田市立藍小学校・幼稚園前に到達。その先にある第一丸岡踏切(12時)を横切り、鉄道の右側となる。12時8分、故郷香川に多いため池があった。12時11分、第二丸岡踏切を横切り、鉄道の左側となる。12時30分、酒滴(さかだれ)神社前を通過。山が背後にある藍本駅には12時35分到着。

※藍本駅への路、酒滴神社

※藍本駅、獅子舞

⑥関踏切を横切り、鉄道の右側となる。12時45分、幹線道路に合流する。藍本駅前(神姫グリーンバス停)があった。12時55分、その先でJR線はトンネルに入る。山を迂回して道路は続く。13時10分、三田市から丹波篠山市に入る。13時12分、細田橋(武庫川)を渡る。橋桁が40m位ある舞鶴若狭自動車道下を潜る。13時24分、豊作を祝う獅子舞行列に対面する。13時26分、77歩ある草野大橋(武庫川)を渡る。13時32分、草野駅に到達。駅前の歩道には射手座やしし座などの星座の画像が描かれていた。また、「伊能忠敬笹山領測量の道」の標識があった。

※草野駅

※射手座の画像、伊能忠敬笹山領測量の道

⑦13時56分、新橋を渡り、鉄道沿線を淡々と歩く。古市の交差点の看板を見て、鉄道に近づく。路地を歩いた先に、14時29分、かつてよく見かけた「フコク生命たばこ」看板があった。懐かしくなり、フコク生命入社当時が昨日のように思い出された。古市駅には14時32分到着。丁度、上り下りの電車がやってくる。

※古市駅への路、この交差点で幹線道路から古市駅に向かう、フコク生命のたばこ看板

※古市駅

⑧14時46分、波賀野踏切を横切り、鉄道の左側となる。国道176号線に合流する。14時52分、豊岡91㎞、福知山52㎞と記した道路標識前を通過。15時8分、高仙寺(松尾寺)前を通過。15時16分、南矢代踏切を横切り、鉄道の右側となる。15時20分、南矢代駅に到着。

※高仙寺、南矢代駅への路

※南矢代駅

⑨15時52分、大沢踏切を横切り鉄道の右側となる。篠山口駅(東口)には、16時到着する。この駅にいた年配の方に、二つ質問をする。一つは「篠山とはどの山ですか」と。これに対し、「篠山はありません」と。二つ目は「道場から西宮名塩までの道筋はありますか」と。これに対し、「武田尾から道場まで廃線跡を歩ける」と想定外の答えが出て来てビックリする。確認のため西口にある観光案内所に出向く。その結果、「武田尾から西宮名塩までは廃線跡を歩けるますが、道場から武田尾の区間はないと思います。私もかつて廃線跡を歩いたことがあります。詳細は宝塚観光案案内所に確認して下さい」と。これで、道場から西宮名塩までの歩く道筋がやっと確定する。有意義な観光案内所訪問であった。

※篠山口駅への路、大沢踏切

※篠山口駅

※篠山口駅

⑩16時29分発の福知山行きで柏原駅に向かう。ホテルには17時12分到着。汗を流した後、昨日に引き続き、下町の居酒屋”実のや”に参上し、本日の疲れを癒す。常連の方に、色々世間話をする機会が得られ、至福のひと時であった。

※下町の居酒屋”実のや”で祝杯

 

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