南九州の旅!!その3(指宿~石垣)後編

投稿日:2024年02月25日

⑦開聞岳脇を淡々と歩く。脇入口バス停(鹿児島交通)前を通過した先でJR線を潜り鉄道の左側となる。ここからは、開聞岳を背後とした歩きとなる。入野駅には13時32分到着。

※入野駅への路

※入野駅

⑧13時48分、枕崎まで25㎞地点を通過。13時56分、指宿市から南九州市となる。14時6分、海岸線に浮かんだ開聞岳を捉える。14時10分、「片はじめを迫平に置きて/大海の喚問か岳/立てるなりけり」と印字した与謝野晶子碑前を通過。山間が続く海岸線を歩いた先に頴娃駅(14時33分)があった。ここで15時3分発の枕崎行きに乗車の予定であったが、駅の時刻表にないのにビックリ。改めて時刻表を確認したところ、「運転日注意とあり:2023年5月17日・6月21日運転」とあり、頭の中が真っ白となる。この駅で次の枕崎は17時53分。3時間20分の待ち時間が生じる。

※風光明媚な道筋

※与謝野晶子の詩

※頴娃駅への路

※頴娃駅への路、頴娃駅

やむ得終えず、この駅舎に立ち止まり、西頴娃駅、御領駅、石垣駅、水成川駅までの営業キロと次の列車の時刻時刻をコピーした時刻表から確認する。そして、待ち時間を少しでも短くする行程に入る。これまでのウォーキングで初めての体験。昨年の磐越西線では津川駅から2㎞位歩いた先で土砂で行き止まりの場面にも遭遇。更に、2008年3月、東海道本線の関ヶ原駅界隈で財布・青春18切符ロスト事件に遭遇などなど”鉄道つたい歩き”には色なメイクドラマが生じる。これが歩き鉄の醍醐味であろうと自問自答し、西頴娃駅を目指す。

➈くねくねした谷を越える道筋を歩く。左手にはJR線の50m位ある鉄橋があった。14時55分、石田橋を渡る。その先に十字路があり、左折し鉄道を跨いだ先(14時58分)で念のため地図を確認する。その結果、西頴娃駅への道筋は鉄道の右側とあったので引き返す。数分のロスタイムが生じる。先程の交差点に戻り直進する。暫く歩くと住宅街となり、国道226号線に合流する。指宿から枕崎の間で最もにぎやかな街並みを歩く。15時10分、頴娃高校前、15時15分頴娃高校前を通過。そして、しっかりとした駅舎がある西頴娃駅には15時19分到着。改めて時刻表を確認すると、西頴娃始発で指宿または山川に向かうダイヤが1日2便あった。

※西頴娃駅への路

※西頴娃駅

⑩15時55分、万歩計で98歩ある馬渡川(まわたり)を渡る。誤って1㎞位先を歩いていた。30分位ロスタイムが生じる。鉄道下を潜った先に御領駅(16時23分)があった。ベンチもなく粗末な駅であった。しかし、ここからの開聞岳は印象に残るものがあった。

※御領駅への路

※御領駅

⑪16時56分、ファミリマート(頴娃別府店)に立ち寄り、むすび、パンを購入。この店で石垣駅への道筋を問い合わせる。「信号の二つ先を右折した先にあります」と教えて頂く。17時8分、103歩ある石垣川を渡る。石垣駅には17時15分到着。次の枕崎駅は18時7分。待ち時間が52分あり、次の1.6㎞先にある水成川駅も考えたが、安全を期しパスする。ベンチもない駅で、先程コンビニで買ったむすびとパンを頬張り遅い遅いランチとする。それにしても、長い長い待ち時間であった。

※石垣駅への路

※石垣駅

⑫18時6分の2両編成の車両がやって来る。暗くなった鉄道を経由して、駅員のいない枕崎駅には18時36分到着。運よく、本日から宿泊する枕崎ステーションホテルは駅前にあった。ホテルの部屋(301号室)には18時52分到着。ホテルで食事処を教えて頂き、枕崎の味処”一福”に出向き、本日の疲れを癒す。

※枕崎駅、枕崎ステーションホテル

※一福

しかし、20時頃ホテルに戻り、スマホの充電をしょうとしたところ、冒頭ブログで記載した事件が発生する。早速、今朝チェックアウトした東横インに問い合わせるが「ない」との返事があり、頭の中が真っ白になる。スマホの充電は貸出用のケーブルで充電OK。問題はデジカメ対策をどうするか頭の痛い一日となったが、何とかなると開き直った心境で就寝となる。(結果的には無駄な費用は要したが無事解決)

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