奥羽本線の旅!!その1(大曲〜峰吉川)

投稿日:2022年08月31日

2022年8月23日(火)雨/曇り、奥羽本線の旅の一日目は、大曲駅から峰吉川駅までの18.4kmに挑戦する。予定より少し早い電車で大宮まで移動する。すなわち、南林間駅5時29分、新宿駅6時20分発の電車で。自宅出発の際には”ビニール傘を必要ない”と思ったにもかかわらず、秋田県の天気予報に注視し、ビニール傘を記憶の限り初めて持参して、奥羽本線の旅に臨む。しかし、この配慮がタイムリーとなった。

※大宮駅、大曲駅

新幹線”こまち”活用は、2020年6月25日(木)以来となる。この時は秋田まで移動した。それ故、大曲からの風景は下見済み。この時は、概ね水田の中を鉄道が続いているので楽と思ったが、大きな錯覚であった。これから後述する通り、山間を走る箇所が多く、大変な区間も多々登場。大曲駅でスイチバックすることを、山陰本線の益田駅と同様、本日初めて学習する。大曲駅に到着するや否や、今週土曜日(8月27日)に雄物川の畔で開催される大曲花火大会の情報で一杯であった。運悪く、神宮寺駅に向けて出発しょうとする瞬間、曇り模様から雨模様となる。

※大曲駅

各駅舎の到着時刻は次の通り。

大曲(11:05)〜神宮寺(12:55)〜刈和野(15:27)〜峰吉川(17:25)

①大曲駅を種々のアングルで撮影後、神宮寺駅を目指す。出発する瞬間、水滴を感じたのでリュックに黄色いカッパを着せて臨む。11時21分、三本杉神社前で本日の安全を祈願する。11時25分、雨が上がったと勘違いし、カッパを一旦取り外す。しかし、暫く歩いた先で雨となり、再度カッパを着用する。11時35分、花館小学校前を通過。11時58分、国道13号線に合流。秋田49㎞、協和22㎞の記した道路標識があった。合流するや否や、万歩計で1,258歩ある玉川橋を渡る。800m歩いた先で、国道13号線を左折する。そして淡々と歩いた先に本日最初の踏破の神宮寺駅(12時58分)があった。

※大曲駅界隈、三本杉神社、刈和野駅が表示

※玉川を渡る、神宮寺駅への路

※神宮寺駅

②13時8分、雨上がる。13時9分、国道13号線に合流する。北楢岡で福島から263㎞と記した標識があった、13時51分、薄日となる。14時7分、高花バス停(羽後交通)前を通過。辺りには水田が広がる。14時24分、福島から265㎞、秋田まで38㎞と記した地点を通過。14時35分、道の駅かみおかに立ち寄り、草餅を購入し、ランチに代用する。神岡物産店で、刈和野駅への道筋をお伺いする。「コンビニがある交差点を左折して下さい。遠いですよ」と。しかし、ここで鉄道の方向性を勘違いする。すなわち、鉄道が右手にあるにも関わらず、左手にあると。この勘違いが、トップページに記載した通り、45分位徘徊の要因となる。正に歩き鉄の醍醐味を味わう。

※刈和野駅界隈

※刈和野駅への路

14時47分、89歩ある平和橋を渡る。15時6分、194歩ある暁橋を渡る。この界隈で地元の人に対面。刈和野駅への道筋をお伺いする。「暫く歩いた先の信号を右折し、そして少し歩いた先の信号を左折して下さい。その先に刈和野駅があります」と教えて頂く。教えてもらった通りに歩いた先に刈和野駅(15時27分)があった。しかし、駅が西口方面にも関わらず、東口方面と勘違いしたため、45分位駅の周辺を一周する事態となる。

※地図の解釈を誤る、刈和野駅への路

※刈和野駅

※反時計回りに一周し再度刈和野駅

➂何人もの地元の人のお世話になり、峰吉川駅への道筋のリカバリーを図る。16時2分、鉄道を横切った先で駅舎が見えて来る。何とこの駅が、刈和野駅であった。やっと、この地点で自分が歩いた路筋が朧気に理解できる。ここからも何人もの地元の人のお世話を頂く。親切にも「峰吉川駅まで送つてあげましょうか」という人にも出会う。「歩き鉄の旅なので歩きます」と丁重にお断りする。秋田県人の温もりの一例を痛感した瞬間であった。16時20分、バイバスに合流する。16時36分、秋田35㎞と記した標識前を通過。17時25分、背後に山がある峰吉川駅に到着。結局ロスト時間も含め、営業キロ4.8㎞に約2時間要する。それにしても遠い遠い峰吉川駅であった。

※峰吉川駅への路

※峰吉川駅

④峰吉川駅17時40分発の電車で秋田駅まで移動する。秋田駅に着くや否や2年前の懐かしい思い出が蘇る。駅に離接した東横インをチェックインし、汗を流した後、ホテルで推奨地区の西口にある居酒屋に向かう。西口界隈は工事現場となっていた。居酒屋”さかえ”に立ち寄り、本日の疲れを癒す。この店で隣にいた常連客と知り合い、世間話をする機会を得る。また、マスターも含め記念写真を撮影する機会を得る。楽しい楽しいひと時であった。

※秋田駅

※東横インから居酒屋”さかえ”へ

※地酒で祝杯

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