水郡線の旅!!その3(磐城塙〜野木沢)

投稿日:2018年09月30日

※常陸大子駅、水郡線開通記念碑

※常陸大子駅

二日目(平成30面9月24日(月))の水郡線の旅は、昨日スタートした磐城塙駅から9月15日にこの線の起算点となった野木沢駅を繫ぐ歩きである。福寿荘自慢の檜風呂に浸かったあと、朝食を頂き、常陸大子駅までタクシーで移動。当初は6時57分の列車で磐城塙駅に向かう予定であったが、ホテルでゆっくりした関係で、常陸大子駅を9時5分となり、磐城塙駅には9時35分到着。この関係で28.8㎞先にある野木沢駅まで17時46分までに踏破できるかどうか未知数となる。8時間で28.8㎞の踏破は微妙であった。できれば儲けものの気持ちで臨む。昨日、列車から沿線の道筋をチェック。野木沢〜磐城石川、磐城浅川〜磐城棚倉にて山間が続いて相当迂回を余儀なくされるだろう。一方、磐城棚倉〜磐城塙の辺りはほぼ鉄道に平行して幹線道路(国道118号)があり余り手間取らないと思われた。

※磐城塙駅、近津駅

※中豊駅、道に迷った高台

※磐城棚倉駅、県社宇迦神社(磐城棚倉駅界隈)

9時35分、磐城塙駅に到着。久慈川に沿ったサイクリングコースを歩き、近津駅には11時1分到着。鉄道に沿った道筋を淡々と歩き中豊駅には11時39分到着。ここから2.4km先にある磐城棚倉駅への道筋を路に迷う。水郡線では主要な駅舎を一時は未踏破になりそうになる。賑やかな箇所を過ぎた小高い丘に到達し、左手に線路を確認しているものの、とんでもない方向に自分が進みつつあることを察知する。再度地図を確認し、1㎞位誤って進んでいたのに気付く。ここからジョギングが始まり、行き過ぎた磐城棚倉駅を地元の人のお世話になり、やっと12時28分に到着できる。30分位ロスタイムする。この時点でハイペースで歩かないと19.6㎞先にある野木沢駅には到着できないと察知する。しかもこれからくねくねした山道を歩くことを余儀なくされる。自信はなかったが、”必殺仕事人”の心境が作動し、何とか17時半までには到着したいという思いが強くなる。

※磐城浅川駅への路、磐城浅川駅

※里白石駅、稲刈りの現場

本日一番長い営業キロ(6.5㎞)ある山道を暗中模索で歩く。分岐点がありどちらの方向に進むべきか暫く右往左往する。200m先に交差点があり、国道118号に出る。ここから1〜2㎞位ジョギングして先程のロスタイムの穴埋めをする。磐城浅川駅には14時16分到着。ここから里白石駅への道筋も地図では判断できない難所が一箇所ある。運よく、その交差点にコンビニがあり、そこにおられたドライバーの方に問い合わせ難所をクリアする。里白石駅には15時5分到着。ここから後2時間半で5.3㎞先の磐城石川駅とそこから4.8㎞先にある野木沢駅への到着が要求された。遅くとも16時半までには磐城石川駅に到着したいという一心から、ジョギングの頻度が多くなる。山道をハイペースで歩き、磐城石川駅には16時18分到着。そして、同じような山道を歩き終着駅の野木沢駅には17時25分到着。20分早く到着できホットする。途中、稲刈りの場面をデジカメに収める余裕はあったが。

※磐城石川駅、野木沢駅への案内板

※野木沢駅

今日もスケジュール的には厳しいものがあったが、見事クリアでき、大満足。天や神、そして地元の人に感謝また感謝。郡山駅構内の立ち食い蕎麦屋で夕食後、やまびこ218号内で祝杯あげる。これで水郡線の郡山から常陸大子までが繋がり、同時に1万キロまで22㎞となる。何とか次回の歩きで水郡線の踏破と同時に1万キロを達成したいものだ。願わくは、水戸駅前の漫遊記水戸黄門像の前で記念写真と夢膨らむ。

※郡山駅、新幹線にて

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