紀勢本線の旅その6!!周参見~白浜の駅舎とは

投稿日:2018年02月17日

平成30年2月12日(月)晴れ、最終日の周参見から白浜までの歩き、登場した駅舎の顔は次の通り。本日は海岸線の素晴らしい景観のためかアップダウンが多く、実に10カ所と今回シリーズでは最大のトンネルを通過する場面(昨日は6カ所)に遭遇する。

※串本駅

周参見~紀伊日置~椿~紀伊富田~白浜(21.4km)

※周参見大橋(強風の到来を受ける)、道路標識(白浜まで32㎞のショックの表示)

この区間は21.4kmと見た目は短いが、紀伊日置駅と椿駅が国道42号線からそれぞれ2km、1.5kmと離れていた。また、通り抜けられないので元の位置に戻る行程を余儀なくされた。それ故、少なくとの営業キロに7㎞は加算して臨む必要があった。帰りの電車は白浜発15時18分の”くろしお24号”のため、安全を期して14時半までには白浜駅に到着したかった。このため、本日も昨日と同様93分早める串本駅を5時48分発の各駅停車とする。これでも不安であった。山道への難所(一例として、くねくねした道のりのため距離が読めない)を多々感じたからである。時間との戦いが初日の歩きと同様課せられた。もしかすると、4日間で一番の難所であろう。

※日置トンネル、紀伊日置駅

周参見駅から40分位歩いて、道路標識で「白浜32㎞、紀伊田辺35㎞」の表示にはビックリ。時刻表の営業キロに比べて10㎞も長いからだ。頭の中が真っ白となる。この表示を見て以来小走りの回数が増大する。最終的な判断は、紀伊日置駅での時刻表を見てからの判断とする。本日3番目の日置トンネル(1,184m)を通過すると、日置川を跨る日置大橋がある。日置川沿いを30分位歩いた先に紀伊日置駅(8時30分)があり。この駅でくろしお24号に間に合うためのダイヤは紀伊日置駅発13時33分とあった。周参見から紀伊日置までの営業キロは7.2㎞。この区間約2時間の所要時間で踏破できたので「何とか目的の時間には到達できる」と判断を下す。少しではあるが、朝一番の掲示板からのショックが和らぐ。

※前方が椿交差点、椿駅

しかし、次の椿駅への道のりが随分長がった。歩いても歩いても国道から椿駅に入る交差点に到着できず。また、この交差点からの道のりが地図に比べ長くビックリする。小走りの連続でやっと11時25分椿駅に到着。歩いても歩いても鉄道が見えないので誤った路筋を歩いているのではないかと何度も疑心暗鬼となる。紀伊日置から椿までの営業キロは6.1km。引き返しの時間を含め、約3時間要す。ここから次の紀伊富田駅までは4.8km、白浜まで8.1km。何とか頑張れば、白浜駅に14時過ぎには到着できるのではないかと最終判断を下す。

※富田橋(白浜駅まで4㎞の表示)、紀伊富田駅

以下、私の思惑が功を奏し、紀伊富田駅には13時25分到着、そして目標の白浜駅には14時12分ゴール。駅前の店で遅い昼食を済ませ、予定通りくろしお24号に乗り自宅に向かう。本日は、線路と国道が並走していない箇所が随所に登場し、また時間との戦いもあり精神的にも肉体的にも疲れたが、これから人生を歩む上で大いに勉強となった。有言実行の大切さ、最後まで諦めない精神力などなど。 ・・・・・<まとめに続く>

※白浜駅

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