北陸の旅!!その1(敦賀〜南今庄)

投稿日:2019年06月09日

※敦賀駅〜南今庄駅〜今庄駅界隈の地図

2019年6月5日(水)、北陸の旅の皮切りは、北陸本線である敦賀駅から南今庄駅までの営業キロ16.6㎞に挑戦する。この区間は、山間があり鉄道(大半がトンネル)と幹線道路が並走しておらず、路に迷わないよう予めインターネットで印刷した地図を逐次見ながらの歩きとなった。ネットによると、南今庄駅までは”海岸線周りの歩き”と”山間周りの歩き”があったが、色々検討した結果、後者のコースを選択する。「鉄道つたい歩き」により近いことと距離が前者に比べ2から3割ショートカットされると判断したからである。結果的に大成功であった。

※新横浜駅、米原駅(しらさき3号)

※しらさぎ3号で駅弁を敦、懐かしい敦賀駅

※敦賀駅

山間が続く路線であったので、同じような風景を何度も繰り返しながらの歩きとなった。一方では涼しい木陰(道路上の表示温度25℃位)も多々あり助かった。主として国道476号、国道365号そして県道207号を歩き南今庄駅に向かう。このような単調の歩きは、2015年6月26日(金)、宗谷本線の佐久駅から筬島(おさしま)駅までの営業キロ18㎞を思い出した。この時は天塩川に沿った歩きで5時位歩きと小走りを併用しながら黙々と進んだ。歩いても歩いても目的に到着できなかった。今回の歩きは、それ以来であったので懐かしくも感じた。しかし、実質的な歩きでは、宗谷本線よりは長かったような気がする。感覚的には25㎞位あったのかも知れない。今庄365スキー場から少し行った先の板取(14時37分)からJR今庄駅まで8㎞ある道路標識には驚いた。

※北陸新幹線拡張工事、国道476号に合流

※樫曲標識(私の樫に一字がつく地名で強く印象に残る)、レンガ造りのトンネル

※今庄365スキー場の看板、板取の看板(JR今庄駅まで8㎞)

悪戦苦闘を繰り返しながら、目標の南今庄駅にはやっと16時53分到着。運よく16時55分発の福井行の電車に間に合う。次のダイヤは18時5分であったので。それにしても敦賀駅界隈は山間で囲まれた区域でこのエリアから飛び出すのには大変。2013年9月6日(月)に歩いた敦賀駅から新疋田(ひきだ)駅の区間を思い出したからもある。この時も今回の歩き(県道207号の区間)と同様少し戻る区間があったから。加えて、敦賀駅は初めて踏破した日本海沿線への拠点駅であったので印象深いものがあった。事前勉強した結果、時間は相当要したが、迷うことなく進むことができ、大満足。敦賀駅構内の観光案内所に立ち寄ったのがよかった。親切な対応の他、詳細な地図を頂いたのでスムーズに国道476号に合流できたからだ。

※孫谷、県道207号への交差点、南今庄駅

※南今庄駅、やっと辿り着いた自動販売機(16時30分)

本日の歩きで強く印象に残ったことは、山また山のため水分補充をしたかったが、沿線には自動販売機の姿は全くなし。宗谷本線などを思い出す。それ故、4時間位残り少ないペットボトルを少しずつの飲みながら凌ぐ。207号に出るや否や自動販売機があり安堵する。最高に美味しい水を堪能する。改めて水の有難さを痛切に感じる一日でもあった。

夜は、ホテルのお薦めの店”弥吉”で郷土料理と地酒を堪能し一日の疲れを癒す。旅は楽しいものである。続く!!

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