南九州の旅!!指宿枕崎線&日南線踏破なる

投稿日:2024年02月23日

2024年2月14日(水)からの9泊10日の南九州の旅、天候には余り恵まれなかったが、温暖が功を奏し、当初の目標が有言実行となる。すなわち、指宿枕崎線(喜入~鹿児島中央、指宿~枕崎:営業キロ68.7㎞)と日南線(志布志~田吉:86.9㎞)を全駅舎立ち寄りにより鉄道つたい歩きができる。これで通算営業キロは1万5千406km(活動日数760日、日本の鉄道の55.6%、地球円周の38.5%)となる。また、”日本横断歩き鉄の旅”PDF読本の第64編が執筆できる環境となる。

※2月22日(木)早朝、宮崎駅(池本さんというJR職員さんに撮って頂く)

今回の旅で特筆すべき点は以下の通り。

①指宿枕崎線(鹿児島中央~枕崎:87.8㎞)の踏破により、これまでカッシー館で公開していた日本縦断記録が、稚内~鹿児島(2,916.9km)から稚内~枕崎(3,004.7km)と延長となる。

②鹿児島や宮崎の温暖さには改めて驚いた。手袋やマフラーは一切不要であったし、桜の開花、カエルの鳴き声、ツバメにも対面したからだ。

③指宿枕崎線では色々な角度から開聞岳を見ながらの歩きは最高であった。

④日南線ではヤシ並木がある日南海岸の風情を堪能できた。先日NHK・BSで放映された六角精児の呑み鉄本線一人旅で登場した洗濯岩(小内海駅と内海駅の間)にも立ち寄ることができた。一方、北郷駅から伊比井駅までの区間(営業キロ:9.2km)、山を大きく迂回し海岸線を歩いたため、7時間8分も要する事態が生じた。記憶の限り、昨年踏破した上越線の土樽駅~土合の区間(3泊4日で対応)に次いで2番目に長い区間であった。

※日南海岸国定公園

⑤日南線で、三つプロ野球球団のPRした駅舎を目にする。南郷駅:西武、油津駅:広島、木花駅:巨人

⑥指宿枕崎線(指宿~枕崎)では椅子を備えていない駅が多々あった。まるでバス停のような駅であった。(御領駅、石垣駅など)

※石垣駅

⑦ダイヤ数(少ない駅では一日5~6便)が少ないので、早朝からの歩きを余儀なくされた。また、帰りの時間に追われる歩きを余儀なくされた。

※開聞駅のダイヤ

➇駅員のいない駅が大半であった。ワンマンカーのため、運転手が精算業務も担当していた。

➈日南線に特急(海幸山幸)が1日2往復(宮崎~南郷:営業キロ55.6㎞)あるには驚いた。運よく、日南線踏破を記念にして、田吉~南宮崎~宮崎の区間に関し、特急料金を支払うことなく普通料金で特急に乗車できる。

※JR職員横山さん(パンプレットに登場)に特急”海幸山幸”を背景にして撮って頂く

⑩二つメイクドラマに遭遇する。ひとつは、時刻表の運休日を読み間違える。このため、2時間51分待ち時間が生じる。結果、5㎞位先に進み、明日の充電器フォロー対策に大きな援軍となる。二つ目は、スマホ・デジカメ・ウォークマンの充電器紛失事件に遭遇。スマホのフォローは容易に対処できたが、デジカメのフォローには全力投球で対処。この充電器が入手できないと日南線でデジカメによる撮影ができなくなるため。紛失発覚後、頭の中が真っ白となる。色々な努力が功を奏し、鹿児島中央駅に隣接したビックカメラでやっとリカバリーできホッとする。これらの充電器を購入後、今朝チェックアウトしたホテルから「ベッドの下にありました。直払いで郵送します」の連絡が入る。感謝感激で一杯となる。”灯台下暗し”の諺がピッタリの場面だった。手遅れとなったが、紛失事件が解決しホッとする。

⑪ラッキーにも3点セットが功を奏し、歩きの行程でカッシーチラシを配布する機会に恵まれる。20箇所位はあっただろうか。これまでの新記録かも知れない。

※枕崎の瑞穂寿しでも

また、大学時代の友人山下盛幸氏と8カ月振りに旧交を温めることができる。(宮崎で3回目)

⑫我が国の鉄道網は日本の誇りであると改めて痛感。人間の体に例えると毛細血管のようなもの。単純に採算計算ではNGと・・・。

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