奥羽本線踏破!!有言実行なる

投稿日:2023年06月19日

2023年6月14日(水)から5泊6日の奥羽本線仕上げの旅、当初の通り歩きを終え、奥羽本線(青森~弘前~大館~東能代~秋田~大曲~横手~湯沢~新庄~天童~山形~米沢~福島:総営業キロ:484.5㎞)の踏破が通算5回目の旅で完成する。そのうち、今回の旅は、新庄~天童(48.2㎞)と米沢~福島(40.1㎞)の鉄道つたい歩きで、全駅舎立ち寄りに成功する。

福島駅西口 17:52

これで通算営業キロは、1万4千721km(活動日数727日、日本の鉄道の53.1%、地球円周の36.8%)となり、当面の目標の1万5千キロまで279㎞迫る。同時に”日本横断鉄道つたい歩き”PDF読本シリーズの第29編(奥羽本線)が執筆できる環境となる。

6月18日(日)カツ酒場”ふじまる”で祝杯

米沢から福島の区間は、これまで23年間の歩きで、最も難しい区間だった。板谷~峠~大沢の区間は、熊の出没の恐れがあり、笛を吹きながら歩いた。また、大沢駅手間でナビ情報で通行止めのマークがあり、安全と環境確認のため、山形駅前の交番から助言を頂き、山形置賜(おいたま)総合支庁に問い合わせることにした。加えて、板谷から庭坂の区間は14.3㎞もあり、山また山のため、10km位大きく迂回を余儀なくされた。このため、路に迷う場面に遭遇した。

上記以外に今回の旅で特筆すべき事項は次の通り。

①6月15日(木)、新庄から舟形に向かう際、山形方面ではなく湯沢方面に向かう歩きとなった。このため50分位ロスタイムが生じる。このようなスタート場面での錯覚は、これまでの歩きで何回も経験済である。

②宗谷本線踏破以来、久し振りに笛を吹く場面に遭遇した。

③新庄から大石田までの歩きを終え、大石田駅から山形駅に向かう2両編成の車両内でフコク生命時代の同期と遭遇する。他人の空似と思い互いに確認しなかったが、山形駅構内の”さくらんぼ売り場前”で再度会う。勇気を出し、「山田君?」と声をかける機会を得る。「そうだよ。ゴルフの帰り、これから新幹線で仙台に向かう。君は歩きか。時間がないのでゆっくり話ができずゴメン」と。世間は狭いと痛感する。山田氏には宗谷本線の踏破の際、かつて旭川支社長の経験があり、道筋など色々教えて頂いたことを思い出し懐かしくなる。

④大石田駅から袖崎駅にかけて大雨に遭遇する。事前に用意したカッパが功を奏す。

⑤峠駅から板谷駅に向かう際、猿の群れに遭遇。笛を吹き、猿の群れを遠ざける。

⑥峠駅のホームで峠の合格”力餅”(1,000円)の売る場面に遭遇する。

※峠駅

⑦板谷駅、峠駅、大沢駅でスイッチバック遺構をはじめ、旧駅舎、ホーム、線路、駅名標、危険庫などに遭遇する。板谷駅で横浜・千葉からやってきた乗り鉄・乗り鉄ファンと出会う。

※板谷駅

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